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【RIZIN】MMA3試合が追加。貴賢神vs.稲田将、大雅vs.栗秋祥梧、芦田崇宏vs.直樹=7月27日(日)『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』

2025/07/09 20:07
 2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ(スタジアムバージョン)で開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の「追加対戦カード発表記者会見」が7月9日(水)20時より、RIZIN FF公式YouTubeチャンネルにてLIVE配信された。 【写真】RISEの直樹は5月のDEEPでMMAデビュー。SBの奥山貴大に1R KO勝ち。対する芦田崇宏は3月DEEPで水野新太に1R TKO負け。  すでに15カードが発表済みの同大会で、さらに「喧嘩三番勝負」として下記3カードが発表された。 【喧嘩三番勝負】 ▼RIZIN MMAルール ヘビー級(120.0kg)5分3R貴賢神(フリー)稲田 将(KING CONNECTION) 貴賢神Takakenshin1997年5月13日、栃木県出身。身長:190cm、リーチ:195.5cm(77inc)、体重:120.0kg、所属:フリー スダリオ剛の双子の弟。少年時代より空手やキックボクシングを習い空手では県大会2位の成績を残す。中学時代はバスケットボール部に所属し、茨城県大会で優勝、全国3位の実績を残し強豪高校からのスカウトも受けるが、家計の厳しさもあり両親の勧めで卒業と同時に貴乃花部屋に兄とともに入門。13年3月に初土俵を踏むと、17年の5月場所で新十両に昇進。18年3月には史上初の双子の関取誕生と話題になる。しかし21年7月に不祥事を起こし相撲界を引退。大晦日のリングで、総合格闘家転身を発表した。MMAデビュー戦となった22年4月のRIZINで関根“シュレック”秀樹にTKO負けでMMAの厳しさを教わった。その後カルリ・ギブレイン、荒東“怪獣キラー”英貴にTKO負けでRIZINデビュー以来3連敗に。24年3月、背水の陣で臨んだコーディー・ジェラベック戦では1R右ストレートを当てると一気に左右ラッシュをかけ2分58秒TKOで念願の初勝利を果たした。大晦日、話題のニューカマー、エドポロキングと対戦。テイクダウンを狙うも顔面ヒザを効かされ、連打を浴び1R TKO負けを喫した。今回、国内で勝ち星を積んできたフィニッシャーの稲田を返り討ちにし、華々しい再スタートを切りたい。 ◆稲田 将Masashi Inada1989年6月22日、愛知県出身身長:184cm、体重:120.0kg、所属:KING CONNECTION 柔道で培った技術をベースとして、常にKO、一本を狙いに行くアグレッシブファイター。ヤンチャな小学生時代、力の発散の矛先を探していたところ、クラスの子に誘われ9歳より柔道を始めMMAを始める32歳まで経験。高校で全国ベスト8、大学では東海大会優勝、全国ベスト16、実業団時代には愛知県優勝、全国ベスト8の成績を残した。学生時代にはアマチュアでMMAの試合も経験し、4戦全勝(KO3、一本1)。コロナ禍、同じ会社で柔道時代のライバルであるANIMAL ☆KOJI に誘われ、MMA転向。22年5月、DEEPでのプロデビュー戦を1R KO勝利で飾る。2戦目で元王者水野竜也と対戦するチャンスを得たが1RTKO負けでプロの洗礼を受けた。2連勝後の24年4月、韓国でBlack Combatに参戦したが、キム・ミョンファンにKO負け。11月、地元の愛知で開催されたRIZINに初参戦。佐々木克義をタップアウトすると、続く25年6月のDEEPではステファン“スマッシュ”を極め、2試合連続1Rアームバーでフィニッシュ勝利を挙げている。現在プロ7戦中5勝は2つのKOと3つの一本勝利で2敗はTKO負けと、勝っても負けてもフィニッシュ決着となっている。貴賢神を相手に豪快なフィニッシュ勝利を挙げ、RIZINのヘビー級戦線にアピールしたい。 [nextpage] MMA2戦目の大雅vsUNLIMITEDからMMA本格参戦の栗秋 ▼RIZIN MMAルール 62.0kg契約 5分3R大雅(TRY HARD GYM/リバーサル横浜グランドスラム)栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺) ◆大雅Taiga1996年8月14日、神奈川県出身身長:166cm、リーチ:168cm (66inc)、体重:62.0kg所属:TRY HARD GYM/リバーサル横浜グランドスラム 元K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者。“魔裟斗二世”として注目を浴びた兄・HIROYAの影響と魔裟斗への憧れから、幼少期よりキックボクサーになると決意。12年11月、16歳でプロデビュー。13年にKrush YOUTH GP 2013 55kgトーナメント優勝、16年にはK-1 WORLD GP 2016 -60kg日本代表決定トーナメント優勝。17年2月、卜部弘嵩に判定勝利でK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級第3代王者に輝く。18年9月よりRIZIN参戦。2連敗後の19年7月、町田光を判定で下し復活を遂げるも、10月そして大晦日、白鳥大珠を相手に連戦連敗。20年8月には原口健飛に1R TKO負けを喫した。その後、連勝を経てRISE参戦。21年7月に中村寛に判定負けも、11月に梅野源治に大差判定勝利を上げ完全に本調子に戻ると、22年3月、7月のRIZINで2連勝、さらにRISEで奥平将太、新田宗一朗、常陸飛雄馬に勝利、パリでも白星を飾った。4連勝でRISEスーパー・フェザー級絶対王者チャンヒョン・リーに挑戦すると、終始試合の主導権を握り判定勝利で第6代王者に輝き、K-1との2団体制覇を達成。24年大晦日、キックボクシングで6連勝中の最中にMMAデビューを果たすと、同じくMMAデビュー戦の梅野源治を相手に判定負けを喫した。2戦目で再び立技からの刺客を迎える今回、栗秋をマットに沈めMMA初白星を飾りたい。 ◆栗秋祥梧Shogo Kuriaki1995年4月23日、大分県出身身長:170cm、リーチ:168cm (66inc)、体重:62.0kg所属:クロスポイント吉祥寺 天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、ここ一番で決める飛び膝蹴りは、一撃必倒の切れと破壊力を秘めている。9歳の時にテレビで魔裟斗vs.ブアカーオを見てブアカーオの強さに惹かれキックボクシングジムに入門。11年8月に16歳でプロデビューしたが17歳の時にブアカーオのようにムエタイをやりたいとジムを退会。その後は兄とのマンツーマン練習を積みゲリラ的に大会に出場。2年間で九州5冠王となる。18年10月、上京。KNOCK OUTで戦績を積む折、22年10月に地元九州でRIZINデビュー。23年9月には元Krush王者の玖村修平を1R KOし評価を上げたが、24年2月に初参戦のONEで判定負け、4月にはSBの舞台で山田彪太朗に判定負けで連敗に。6月、グラウンドの打撃が許される"究極打撃格闘技"KNOCK OUT-UNLIMITEDルールで中村優作を1R KO。10月にはチュームーシーフーを延長戦で破りKNOCK OUT-BLACKフェザー級王座獲得。12月にカルロス・モタに判定負けを喫したもののUNLIMITEDルールに強く惹かれ、BLACKフェザー級王座を返上し今年6月に倉本一真とのUNLIMITEDスーパーフェザー級王座決定戦に臨んだ。しかし”投神”のグラウンド能力に屈し、初代王座獲得とはならなかった。再起戦となる今回、キックからの転向2戦目となる大雅をKOし、MMAの世界で新たなスタートを切るつもりだ。 [nextpage] MMAベテラン芦田崇宏がMMA2戦目のRISE直樹と対戦 ▼RIZIN MMAルール 68.0kg 5分3R芦田崇宏(BRAVE)直樹(FIGHTER'S FLOW) 芦田崇宏Takahiro Ashida1989年8月29日、埼玉県出身身長:174cm、リーチ:68.0kg 177.5cm (70inc)、体重:66.0kg所属:BRAVE 中学生の時にPRIDEを見て総合格闘家を目指す。柔道、ボクシングとレスリングを経験、ボクシングでは国体、インターハイ出場。10年10月、DEEPでプロデビューすると7連勝を挙げる活躍を見せる。14年8月のREBEL FCではミゲール・トーレスと互角に戦い実力を示した。PXCライト級王座戦を含めて様々な団体を経験し、17年5月に3年ぶりにDEEPに凱旋すると12月にはDEEPフェザー級王座奪取し3連勝。しかし18年6月に弥益ドミネーター聡志に一本負け。10月にベルトを懸けた再戦で判定負けし王座陥落。19年末、キックルールでRIZIN初参戦。平本蓮の強烈な打撃で1Rに3ノックダウンTKO負けを喫した。20年9月、萩原京平にキャリアの差を見せつけ勝利。2連敗から2連勝を経て23年5月、摩嶋一整に一本負けを喫し連勝がストップすると、6月にはSBでイモト・ボルケーノに判定負け、生まれ故郷の佐賀では鈴木博昭にTKO負け、その後も勝ち星に恵まれず迎えた25年3月のDEEPフェザー級GP1回戦ではダークホースの水野新太と対戦。飛び膝、右フックをもらいダウンすると鉄槌を浴び無念の初戦敗退、5連敗となる。崖っぷちの今回、MMA2戦目の直樹を相手に再起戦を勝利し、またRIZINの大舞台でその厳しさを教える。 直樹Naoki1992年6月24日、東京都出身身長:177cm、リーチ:177.5cm (70inc)、体重:68.0kg所属:FIGHTER'S FLOW 5歳の時に昼寝から起きたら兄がやっていた剛柔流空手に強制的に入門させられており、12歳まで経験、全日本大会優勝。18歳よりPRIDEが大好きだった事もあり、MMA選手になろうとパラエストラ葛西に入会。打撃コーチとの出会いからキックボクシングを習い始めたところプロデビュー戦が決まり、中途半端にやめるのはかっこ悪いからと、RISEのチャンピオンを目指す。14年4月のRISEでデビュー。空手仕込みの間合いと瞬発力を武器に活躍し、19年11月 初代スックワンキントーンスーパーライト級王者に。20年10月の-63kgトーナメントでは優勝候補の白鳥大珠に下馬票を覆すTKO勝利を挙げ、準優勝。 21年 1月、秀樹に5R判定勝利で第7代RISEライト級王者に。しかしその後はGLORY での挑戦を含めて連敗を喫し、23年4月の初防衛戦では中村寛に5R判定負けで王座陥落、4連敗に。25年5月のDEEPでMMAデビュー。SB王者で柔道のバックボーンを持つ奥山貴大を相手に1R ジャブを効かせ、たたみかけると最後は右ストレートを突き刺し僅か1分48秒でのKO勝利を挙げている。レスリングと打撃をMMAに落とし込んだベテランの芦田を早期フィニッシュし、RIZINのMMAストライカーの中で一気に名前を上げるつもりだ。 [nextpage] 『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』既報カード 7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ11:00開場(予定)/13:00開始(予定)※選手名からコメント ▼RIZINバンタム級(61.0kg)タイトルマッチ 5分3R井上直樹(Kill Cliff FC)福田龍彌(MIBURO) ▼RIZINスーパーアトム級(49.0kg)タイトルマッチ 5分3R伊澤星花(JAPAN TOP TEAM)シン・ユジン(韓国/Bon Jiujitsu Songtan) ▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)朝倉未来(JAPAN TOP TEAM) ▼RIZINライト級(71.0kg)5分3Rパトリッキー・ピットブル・フレイレ(ブラジル)野村駿太(BRAVE) ▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)YA-MAN(TARGET SHIBUYA) ▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)秋元強真(JAPAN TOP TEAM) ▼RIZIN女子スーパーアトム級(49.0kg)5分3R須田萌里(SCORPION GYM)NOEL(DELIGHTWORKS) ▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3Rヤン・ジヨン(韓国)安藤達也(日本) ◆RIZIN WORLD GP 2025 フライ級(57.0kg)トーナメント組み合わせ&相関表 ▼GP第1試合元谷友貴(37勝12敗1NC・35歳)※バンタム級で扇久保にスプリット判定負けヒロヤ(11勝13敗1分1NC・24歳)※伊藤にスプリット判定負け ▼GP第2試合ホセ・トーレス(13勝4敗1分・32歳)※神龍にスプリット判定勝ち扇久保博正(27勝8敗2分・38歳)※神龍、ズールー、元谷に勝利 ▼GP第3試合伊藤裕樹(18勝6敗・28歳)※神龍に判定負け、ヒロヤにスプリット判定勝ち、アーセンに判定負けエンカジムーロ・ズールー(16勝7敗1分・36歳)※堀口に判定負け ▼GP第4試合アリベク・ガジャマトフ(5勝0敗・23歳)※北方にKO勝ち征矢 貴(13勝6敗1分・30歳)※ドッドソンに判定勝ち ▼GP第5試合神龍 誠(19勝4敗1分1NC・24歳)※伊藤に判定勝ち、扇久保に判定負け山本アーセン(5勝7敗・28歳)※伊藤に判定勝ち ▼RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級(120kg)トーナメント準決勝 5分3R上田幹雄(BRAVE)極真会館全世界空手道選手権2019優勝アレクサンダー・ソルダトキン(ドイツ/ロシア)スピットファイヤージム・ベルリン/クロアチアFNC推薦 ▼RIZIN WORLD GP 2025 ヘビー級(120kg)トーナメント準決勝 5分3Rジョゼ・アウグスト(ブラジル)ピットブル・ブラザーズ/米国LFA推薦マレク・サモチュク(ポーランド)ユニーク・ファイトクラブ/ポーランドKSW推薦 【参戦延期】 ▼RIZINフェザー級タイトルマッチ 5分3Rラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)王者TBA(※後日発表)
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