UAEW初参戦の村田は、11勝1敗のシウバと対戦
スクランブル参戦の村田は、柔道&レスリングベース。柔道でテューリンゲン国際大会優勝するなど活躍後、レスリングに転向し、世界ジュニア、アジア選手権の55kg級優勝。2016年4月の『RIZIN.1』でプロMMAデビュー後、2019年11月にInvicta FCストロー級王者に。
UFCでは、2020年11月にランダ・マルコスに判定勝ち。2021年6月に現女子ストロー級6位のヴィルナ・ジャンジローバと対戦も、1Rに腕十字を極められ、2Rに左ストレートを出した際に左ヒジを脱臼し、ドクターストップによるTKO負け。左腕、顎等の負傷から2023年10月に2年4カ月ぶりのオクタゴン復帰でバネッサ・デモポロスに29-28×3の接戦で敗れ、2連敗でUFCをリリースされた。
2024年8月には、巌流島でQUINTET提供試合として、グラップリングで階級上の57kg契約で韓国のジョン・ヒョンソンと対戦。一本背負い、ダブルレッグでテイクダウン。パスガードする村田に、立ち上がる韓国レスリング代表のヒョンソンとトップの奪い合いを制し、優勢勝ちしている。MMA12勝3敗、31歳。
対する29歳のシウバは、ブラジルで6連勝後、2021年のコンテンダーシリーズで判定勝ちも契約ならず。2022年の再挑戦で現UFCのビクトリア・ドゥダコバに判定負けでプロ初黒星を喫したが、その後、KSWで3連勝中の強豪。
11勝(3KO・TKO/4SUB)1敗で、2つのリアネイキドチョークと、ギロチンチョーク、腕十字で極めている。オーソドックス構えで左ジャブは長く左右の蹴りを多用し、相手のテイクダウンにはギロチンスイープを合わせてトップ。スクランブルで立つより、下からも極めにこだわるため、レスリングに加え柔術の進化を見せる村田としてはポジションを譲らず、トップで上回りたい、UAEWでの再起戦だ。
緊急参戦決定に、村田は「急遽今月に海外でのMMAの試合が決まりました。少し短い期間の調整ですが、これまでの練習の成果を出せるように頑張ります。日本を出発までもう時間がありませんが、パンツに載せるロゴスポンサーを募集させていただきたいと思います。一緒に戦っていただけるスポンサーの方、もし気になる方がいらっしゃいましたら、今週木曜までにDMしていただけたら嬉しいです」とインスタグラムに記している。



