MMA
レポート

【KROSS×OVER】渋谷カズキが武田寛生にヒール極めて初代フライ級の王座戴冠。鬼神光司がJセロウ若林に判定勝ち。夏目竜雅と若原聖は死闘ドロー

2025/07/06 22:07

▼第11試合MMA PARTセミファイナル KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分3R
〇鬼神光司(CAVE)
[判定3-0] ※30-27×3
×Jセロウ若林(SAI-GYM)

 1R、サウスポーで半身に構える若林に対し、鬼神が的確に右ストレートやインローを放っていく。フックで飛び込んだ鬼神がケージに押し込むもブレイクがかかる。今度はシングルレッグで押し込む若林だがテイクダウンは取れず逆にケージを背負ってしまう。それを嫌った若林はフロントチョークで引き込むが、鬼神はケージを上手く使い極めさせない。

 2R、ケージに押し込み膝蹴りと細かいパンチで攻める鬼神だが、若林は膝十字を仕掛けながら引き込み、そのままヒールフックを仕掛けていく。鬼神はそれを凌ぐが、若林は流れの中で上のポジションを奪うことに成功する。しかし鬼神はすぐに立ち上がると、ケージ際で組み合う両者。そして若林は再び引き込みながらフロントチョークを仕掛けるが、鬼神はサイドボジションに移行し、そのままラウンドを終える。

 3R、しがみつくようなシングルレッグでケージに押し込む若林のしつこい組み付きに、更にしつこいスクランブルの攻防で結果的にトップからサイドを奪ったのは鬼神。鬼神が肘打ちを有効に使いダメージを蓄積させていったところで試合終了。ケージレスリング力の差を見せつけた鬼神がフルマークの判定勝ちを収めた。

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