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【RIZIN】神龍誠と伊藤裕樹が舌戦「雑魚!お前、弱すぎだろ。出てくるな」、扇久保博正は「塩になったとしても極上の塩」、征矢貴「ガジャマトフをKOしに行きたい」

2025/07/01 21:07

真のジャッジはファン



――榊原代表、今日この組み合わせが決まって改めて思ったことと、今日の抽選会で印象に残ったことがあれば教えてください。

榊原「プロモーター目線で考えた時に、自分だったらこの5試合は組まないなっていう。本当に運命に託すっていうかね。選手の選択含めて時の流れというか、いろんなものがある中で、僕らの意図的なものではないもので出来上がったものを本当に楽しめたらいいかなと思います。

 それぞれの選手がそれぞれの思いでこのカードに導かれたんたと思うので。グランプリ全体が熱がある、凄まじいものになるというワクワクと期待感があるな、と。与えられたものではない、自らの選択によって導かれたこの1回戦をプロモーターとしても最高にブームアップしてみんなに届けたいなと。腕が鳴るって感じです」



――勝ち上がった選手5人のうち、1人がリザーブに回るということですけれど、ファン投票でそれを決定するにあたって、単純にファン投票になって試合内容は塩試合であっても進めてしまう状況になるのでは?

榊原「そういう可能性もあるんじゃないですか。試合の中の判定になった時の勝ち負けは、3人のジャッジが決めるんですけれど、最終的に本当に真のジャッジはファンなので、僕らが作り出すものはね。それはプロモーターとしてもファンに良かったって言ってもらえるものを選手と共に作り出せるのか。

 それも含めてファンの意向にとにかく寄り添いたいと思っているし、ファンが求める、ファンがこのマッチメイクに参加できるって、そんな団体ないと思うので、みんなが決めたもので、2回戦を最高の5人が決まったところで求めるものを作り出せたらなと思っています。

 その中には当然、有識者とかいろんな方々にも関わってもらって、最終どういう形のメンバーで抽選会に臨んでもらうのか、それは決まり次第またアナウンスさせていただきますけれど、とってもユニークなシステムがこういう形で作り出せたので、ファンと共に楽しめたらいいなと思っています」

――ホセ・トーレス選手に、改めて扇久保選手が指名した時の気持ちと、扇久保選手の印象を。

トーレス「正直言えば、やっぱり実力者同士の試合は決勝にとっておくべきだと心から思っていました。おそらくこの試合に勝った方が優勝するんじゃないかなと思っています。自分としては急なオファーだったので、扇久保選手との試合は避けたかったっていうのが正直な気持ちですが、もう決まったものは仕方がない。最高にレベルの高い試合を一番最初に見せたいと思います」

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