2019年10月22日(火・祝)東京・後楽園ホール『DEEP 92 IMPACT』にて、小見川道大(NEO JUDO ACADEMY)vs毛利昭彦(毛利道場)の“ベテラン対決”が行われる。
小見川は柔道出身で2005年5月にプロデビュー。近年は『巌流島』で道衣あり、『QUINTET』でノーギグラップリングなどMMA以外を主戦場にしてきた小見川だが、2019年6月に約3年半ぶりとなる『DEEP』に参戦し、実力者オーロラ☆ユーキを相手に変形肩固めを極めるなど、独自のグラップリングを発展させている。今回はMMA復帰2戦目。
小見川がユーキ戦で見せた変形肩固め 毛利はレスリング出身で2003年2月にプロデビュー。戦国武将・毛利元就の末裔であることが話題となり、『HERO'S』や『戦極』などのビッグイベントにも参戦した。2016年に巌流島で2戦2勝の戦績をあげ、MMAは2018年7月のプロ修斗・闘裸男での武田飛翔戦でのTKO勝ち以来、1年3カ月振りの試合となる。
小見川は毛利のことを「正直 よく分かりません。同じ年、44歳選手ですね」と対戦相手にはあまり興味がない様子。試合への意気込みを聞かれると「またカッチョいい小見川道大になれるので興奮してます」と、前回に続いて試合でカッコいい姿を見せるという。
将来の夢には「道場を経営しているので、柔道、そして格闘技を通じて将来社会貢献できる人間、世界で活躍できる人間を育てたい」と、指導者としての目標を掲げた。
対する毛利は小見川を「柔道ベースでありながら倒す打撃も持っている。実力も実績も申し分ない選手だと思います」と評し、「長いキャリアの中で得てきたものをこの試合で出せたら良いと思います。彼にも培ってきたものや守るものがあると思うから、面白い試合になると思います。地元で応援してくれてる人たちのためにも勝ちます」と、ベテランならではの味わい深い試合になると予測。
そして「一選手としての成長はもちろんですが、地方の選手育成や格闘技の発展のためにも、生涯闘い続ける気持ちです」と、地方の格闘技界の活性化に尽力したいと話した。