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【K-1】「端から女子の試合は面白くないとひとまとめにされるのがムカつく」女王SAHOがONEタイトルコンテンダーの挑戦を受け初防衛戦

2025/06/17 18:06
 2025年7月13日(日)福岡・マリンメッセ福岡B館『K-1 DONTAKU』の追加対戦カードが、6月17日(火)都内にて行われた記者会見で発表された。  先に発表されていたK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、ララ・フェルナンデス(スペイン/Lone Wolf Fight Team)の挑戦を受けての初防衛戦を行う王者SAHO(闘神塾)が会見に出席。  SAHOは、超攻撃的なファイトスタイルでデビュー当初から注目を集め、キック・ムエタイルールでは4本のベルトを巻く。2021年12月からK-1に参戦。2022年6月、K-1女子大会でジェシンタ・オースティンと対戦し激しい打ち合いを展開するもダウンを奪われて敗北したが、その後は3連勝。2024年3月、アントニア・プリフティに挑戦して判定勝ちでK-1女子フライ級王座を奪取した。10月にはエリヴァン・バルトに判定勝ち、2025年2月はホームのNJKFでダンコンファーに判定勝ちした。戦績は19勝(1KO)2敗。  フェルナンデスはWBCムエタイ世界フライ級(-50.8kg)王座、ISKA世界スーパーフェザー級(-59kg)王座、ISKAムエタイ・インターコンチネンタルスーパーフライ級(-53.5kg)王座、FEKMスペイン-53kg王座と数々のタイトルを獲得してきたスペインのムエタイ戦士。14歳からキックボクシングを始め、強烈な左ミドルキック、リーチを活かした右のパンチの強打を持つ。  2022年7月に『ONE』に初参戦し、ONE暫定アトム級ムエタイ世界王座決定戦でジャネット・トッドに敗北も、2戦目でダオコンファー・バンチャメークから判定勝ちを収めた。その後、3連敗を喫したが相手はペッディージャー、アンナ・ジャルーンサック、ユー・ヨウ・プイとONEのトップクラスばかり。今回のK-1初参戦でSAHOの王座と再起を狙う。  SAHOは「初防衛戦ですが、ほんまに勝負はここからだと思うのでしっかり防衛してベルトの価値を高めていこうと思います」と意気込んだ。 <質疑応答> ――対戦相手の印象は? 「相手は外国人なので手足が長い印象。それ以外は怖いものはないです」 ――初防衛戦への想いは? 「自分の中ではタイトルマッチでベルトを巻いた時に、まぐれとか運が良かったとか、強いなとか周りの印象はそれぞれやったと思うんですよ。ここから1回防衛することによって強い王者やなとか、これからK-1女子の本物王者やなって認められるので。タイトルを獲るのは、挑む側は失う物がないので獲りやすいと言えば獲りやすい。でも王者になってからはプレッシャーとかがあるのでなかなか難しいので、その中で勝ってこそ周りに認められると思っているので、この防衛戦はほんまに大事やと思ってます。守るのはもちろんだし、挑む気持ちでやろうと思っています」 ――海外の選手と連戦してきて思ったことは? 「自分のスタイルはガムシャラに行くスタイルだったんですけれど、(ネットに)試合映像が上がってきているので分析されているので、1試合1試合スタイルを変えていかないとヤバいなっていうのがありました。それで出稽古で自分のスタイルにプラスして新しい技術を身に着けようと思っています」 ――出稽古はどちらへ? 「朝久道場に活かせてもらって、身長が高いっていうのと手足が長いっていうのと、技の引き出しがいっぱいあって勉強になりました。あとはWIZARDキックボクシングジムで対人の練習をさせてもらいました。男子の選手とやっていたら試合はラクになるかなってイメージで。技術面で勉強になることがあったし、精神的に気持ちの持って行き方も教えてもらったので、いい試合が出来ると思っています」 ――これからのK-1女子をどういう世界に作り上げていきたい? 「ずば抜けて自分が一番強いのをみんなに知ってもらいたい。女子の試合は面白くないとかつまらないと思われていると思うので、それを変えたいですね」 ――女子はつまらないとかそういう風に言われてる逆風は感じる? 「やっぱりムカつくので。端から女子の試合は面白くないとひとまとめにされるのが嫌い。でもそう思われるのは仕方ないことなので、試合で魅せてナンボだと思っているのでしっかり魅せて勝ちます」 ――相手はONEの世界王座決定戦に出ている選手で、ONEのトップクラスと軒並み対戦してる。そこは意識する? 「意識するし、試合数も相手の方が多いので経験はあるんかなと思うけれど、自分の中では誰が来ても怖いとか負けると思ったことがないので。今回も同じで映像を観ても負ける気がしないし、当然勝つと思っています」
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