Krush.1832025年12月19日(金)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント第2試合 第5代Krushフライ級王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R×安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード/第3代DEEP☆KICK -51kg王者)KO 3R 1分24秒 ※右フック〇上遠野寧吾(POWER OF DREAM)※上遠野が第5代王座に就く。
上遠野はKrushに2024年8月から参戦。8月の1回戦で東虎之介に延長Rで判定勝ち、10月の準決勝では海凪を初回KOに沈めた。戦績は6勝(4KO)無敗。
安尾は第3代DEEP☆KICK -51kg王者。2022年7月からKrushに参戦し、2024年7月には第3代Krushフライ級王者の悠斗をKOしている。8月の1回戦で渡部蕾を3RでKO、10月の準決勝では大久保世璃に判定勝ち。戦績は9勝(5KO)3敗(Krushでは6勝3敗)。
1R、安尾が左ミドルから右ストレート、ジャブを伸ばす。サウスポーの上遠野は左ミドルハイで距離をとるが、安尾は左へ動きながら右ミドルを蹴る。上遠野は左ボディ。安尾がジャブからの右ストレートでダウンを奪う。どんどん前へ出る安尾は速いテンポで攻撃を繰り出し、上遠野は左ストレート、左ミドルを放つ。
2R、上遠野は右へ回り込みながらジャブを打つが、安尾はすぐに左へ動いて右のボディを連打。上遠野が左ボディから左三日月。動きが止まった安尾に左フックを見舞う。再び左三日月を突き刺す上遠野。安尾は前後にステップを踏むが、上遠野の左ボディをもらう。ジャブを連打する安尾に上遠野は左ストレート。再びテンポを上げて前へ出る安尾に上遠野は左ミドル。
3Rが始まると同時に前へ出る安尾。上遠野は下がりながらも右アッパー、左フックで迎え撃つ。前へ出る安尾にジャブ、右フックを当てていく上遠野に安尾も左フックを繰り出す。安尾が上遠野をコーナーへ追い込み、上遠野の左ストレートを右へヘッドスリップしてかわした安尾が右を打ち返そうとしたところに、上遠野が右フック。安尾が前に倒れ、レフェリーが即座にストップ。上遠野の逆転KO勝ちとなった。
涙を流す上遠野にベルトが巻かれ、「対戦してくれた安尾選手、いつもサポートしてくれたお父さん、お母さんありがとうございました。そして小さい頃から愛を持って厳しく育ててくれた古川会長ありがとうございます。応援に来てくれたみんな、ありがとうございました。これから僕も王者としてKrushを盛り上げていけるようにもっと頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします」と語った。
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▼ダブルメインイベント第1試合 第11代Krushウェルター級王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R×大石昌輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)判定0-3 ※27-30×3〇齋藤紘也(K-1ジム川口ブルードラゴン)※齋藤が第11代王座に就く。
齋藤は2020年9月からK-1 GROUPに参戦し、3連勝後に塚本拓真に敗れ初黒星。2023年6月にBigbangで安保璃紅を破り、2024年3月にはRISEとの対抗戦で田中佑樹をKOした。2024年9月には佐々木大蔵に挑んだが判定負け。2025年7月、大石昌輝にTKO勝利した。準決勝では“DARUMA”健太に判定勝ち。戦績は10勝(6KO)2敗。
フルコンタクト空手界で活躍した大石は4歳で空手を始めジュニア時代から頭角を表し、中学・高校と数々の大会で優勝。2015年から2017年までJKJO全日本一般重量級では3連覇を達成。フルコンタクト空手の統一大会であるJFKO全日本選手権大会でも上位に進出している。空手時代は内廻し蹴りを得意に。2023年3月のKrushでデビューし、3戦目でブハリ亜輝留に判定負けで初黒星。2025年4月、“DARUMA” 健太に判定2-0で勝利して再起を飾ったのもつかの間、7月に齋藤紘也にTKO負け。準決勝では山際和希に判定勝ち。4勝(2KO)2敗。
1R、齋藤が距離を詰めて左右の連打、大石は右カーフと左インローを蹴るが、齋藤が頭をくっつけるような接近戦を仕掛ける。大石は離れると左内廻し蹴りを放つが、すぐに齋藤がパンチを出しながら距離を詰めてショートアッパーを突き上げる。大石に蹴りの大技を出させない作戦の齋藤が連打、大石もワンツーで応戦するがクリンチになってしまう。
2Rも前に出る齋藤に大石が右フックで迎え撃つが、もみ合いでクリンチになってしまう。互いにパンチを繰り出すもすぐにクリンチになり、ブレイクに。齋藤は大石をロープに押し付けて右ショートアッパーを連発。クリンチでヒザを突き刺す齋藤。至近距離でもパンチを出し、ヒザを突き刺す齋藤に対し、押し返すしか出来ない大石は首をひねる。
3Rも押していく齋藤が左右の連打とヒザ蹴り、ロープに押し込まれる大石は何もできない状態が続く。もみ合いの中、右ショートアッパーとヒザを当てる齋藤。最後までもみ合う中、左右ローで攻撃を出すのは齋藤だ。
齋藤が作戦勝ち、フルマークの判定で新王座に就いた。
齋藤はマイクを持つと「変な試合してしまってすいません。今年2月から移籍して代表と今年中にベルト獲るって約束して、練習がない日も自分を鼓舞して今日までベルト獲るって気持ちでやってきました。ありがとうございます」と想いを語った。
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▼第7試合 -64kg契約 3分3R延長1R〇天野颯大(キング・ムエ)延長R 判定3-0 ※10-9×3×バズーカ巧樹(菅原道場/BRAID/初代KNOCK OUT-REDスーパーライト級王者)※本戦の判定は29-30、30-30、29-29。
KNOCK OUTの主力選手であるバズーカ巧樹が2018年11月以来、約7年ぶりにKrush参戦。
天野はK-1甲子園2021で-60kg優勝を飾り、2021年11月にプロデビュー。2025年2月の「Krushライト級GP」では1回戦で児玉兼慎を延長判定で撃破。準決勝は古宮晴に判定負けで3位となった。5月のK-1ではレオナ・ぺタスとスーパーフェザー級(60㎏)で対戦予定であったが計量をクリアできず、当日再計量65㎏で試合は行ったものの1RでKO負け。3カ月間の出場停止処分に。
一時は引退もほのめかしていたが、あらためて戦線復帰を決意。9月の『MuayThai Super Fight』でムエタイルールに挑みK-1で与座優貴と対戦しているエークモンコンから判定勝ちした。今回はライト級リミットより1.5kg重い契約体重で“禊”の試合に臨む。
バズーカは2020年8月にKNOCK OUT-BLACKライト級王座を奪取。2021年10月にはWMAF世界スーパーライト級王座決定戦で勝利し、2023年9月にはKNOCK OUT-REDスーパーライト級王者となって二階級制覇・三冠王を達成した。2024年3月の『ONE Friday Fights 54』ではノンタキットに判定負け、6月に中島玲にTKO負け、12月はUNLIMITEDルールで大沢文也に判定負けと連敗していたが、2025年5月に武内晴信に初回KO勝ちして再起。戦績は31勝(13KO)12敗3分。
1R、じりじりと前に出てくる天野にバズーカは下がりながらジャブ、右ロー、前蹴り、後ろ蹴り。天野が右ローを蹴るとすぐに右ローを蹴り返す。左ミドルと回り込みで距離をとるバズーカ。天野はなかなか距離を詰められない展開が続くが、ジャブでバズーカのバランスを崩す。天野の右カーフにバズーカはジャブ、捕まえると浴びせ倒すラフファイト。
2R、足払いのようなローで天野を2度転倒させるバズーカだが、天野はどんどん前へ出る。ジャブから左右フックの天野、バズーカは回り込みながら右ストレート。そして得意のバックハンドブローを当てる。ジャブと左ミドルで距離をとるバズーカをムエタイの崩しでコカす天野。左ボディ、右カーフを打つ天野にバズーカはスイッチを繰り返してバックハンドブローを当てる。
右カーフ&左ローを蹴る天野は左ミドルも。ジャブを突き続けて前蹴りでも距離をとるバズーカがワンツー。天野が前へ来るとバズーカはワンツーから右ハイを放つ。
3R、ワンツーからの右カーフで前へ出る天野に、バズーカは右ミドルに後ろ蹴り。右ミドルを当ててさっと離れるバズーカ。ワンツーから右ローの天野に左ハイを返すバズーカ。さらにジャブを当てる。さがるバズーカだが、天野のパンチをブロックして左ハイ。
前へ出て攻める天野の打ち終わりを狙っていくバズーカ。ジャブでアウトボクシングするバズーカが左ミドル、左ハイ。天野はどんどん前へ出ていくがバズーカは打ち合いに付き合わず、当てては離れる徹底したアウトボクシング。
判定はドローとなり、延長戦へ。バズーカはジャブを突き、離れ際に左ハイ。天野は前へ出てジャブからの右カーフ、ワンツーからの左ロー。天野の左フックがヒット。バズーカは下がりながらジャブを突くが、印象が悪いか。バズーカはワンツーも天野のボディをもらう。ジャブを2発強く当てたバズーカだが、天野は飛びヒザから前へ出てワンツーと右ロー。攻めの姿勢を見せる天野は“来いよ”とノーガードで挑発。
判定3-0で天野がKNOCK OUTの主力選手であるバズーカを破った。
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▼第6試合 Krushライト級 3分3R延長1R―昇也(士魂村上塾/第4代Bigbangスーパーライト級王者)無効試合―KOTARO(RICE GATE)
昇也は、2019年12月の王座決定戦で勝利して第4代Bigbangスーパーライト級王者に。その後はKrushにも定期参戦し、2025年2月はKrushライト級ワンデートーナメントに出場して一回戦で伊藤健人からKO勝ち、準決勝で西京佑馬と激闘を展開した。8月のBigbangではポッシブルKに判定負け。戦績は23勝(9KO)14敗。
KOTAROは今回がKrush初参戦で戦績は8勝(6KO)4敗。 昇也は前日計量で800gオーバー。これを受け、Krush実行委員会で両サイドと協議した結果、以下の形にて双方合意の上、試合は実施されることとなった。①第1R、昇也は減点1から試合開始。②グローブハンデとして、KOTAROが8オンス、昇也が10オンスのグローブを使用する(本来は双方とも8オンス)。③昇也はファイトマネーから20%没収となり、そのままKOTAROに支払われる。④この試合においてKOTAROが勝利した場合のみ公式記録となる。(※それ以外の場合はすべて無効試合)
1R、前に出て打ち合いに行く昇也は左フック空振りからのバックハンドブロー。手数は昇也が多いが、KOTAROも右フックやジャブ、前蹴りを当てる。コーナーへ詰めて左ボディを打つ昇也に、KOTAROはすぐに回り込んで右を打つ。
2R、KOTAROは二段飛び蹴りを繰り出し、すぐの前蹴りで昇也を下がらせる。しかし、すぐ前へ出る昇也が下がるKOTAROへ左フックからの左ハイキック一閃。昇也はすぐに四方へ向かって土下座した。
規定により、この試合は無効試合となる。
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▼第5試合 Krushライト級 3分3R延長1R〇瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/第6代Krushライト級王者)判定3-0 ※29-27×3×歩夢(BLAITE/第2代KPKBライト級王者)
瓦田は伸びのある右ストレートを武器にアグレッシブなファイトスタイルでデビューから5連勝。2021年7月・9月の「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」で優勝し、王座に就いた。2019年12月から8連勝と快進撃を続けていたが、2022年2月のK-1で篠原悠人に判定で敗れて連勝がストップ。4月には初防衛戦に臨んだが大沢文也に敗れて王座を失った。2023年10月にKPKBで勝利しているが、K-1 GROUPでは泥沼の7連敗中。戦績は15勝(7KO)10敗。
歩夢は第2代KPKB(九州プロキックボクシング)ライト級王者。Krushには2023年12月から参戦し、これまで2勝2敗。
1R、左右フックと右ストレートで前へ出る瓦田に右カーフを蹴る歩夢だが、瓦田の右フックに転倒。これはスリップ判定。ジャブから右ストレートの長い距離で戦う瓦田は無理には攻めず、パンチを当てていく。
2R、左フックのダブルから前へ出る歩夢が、左右フックの連打で瓦田を左右に揺らす。瓦田はショートの右アッパー。急に前に出た瓦田が変則リズムで左右ストレート、右ストレートをヒットさせる。さらにヒザ。ジャブとヒザ、左ボディと瓦田がいい攻撃を当てていく。歩夢は再び左右フックも瓦田が右フック。
3R、前に出る歩夢が左右フック、瓦田も左右の連打ですぐに前へ出てヒザを突き刺す。ジャブを当てていく瓦田は左右ボディ、ジャブからの右ヒザ。この右ヒザが何度も決まる。歩夢はフックを狙うが瓦田のガードが固く、左右のヒザをもらう。試合終了直前、左を伸ばしてきた歩夢に瓦田が右フックを振り抜き、ダウンを奪った。
判定は3-0で、瓦田がK-1グループでは5年3カ月ぶりの勝利を飾った。
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▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R〇上野奏貴(kickboxing gym SHINYUUKI+/K-1甲子園2023 -60kg王者)判定3-0 ※29-28×3×小森玲哉(ONE'S GOAL)
上野は空手出身で、K-1甲子園2023 -60kg王者として2024年7月に『K-1 WORLD MAX』でプロデビュー。2025年6月にRIZIN北海道大会で当時RISEフェザー級8位の山川賢誠に勝利し、9月には岡嶋形徒にKO勝ちと現在まで6勝(4KO)無敗と快進撃を続けている。
小森は2013年にプロデビューし、5戦5勝をマークしたが大学受験のため試合から離れて2023年12月の『KNOCK OUT』でカムバック。連勝を重ねたが、2024年8月のピッチ・ソムパッツ戦でTKO負けすると3連敗。しかし、2025年9月のKrush初参戦で西元也史から右アッパーでダウンを奪っての負傷判定勝ち。戦績は9勝(3KO)3敗1分。
1R、上野は右ローと前蹴り、大きく回り込んでの前蹴りから右カーフ。小森は左ミドルを蹴るが、上野がすぐに回り込むために一発で終わる。上野が踏み込むと同時に左ボディストレートからの右ストレートでダウンを奪う。前に出る小森に上野は後ろ蹴り、ワンツー。大きく回り込む上野に左ミドルを蹴る小森は右ストレートにつなげるが、上野も右を打つ。
2R、小森の右ローに上野が右ストレートのカウンター。小森の攻撃をかわして返す上野。小森は右フックからヒザ蹴り、さらに右フックと前に出るが、上野は飛び後ろ蹴りを見せる。小森は飛びヒザ。コーナーに追い詰める小森だが有効な攻撃を当てることが出来ない。
3R、前に出る小森に上野はワンツーを当てて左へ回り込むが、すぐに小森が距離を詰めての連打。上野はクリンチ。上野のジャブ、左フックに小森は距離を詰めての左右フック連打とヒザ、上野にロープを背負わせる。右フック、右ボディと攻める小森の前足を払ってバランスを崩す上野。両腕で押しながらヒザを蹴る小森に、上野は距離が空くと前蹴り、右ストレート。
逆転を狙って前へ出た小森だったが、判定3-0でダウンを取った上野の勝利となった。
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▼第3試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R〇亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第5代Bigbangスーパーバンタム級王者)延長R 判定3-0 ※10-9×3×西本竜也(ISN GYM/CLIMB)※本戦の判定は28-29、29-29×2。
亀本は近年ムエタイルールの試合にも挑戦しており、2022年5月以来のKrush参戦。今年8月にKPKB(九州プロキック)スーパー・フェザー級王座決定戦に勝利して第5代Bigbangスーパーバンタム級王座、IPCC日本スーパーフェザー級王座に続いて3本めのベルトを獲得しており、久々のKrushで三冠王の強さを見せたいところ。戦績は14勝(2KO)17敗1分。
対する西本は、極真、正道、白蓮の空手九州大会で優勝した実績を持つ宮崎県のファイター。7月のK-1福岡大会に急きょ参戦して、Krushライト級王者の大岩龍矢へ果敢に挑んだものの3RKOで玉砕。今回は、初のKrush参戦、本来の-60kgで真価を発揮できるか。戦績は6勝(4KO)3敗1分。
1R、両者サウスポー。前へ出て左カーフを蹴る亀本に、西本は下がりながらの左ミドル、前蹴り、顔面前蹴り。西本は顔面前蹴りから胴廻し回転蹴りを放つ。亀本の左カーフに西本は左フック。ジャブを上手く当てる西本が終盤に連打で亀本を捉える。最後は後ろ廻し蹴りをヒットさせた。
2Rも前に出るのは亀本で左カーフを当てていくが、西本はジャブを的確に当てる。至近距離でも右ハイを蹴る西本。ジャブの連打も当てる。右アッパーを突き上げる西本に亀本は左のクロス。しかし、西本がパンチも蹴りも数が多い。
3R、西本がワンツースリー、前蹴りと手数多く攻める。西本の連打で下がる亀本だが、左のカウンターをヒット。下がらない西本がさらに連打。亀本も負けじと打ち返す。西本が至近距離からの右ハイ、ジャブ。前蹴りから後ろ廻し蹴り、胴廻し回転蹴りと蹴りを多用する西本。亀本も左右連打で応戦するが、西本が連打で亀本にロープを背負わせる。最後は西本が胴廻し回転蹴りで印象付ける。
本戦の判定はドロー、延長戦へ突入する。前に出る亀本が左ストレート、西本はジャブで迎え撃つ。ワンツーと前蹴りの西本だが、前へ出て左ストレートを打つ亀本の印象がいいか。バッティングで左目尻から流血する亀本だが前へ出る。亀本にドクターチェックがあり再開。西本はジャブと蹴りを多く出し、亀本は右ヒザとワンツー。最後は互いに譲らず手数を出した。
判定が告げられると両者とも力尽きたように座り込む。判定3-0で亀本の勝利となった。
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▼第2試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R×藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)判定0-3 ※29-30×3〇寛心(士魂村上塾)
8勝(4KO)7敗の藤田と3勝(1KO)2敗の寛心の対戦。
1R、寛心はジャブ、左フック、右カーフとアグレッシブに手数を出す。藤田はジャブをバックステップでかわしての左ミドル。藤田の右ストレートがかすめるとバランスを崩す寛心。フェイントを多用し、右ストレートから左フックを打つ寛心に手数が少ない。ショートの右アッパーを当てる藤田。
2R、ワンツーからヒザ、飛びヒザも繰り出す寛心。両足を上げ下げしてのフェイントを使う寛心に藤田はジャブ、寛心はサウスポーになっての左ミドルも放つ。ジャブの突き合いでは寛心の数が多いが、藤田は右ストレートを打ち込む。左ボディを打った寛心はステップを使って大きく回り込むが、藤田はパンチを打ちながら距離を詰める。藤田の圧が強まる中、寛心は飛びヒザ。
3Rも手数が多い寛心に藤田は左フックを当て、左右フック、ワンツーで前へ出ていく。そこへ寛心は飛びヒザ。前へ出る藤田のワンツーをもらう寛心だが、ジャブを打ち返す。ジャブと左ミドルで距離を取り始めた寛心に藤田はジャブ、ワンツーを出していく。
判定は3-0で寛心が勝利。初参戦で初勝利を飾った。
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▼第1試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R〇寺島 想(AX GYM)不戦勝×小野寺隼(K-1ジム大宮チームレオン)※小野寺が脱水症状で計量に参加できなかったため。「今回このような形で試合がなくなってしまったんですが、今も何で言っていいか分からない気持ちです。ただ試合に向けて積み重ねてきたものは無駄ではないと思うので、切り替えて前を向いていけたらいいと思います。小野寺選手は計量オーバーしてもう引退すると思うので、次のステージでも頑張っていただければと思います」
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▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushウェルター級 3分3R×浜崎瞬太(武道格闘技道場 ∞o N)KO 3R 1分58秒 ※右ストレート〇那稀(拳心会)
1R、右カーフを蹴る浜崎に那稀は思い切り右ストレートを打って前へ出ていく。ジャブも強い。浜崎は右カーフを蹴り続け、ジャブ。那稀は右カーフを蹴られながらも前へ出て右ストレート、左フック。3連打で前へ出る那稀。浜崎はヒザ。
2R、右カーフからワンツーの那稀に浜崎はあくまでも右カーフを蹴っていく。那稀は左ミドルと右バレリーキックも繰り出す。右から左の逆ワンツーで那稀がダウンを奪う。立ち上がった浜崎は右ストレート。疲れが見える那稀だが左ミドルからのワンツー。手数を増やす浜崎が押していく。
3R、浜崎は後ろ蹴りと右カーフ、那稀は思い切りの右ストレート。浜崎のプッシュで転倒する那稀。浜崎はワンツーで前へ出ていきヒザを蹴るが、これはつかみで注意を受ける。ジャブで距離をとろうとする那稀にワンツーで入っていく浜崎。コーナーへ追いつめてのヒザを見舞う浜崎に、那稀がカウンターの右ストレートでダウンを奪い、レフェリーがここでストップ。
那稀のKO勝ちとなった。
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▼プレリミナリーファイト第1試合 Krush女子アトム級 2分3R〇辰巳璃央(Team Free Style)判定3-0 ※30-29×2、30-28×萌衣(team NOVA)
1R、両者とも右ローからのワンツー。前に出る辰巳がショートでのワンツーをヒットさせるが、萌衣も打ち合いに応じる。勢いのある辰巳がパンチで前へ出ていき、右ストレートを顔面とボディへ、さらに左フック。
2R、前へ出てくる辰巳をヒザで迎え撃つ萌衣。右ハイキックを当てるが、ホールディングが多く警告に。辰巳がワンツー、萌衣はジャブと右ロー。萌衣が前に出たところでバッティングに。再開後、すぐに打ち合いに行った萌衣を右フックで迎え撃つ辰巳。
3R、両者とも前に出るがクリンチになってしまう。そこで辰巳は前蹴り。萌衣の蹴りをキャッチして左右フックを繰り出すがこれは注意を受ける。最後は打ち合いとなって辰巳が押していった。