試合経験を積む19歳・古瀬。目標はRIZIN参戦だ
2019年10月22日(火・祝)東京・後楽園ホール『DEEP JEWELS 26』で、KAI(リバーサルジム 立川 ALPHA)と対戦する古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)。
古瀬は柔道をバックボーンに持ち、AbemaTV『格闘代理戦争3rdシーズン』女子トーナメントでは現在『RIZIN』で連勝中のあいから腕十字で見込み一本勝ちを奪い、決勝では現在『ONE』で連勝中の平田樹に敗れるも準優勝。長い手足を活かした打撃も武器とし、今年に入ってからは5月に樋田智子に判定勝ち、6月は富松恵美に一本負け、9月は坂本美香にTKO勝ちとハイペースで試合を行っている。
格闘代理戦争の決勝戦を争った平田(右)とは最近合同練習も
対するKAIは、空手をベースに2014年からDEEP JEWELSに参戦。桐生祐子(鈴木祐子)、北野きゅう、ジェット・イズミに勝利も、両ヒザの手術で戦線を離脱。1年半ぶりの復帰戦となった2019年9月の『DEEP JEWELS 25』では、キック出身のジェット・イズミ(元J-GIRLSミニフライ級王者)を相手にキックルールで判定勝ち。今回は約2カ月という短期の連戦でMMAルールで古瀬と対戦する。
古瀬はKAIの印象を「あの選手の最初の印象は打撃が強い! でした。しかし、先日のジェットさんとの試合映像を見たら『うーん、そうでもないなと』っと思えてきました」と自信をのぞかせるが、「打撃は私の方が強いかなと。自信過剰ですが。経験値は自分よりありますし、油断は絶対にできないです」と油断はしていない。
格闘技の聖地・後楽園ホールにはこれが初登場となり、「後楽園の横にある遊園地で遊びたいので、なるべく早く試合を終わらせます。初めての後楽園って事でめっちゃ気合い入ってます。仕留められるよう頑張ります」と、試合後に遊園地で遊ぶことをモチベーションにフィニッシュにして勝つつもりだ。
最近では元WBA世界フライ級王者・花形進の花形ジムでボクシングを学び、パンチに磨きをかけている古瀬。「今の目標はRIZINに出ることです。榊原代表お願いします!」とライバルのあいが出場しているRIZIN参戦を目標に掲げ、「将来の夢はリング上で白馬に乗った王子様にプロポーズされることです。まだ未熟な19歳です…」と、女の子らしい夢も語った。