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レポート

【PFL】菊入正行が初回ピンチ凌いで2R反撃もストーリーのTDに判定負け、ジーンがジャクソンにスプリット判定勝ちで決勝でストーリーと対戦。ピネドがブラガをKO、テキュン下したハイブラエと決勝戦。補欠戦でボリッチがケネディからダウン奪う判定勝ち、ウマラトフがKO勝利。ベルハモフが初の一本負け

2025/06/13 10:06

▼PFLウェルター級世界トーナメント準決勝 5分3R
ローガン・ストーリー(米国)170.6 lbs
[判定3-0] ※30-27, 29-27, 29-28

×菊入正行(NEVER QUIT)170.4 lbs

 トーナメント一回戦では、Cage Warriors ウェルター級王者にしてTUFにも出場したヤニス・バサール(ギリシャ)を2R終了時、TKOで破った菊入。

 今回の準決勝の相手は、NCAAディビジョン1でオールアメリカンに4度選出されたカレッジレスリングの猛者にして、元Bellator世界ウェルター級暫定王者のローガン・ストーリーとなった。

 1R、ともにオーソドックス構え。右の蹴りのフェイントで中央に立ち圧力をかける菊入。前傾姿勢。最初のシングルレッグを切った菊入だが、なおも詰めたストーリーが菊入のカーフの打ち終わりにボディロックテイクダウン。

 ハーフで右で差す菊入に右ヒジのストーリー。連打! ケージが遠い菊入。一瞬動きが止まりかける菊入はハーフからいったん脇に頭を突っ込むも、ストーリーはマウントに移行。背中を見せてケージまで這って立つ菊入。

 なおもバックから崩してテイクダウンのローガン! 菊入はハーフから右で差すが、剥がすローガン。ディープハーフの菊入に脇を差すローガンは再び寝かせると残り20秒で鉄槌連打も菊入が立ってホーン。ストーリーのラウンドに。

 2R、左ジャブで先に圧力をかけて右前蹴り、カーフの菊入。さらに右カーフをヒット。詰めるローガンはダブルレッグ。そこに左小手から差し上げる菊入。ケージ背にクラッチはさせない菊入は、ストーリーのシングルレッグレッグを切る。

 スタンド、右カーフの菊入。左を突くストーリーに右を当てる菊入! さらに右を突くが、ここで詰めてシングルレッグからケージに押し込むストーリー。

 突き放した菊入。は左ジャブ、右前蹴り。しかしストーリーは低いシングルレッグから脇を潜ってテイクダウン。ケージ背に立った菊入がストーリーのクラッチを剥がしてスタンドに。

 菊入の右前蹴り、ジャブに下がるストーリーだが、なおもシングルレッグにストーリーはテイクダウンも立ちあがる菊入が立ち上がりホーン。テイクダウンされるも打撃を当てた菊入のラウンドか。

 3R、右目を腫らしているストーリー。互いにどれだけ削られているか。右から左を当てたストーリー。角度をつける菊入は左ジャブ。右から入る菊入にストーリーは執念のシングルレッグ。

 ケージに這う菊入の手を掴んで崩して足を超えて肩固め狙い。レッグドラッグからハーフに戻した菊入だが背中を着かされる。

 ヒジを立てて立とうとする菊入の送り手を掴んで崩すストーリー。右のパウンドをこつこつ突くストーリー。菊入を押さえ込むストーリー。しかし菊入も上体を立てて背中を見せて立つが、バッククリンチのストーリーが崩して正対してハーフから押さえ込み。

 肩固めのプレッシャーにも金網まで這って立ち上がり、残り5秒で立ち上がり右で前に出るが、ホーン。

 判定は3-0(30-27, 29-27, 29-28)でストーリーが勝利。1者が2P差をつけるニアフィニッシュの1Rのピンチを凌いだ菊入は、2Rを取り返したものの、3Rに力を残していたストーリーにテイクダウンを奪われ、準決勝で敗退した。ストーリーは決勝でジャクソンvs.ジーンの勝者を待つことに。

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