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【PFL】菊入正行が初回ピンチ凌いで2R反撃もストーリーのTDに判定負け、ジーンがジャクソンにスプリット判定勝ちで決勝でストーリーと対戦。ピネドがブラガをKO、テキュン下したハイブラエと決勝戦。補欠戦でボリッチがケネディからダウン奪う判定勝ち、ウマラトフがKO勝利。ベルハモフが初の一本負け

2025/06/13 10:06
【PFL】菊入正行が初回ピンチ凌いで2R反撃もストーリーのTDに判定負け、ジーンがジャクソンにスプリット判定勝ちで決勝でストーリーと対戦。ピネドがブラガをKO、テキュン下したハイブラエと決勝戦。補欠戦でボリッチがケネディからダウン奪う判定勝ち、ウマラトフがKO勝利。ベルハモフが初の一本負け

(C)PFL

 2025年6月12日(日本時間13日朝9時30分~)米国テネシー州ナッシュビルのナッシュビル・ミュニシパル・オーデトリアムにて、『2025 PFL World Tournament 5: Semifinals』(U-NEXT配信)が開催された。

 ウェルター級ワールドトーナメント準決勝では、日本の菊入正行(NEVER QUIT)が、強豪ローガン・ストーリー(米国)と対戦した。

▼PFLウェルター級世界トーナメント準決勝 5分3R
〇サッド・ジーン(米国)
[判定2-1] ※30-27, 28-29, 29-28
×ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)

 1R、サウスポー構えのジーンに、オーソのジャクソンが中央を取って圧力。そこに右のカウンターを狙うジーンは左ロー。さらに右でダウンを奪うと、ジャクソンは下から腕を掴み十字狙いに、ジーンは離れてスタンド勝負。前に出るジーンにジャクソンはダブルレッグテイクダウン! ジーンは立ち上がり、正対して離れる。

 詰めるジーンはオーソから右。さらに右で差して押し込むも突き放すジャクソンは左を突き、右カーフをヒット。慎重になる両者。ジャクソンの右ハイをスウェイでかわすジーンだが、ジャクソンは右で詰めてダブルレッグテイクダウン! 座って背中を見せたジーンのバックに。ジャクソンはシングルバックも、ジーンは足を解いて立ち上がる。ジーンのラウンドに。

 2R、ジャクソンは詰めて右ロー、右ストレートからシングルレッグも差し上げて離れるジーン。左ジャブを突くが、その打ち終わりにダブルレッグのジャクソン。ジーンはそこにスタンドバックを奪い返して崩して離れる。右ローのジーン。離れ際にヒジを狙う。ジャクソンは右カーフ。左右で前に出るジャクソン。右前蹴り、左ストレートのジーンをかわしたジャクソンは左前手のフックを狙い、詰めてダブルレッグテイクダウンで崩してホーン。

 3R、ともにオーソに。左ジャブから右ハイをガード上に当てるジャクソン! 押し戻すジーンに、左ジャブを返すジャクソン。ジーンの左ボディから右ストレートをさばくが、サウスポー構えにしたジーンの左インローが「ボコン」と音を立ててローブローに。

 中断後、再開。右ローのジーンに、左ジャブを突くジャクソン。ジーンのジャブの打ち終わりに詰めて組んで際の打撃から離れる。ジャブを当てるジャクソンに、ジーンもジャブ&ロー。

 その打ち終わりにダブルレッグテイクダウンはジャクソン! ギロチンチョークを合わせに行くジーンに首を取らせず。すぐに立ち上がるジーンに、ジャクソンがダブルレッグで押し込みホーン。ジャクソンのラウンドか。判定へ。

 判定2-1(ジーン30-27, ジャクソン29-28, 28-29ジーン)で2Rと3Rでジャッジが分かれる採点に。結果、初回にダウンを奪ったジーンが勝利。決勝でストーリーとの対戦を決めた。

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