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【KNOCK OUT】ハイキック逆転KOのKihoと結婚・出産から復帰戦勝利の森川侑凜が4年5カ月ぶりの再戦、両者ともKO宣言

2025/06/10 19:06
 2025年7月20日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT.55』の記者会見が、6月10日(火)都内にて行われた。  KNOCK OUT-BLACK女子アトム級3分3Rにて、Kiho(KNOCK OUT GYM調布)と森川侑凜(J-KRANG)が対戦する。  Kihoはアマチュアで20戦以上を経験。2020年12月の『KROSS×OVER』でプロ初のKO勝ちを飾ると、2021年2月からKrushに参戦したが5敗4分で白星をあげることが出来なかった。ジムを移籍して心機一転、2024年4月KNOCK OUTのリングで再出発するとKAIに判定勝ちで連敗脱出。左膝前十字靭帯断裂からの再建手術を経て12月に復帰し、MMAファイターでもあるMIYUから勝利し、今年2月には菊地美乃里にも勝利。そして前回5月には、ミネルヴァ認定アトム級王者のNaoに劣勢からハイキック一発で逆転KO勝ちの番狂わせを起こした。戦績は7勝(2KO)6敗4分。  元々はサポートスクールで美術の教師を務めていた森川は2020年9月5日の『KHAOS.11』にて、優勝者は「夢」を叶えることができるご褒美付きのワンデートーナメント「DREAM KHAOS」で優勝し、「一日ラウンドガールをやりたい」という夢を叶えて9月大会では颯爽とラウンドガールを務めた。しかし、その後はNOZOMIに判定負け、Kihoと引き分けと足踏み状態。2021年8月には加藤りこに判定勝ちも、10月の松谷綺戦から3連敗。結婚・出産を経て2022年6月の奥脇奈々戦以来、約3年ぶりの復帰戦となった2025年5月のBONNIE戦では熱戦の末に判定勝ち。戦績は4勝5は2分。  両者は2021年2月のKrushで対戦しており、この時はドローに終わっているため今回が決着戦となる。  Kihoは「今回はしっかり倒して勝ちます」、森川は「前回は3年ぶり復帰戦で今まで以上に凄く楽しく戦えて勝てたので、今回も楽しんでしっかり勝って会場を盛り上げたいと思います」とそれぞれ意気込み。  互いの前回の試合を見てどう思ったか感想を聞かれると、Kihoは「バチバチだなって思いました」、森川は「全部通しては見てないんですが、KOシーンが流れていていい勝ち方してると思いました。でも自分らしい戦い方をしたら関係なしに倒せると思います」と答える。 「ハイキックのシーンだけ見た」という森川に、Kihoは「あ、それで大丈夫です(笑)」。その理由は「あの時は出そうと思って出したわけじゃないけれど、めっちゃ練習していたのでそれが出たのかなと(それ以外は)ダメダメでした」と、ハイキック以外は全くダメだったとのことから。  そのため今回は「前回はヒヤヒヤさせて、もうダメだろうなと思われていたと思うので、今回は圧倒して倒したい」と、逆転ではなく圧倒したいとする。それに対して森川も「自分らしく自分にしか出来ない戦い方でしっかり倒したいと思います」と、同じくKOを狙っていくとした。  休止状態となっている女子タイトルについて、山口元気KNOCK OUT代表は「今回の試合を見てから決めたい。そのきっかけになる試合。もう1~2試合女子を組もうと思っているので、他の選手も私も出たいと思ってくれると思うので集まってきたら集まった階級から王座を決めていきたい」と、ある程度の層が出来たら王座決定戦をやりたいと話した。  これにKihoは「ベルトが欲しいので頑張ります」、森川は「アトム級のベルトがない状態で目標は明確に無いんですが、自分の前回の戦い方でもっと強くなっていったらその先に見えるものがあるのかもと思います」と、まだ先が見えないながらもタイトルを目指して行きたいと語った。
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