「“倒せる女子”を見せて行きたい」と高梨
2019年10月13日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『K-1 KRUSH FIGHT.106』で、元WPMF世界女子ピン級王者パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ)を延長戦の末に破り、K-1 KRUSH FIGHT 女子アトム級王座の初防衛に成功した王者・高梨knuckle美穂(Y'ZD GYM)が、14日(月)都内にて行われた一夜明け会見に出席した。
高梨は「昨日は不甲斐ない試合をしてしまったと思います。家に帰ってからも悔しい思いがあって色々考えてました」と一晩過ごしても試合の悔しさは晴れていない様子。「私はKRUSH王者として一番でいたいので、昨日のような試合をしていたら駄目だと思います」と王者として圧倒的な強さを見せられなかったことを反省しきりだった。
そんな接戦もパヤーフォンの強さがあったからこそ。高梨も「もちろんパヤーフォンとは再戦したいし、その時には判定じゃなくて倒せるぐらいの力をつけて戦いたい」と更なるレベルアップをはかった上で、パヤーフォンとの再戦を望んだ。
また昨日の試合を皮切りに、11月・12月の後楽園大会で女子アトム級の試合が続く。高梨は王者として「特に意識している選手はいないですが、勝ち上がってきた選手が私とやることになると思うので、そういう選手をぶっ倒せるように私もまたガンガン練習していきたい」とコメント。「ベルトを守っていくというよりは挑戦していく感じで、自分らしさを前に出して倒す試合をして行きたい。次は必ずKOで倒して“倒せる女子”を見せて行きたい」と自ら目標に掲げる“倒せるチャンピオン”になることを誓った。
◆高梨knuckle美穂のコメント
「昨日はお足元が悪い中ご来場いただき、ありがとうございます。昨日は不甲斐ない試合をしてしまったなと自分でも思うので、家に帰ってからも悔しい思いがあって色々考えてました。(序盤は苦しい展開だったが挽回できた要因は?)ほとんど気持ちですね。もっと強引に行けたと思うので…もっと行きたかったです。
(自分から行けなかったのはパヤーフォンの強さが理由?)パヤーフォン選手の強さもそうですけど、ずっと自分が課題にしてるところもあったので。今までのプロ4試合の中で、自分らしさがどんどん戦績を重ねていく度になくなっていってるなと思うので…そこが次の課題ですね。
(試合後には両者共に悔し涙を流す珍しい光景もあったが?)危ない試合でもあったし、自分的に納得いってない部分は大きいです。でも延長で前に行けたことは大きかったと思います。(試合後にはセコンドからも『相手が強かったから仕方ない』と声をかけられていたが?)そうですね。でも私はやっぱり一番でいたいので、こんな感じの試合をしていたら(チャンピオンとして)駄目だなと思います。
(パヤーフォンとはまたいつか再戦したい?)もちろんです。その時には倒せるぐらいの力をつけて再戦したいですね。(11月・12月と女子アトム級の試合が続くが、意識している試合や選手は?)特に意識してる選手はいないですけど、勝ち上がってきた選手が私とやることになると思うので、そういう選手をぶっ倒せるように、私も、1日休んでまた明後日からガンガン練習してきたいと思います。
(KRUSH王者としての今後の目標は?)私自身そんなに戦績がないので、ベルトを守っていくというよりは挑戦していく感じで、自分らしさを前に出して倒す試合をして行きたいなって思ってます。(ファンの皆さんにメッセージは?)次は昨日のような試合にならないように必ずKOで倒して、“倒せる女子”を見せて行きたいと思うので、また応援よろしくお願いします」
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