2019年10月22日(火・祝)東京・後楽園ホール『DEEP JEWELS 26』で、KOTORI(格闘空手勇拳会)と対戦する玉田育子(AACC)。
玉田はグラップリングからスタートし、2005年7月に修斗でプロデビュー。デビュー戦以降は4敗2分と勝ち星に恵まれなかったが、8戦目から突如覚醒。連勝を重ねて当時のトップ選手たちを破り、2010年6月にトーナメントを制してVALKYRIE女子フライ級王座に就いた。
2015年9月の『VTJ』での浅倉カンナ戦以来、試合から遠ざかっていたが今年3月のDEEP JEWELS後楽園ホール大会で3年半振りに復帰。まど花から改名したマドレーヌに判定勝ちを収めている。MMA戦績は16勝10敗3分。
対するKOTORIは北海道札幌市在住の19歳で、今年3月にDEEP JEWELSでプロデビューしたばかりの新鋭。空手出身で蹴り技を得意とするが、寝技も下からの仕掛けが上手く、佐伯繁DEEP代表もその将来性に太鼓判を押しているホープだ。
若き力を迎え撃つ玉田は「力強さを感じますし、空手ベースなので蹴りが多彩だと思います」とKOTORIを評し、「自分の得意な形に素早く持っていき、極めにいきたいです」と、寝技での一本勝ちを狙うとする。
さらに「今後ミクロ級(-44.0kg)のトーナメントがあるかもしれないとのこと。そのトーナメントに参戦し、しっかり勝ち上がって、しなし選手と対戦することが自分の目標です」と、2020年に開催が予定されているDEEP JEWELSミクロ級王座決定トーナメントへの参戦を表明。長きにわたって最軽量級の“女王”に君臨するしなしさとこ(フリー)とのベテラン対決を実現させることを目標に掲げた。