スーチョル「クリンチから離れる瞬間に打撃を許してしまった」
──試合後の率直な感想を。
「悔しいですけど、でも自分にできることは全部やった感じなので、スッキリしています」
──佐藤将光選手との再戦を戦った印象を教えてください。
「まず、クリンチの場面での対応が、佐藤選手はとても良かったです。そういった対処に対して、僕がうまく展開できなかったのがちょっと心残りです」
──試合を終えたばかりですが、今後の展望・目標を教えてください。
「ここ最近、試合をたくさん重ねてきたので、少し休む必要があると思っています。まずは少し休みながら、今後のことを考えたいと思います」
──RIZINのインタビューで、ヴィーガン食に変えたと言っていましたが、今回スタミナや出力に問題はなかったのでしょうか?
「むしろ、特にスタミナの問題はなかったです。もともとあった持病のようなものが、かなり改善されてきました。今回の結果は良くなかったですが、この食事は今後も続けていきたいと思っています」
──先ほど佐藤選手にも同じ質問をしたのですが、13年前に試合と今回の試合で最も大きく違っていた点は何だったのでしょうか?
「佐藤選手のクリンチの場面での選択肢が非常に優れていて、僕がそこでもっと強く押せなかったのが、ちょっと残念でした」
──「悔しい」と言っていましたが、その点について詳しく教えてください。
「クリンチやグラウンドの場面で、もっと優位に立てると思っていたのですが、クリンチから離れる瞬間に打撃を許してしまって、そういう打撃を許した部分が、悔しかったですね」
──今回の大会では、どんな展開を思い描いて試合に臨んだのでしょうか。
「まず打撃で先制してから、すぐにクリンチやテイクダウンしてグラウンドに持ち込んで自分のスタイルで展開したかったんですが、相手のディフェンスが非常に良くて、その瞬間にカウンターを受けて、良くないパンチをもらってしまったように思います」




