（C）GONG KAKUTOGI／ONE Championship
2025年8月16日（日本時間17日）米国イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで開催の『UFC 319: Du Plessis vs. Chimaev』にて、朝倉海（JAPAN TOP TEAM）がティム・エリオット（米国）と対戦することを正式に発表。UFC2戦目に向けて、最近合同練習を再開した、現ONE世界フライ級王者の若松佑弥が所属するTRIBE TOKYO MMAに出稽古に行くことを、自身のSNS『朝倉海【WAVERS 〜革命の海〜】』で明かした。
#朝倉海の裏アカ🌊 WAVERS
— 朝倉海【WAVERS 〜革命の海〜】 (@wavers_official) May 26, 2025
新着動画を公開しました！
🗯️日本の格闘技は〇〇だから、世界から遅れをとる pic.twitter.com/SAUJIYBE7T
4年前に、現JTTのトライフォース赤坂で朝倉兄弟とスパーリングしていた若松は今回、アドリアーノ・モラエスを1R TKOで下してフライ級王座についた後、JTTを訪れ、朝倉海とスパーリングを行っていた。
その戴冠劇を「一番前の席で見ていた。叫びました」と語った朝倉は、若松と肌を合わせた感覚を、「爆発力がすごい。なかなか日本人にないバネだったりがある。右のパンチの怖さもすごいあるから、スタンドの場面とかも本当にずっと集中しないといけないから、めちゃくちゃスタミナも削られるし、久しぶりに緊張感ある練習ができました」と、ONE新王者の圧力についてコメント。
一方の若松も、「海さんは本当マシンガンみたいな。自分は本当一発みたいな感じで、（海は）ラッシュがすごい。かつバネというか身体の強さがめちゃくちゃあって本当、日本人はこれ以上ないフィジカルとか全然違うファイター。組みの力の入れ方も独特。すごい力強い。今後すごい勉強になるので色々教えてほしい」と、継続しての合同練習を希望していた。
そんななか朝倉は、若松に「TRIBEに僕みたいな選手はいますか？」と聞き、若松は「いないですね、今萩原（京平）君とかいるんですけど、またタイプがちょっと違うっていうか、あと同じ階級もなかなかいないし、海さんみたいな“超攻撃型”みたいな人はいないんで」と答えると、朝倉は「ちょっと是非、行かせてください」と、TRIBEへの出稽古を口にした。
若松も「ぜひお願いします。自分はめっちゃいいです。あと長南（亮・TRIBE TOKYO MMA代表）さんに言ってみます」と、長南代表に、練馬のTRIBEでのプロ練習への朝倉の参加を打診するとしていた。
「対世界に向けてやっぱり日本人で強い人と練習したいっていう気持ちがある」と語っていた朝倉だが、26日の『WAVERS』にて、「お互いにライバル意識があって、練習はしなくなってたんですけど、今回、若松選手がONEのチャンピオンになって、僕がUFCに行ったので、これから週1回とか、一緒に練習しましょうという話になっています。だから僕、明日からTRIBEに練習に行かせてもらいます」と、出稽古の許可が下りたことを発表した。
もともと、今回の若松のセコンドについた仙三、さらに堀江登志幸トレーナーとも交流がある朝倉海。TRIBEには、和田竜光、石井逸人、後藤丈治ら階級の近い選手もおり、 グラップラーのティム・エリオットとの対戦を前に「そこで僕の苦手なところをガンガンやれたら一番いいなと」という。何より、長南亮代表が仕切るプロ練習に参加することで、新たな視点と環境を得て、試合に向かうことになる。
SNSに「試合決定 必ず勝つ UFC319 Chicago」と記した朝倉海。8月16日シカゴ大会に向けて、必勝体制で臨む。
最高な練習をありがとうございます pic.twitter.com/VC44AOd04j
— 朝倉 海 Kai Asakura (@kai_1031_) July 3, 2025
