2019年10月12日(土)エディオンアリーナ大阪にて開催される『RIZIN.19』。2019年RIZINガール(ラウンドガール)の川村那月と東海林里咲が、思い入れたっぷりに今大会の見どころを語ってくれた。
RIZINガールの“白”担当の川村は、9月23日に授賞式が行われた『サンケイスポーツ レースクイーンAWARD 2019』で見事、初代グランプリに選ばれた。
「レースクイーンは撮影を通じてファンの方とつながっていることが多いのですが、今回のグランプリを決める撮影会への申し込み部数で、ファンの方の多さを感じることができる選考基準だったことが凄く嬉しくて。今まで3年間頑張ってきたことが結果に出せた気がして、とても嬉しかったです」と川村。
その“グランプリ覇者”が今大会から開幕するRIZINライト級グランプリへの想いを次のように話した。「私たちレースクイーンもそうですし、レース自体も何事もそうだと思うのですが、勝負というのはタイミングだったりも全部含めて自身の実力になってくるのかなと思います。だから私も周りの人たちに恵まれていたり、運が味方になってくれたなって思いますので、その運を誰が握って今回勝たれるのかなっていうのが見どころかなって思います。もちろん実力ありきですが、勢いに乗っている選手はビックリするような試合を見せて勝つこともありますし、何が起こるか分からないのが格闘技の面白さでもあると思うので、ライト級GPがとても楽しみです」
昨年大晦日のRIZINを見て、RIZINガールを志し夢をかなえた“黒”担当の東海林には今大会の注目カードを聞いてみた。「私はライト級GP1回戦のホベルト・サトシ・ソウザ選手とジョニー・ケース選手の試合を凄く楽しみにしています。やっとサトシ選手の柔術の技が見られるのかなって。ケース選手は打撃なので、打撃の選手が寝技になったらどんな試合になるのかなと私は注目しています」と、両選手のこれまでRIZINではあまり見られなかった寝技の攻防に注目しているとマニアックな回答。
川村は「私は朝倉海選手と佐々木憂流迦選手の試合に注目しています。この前の大会の時に、朝倉選手が堀口恭司選手に勝って皆さんビックリされたり感動されたり、堀口選手を応援されている方ももちろんいて、いろいろな感情を皆さんが爆発させた試合だったと思います。今回ここでもし佐々木選手が勝ったら、ますますどうなってしまうんだっていうカオスな状態になるかもしれないRIZINは、この大会から年末までどんどん面白くなっていくのではないでしょうか。そういう意味でどちらが勝つかというのを皆さんも楽しみにされていると思うので、私も注目しています」と、年末まで見据えて朝倉vs佐々木に注目しているとした。 また、個人的にエールを送りたい選手は誰かと聞くと、東海林は「本当は皆さんにお送りしたいんですが、私は女子格闘技にも注目して見ているのでRENA選手に頑張っていただきたいと個人的には思います。久しぶりの日本での試合でもあるので注目しています。……でもやっぱり、皆さんを応援しています(笑)」とRENAの名前をあげた。
川村は「私はライト級GPに出場するホベルト・サトシ・ソウザ選手かな。試合も凄く好きですし、お話をしていても真面目な人柄が伝わってきますし、真っ直ぐ格闘技に向き合っている姿が…もちろん皆さんそうだと思いますけれど、特に惹かれるものがあるので、今回のトーナメント頑張って欲しいなって思います」と、サトシの人柄も含めて応援したいと話した。