ダウトベックのバンタム級転向は「意思に任せる」。シェイドゥラエフとは「複数試合契約」
既報通り、ダウトベックがATT入りを発表。今後についてフェザー級からバンタム級転向を示唆している。
榊原CEOは、「ダウトベックに関して言えば、フェザー級でそのまま継続っていうことももちろんあるんですけど、バンタム級転向ということも、体格的なことを考えると彼の一つの選択肢としてはあってしかりだと思うし。やっぱり同じ中央アジアで、キルギスのシェイドゥラエフが先にベルト巻いちゃったっていうところで、カザフスタンのダウトベックとしては、ゆくゆくはそこと戦わなくちゃいけないっていう。
でも両選手、(対戦を)嫌がってるじゃないですか。兄弟みたいな存在であって。そうやって考えた時にはバンタムに階級落としてっていうことも正しい選択で、プライオリティが高いのも頷けるなと思っていて、それは彼の意思に任せつつあります。7月、その先の大会に向けて、いろいろ話し合いを進めたいなと思っています」と、環境を変えて進化を目指すカザフフタンの強豪が、階級を落とす可能性も否定しなかった。
さらに、新フェザー級王者となったラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)については、ファンがUFC行きを懸念するなか、「まだ複数回の契約を持っているので、ベルトの防衛戦をせずにUFCに行くとかってことは契約上はない」と、継続参戦を明言している。