2025年4月27日(日)東京・光が丘ドームで開催されるMA日本キックボクシング連盟/士道館『FIGHT FOR PEACE vol.16』の全対戦カードが発表された。
メインイベントでは、MA日本スーパーフェザー級王座決定戦で平澤優聖(TEAM MIYABI)とコンゲンチャイ・エスジム(タイ/エスジム)が激突。平澤は幼少期から学んでいた空手をベースに、リーチを活かしたコンビネーションを得意としたMA日本ライト級王者。主戦場とするMAのリングだけでなく、Bigbangにも定期参戦し、昨年12月にBigbangスーパーフェザー級王座決定戦で龍斗を下し、同王座を獲得してる。今年1月には自身のジム、TEAM MIYABIをオープン。今大会では、ライト級王座を返上し、階級を下げてMA日本スーパーフェザー級王座を狙う。
対するコンゲンチャイは元ルンピニースタジアム認定バンタム級3位で、これまでに元WPMF世界ライト級王者・増田博正や、5冠を経験する翔・センチャイジム、WPMF世界スーパーフェザー級王者の岩城悠介、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・山浦俊一といった日本のトップファイターから勝利している。
平澤が二階級制覇か、それともコンゲンチャイが日本人キラーぶり発動か。
また、MA日本ヘビー級王座決定戦で大佑-D-Y's glow(Y's glow)と実方宏介(真樹ジムAICHI)が激突。
当初、王者だった遊笑に実方が挑戦するタイトルマッチであったが、試合2週間前に遊笑が網膜剥離により試合に出場することが出来なくなり、王座返上に。急遽、代替選手として遊笑の実兄である大佑-D-Y's glowの出場が決定した。大佑は現在、Y's glowジムのトレーナー兼選手として活動し、選手としては主に空手の大会でかなりの実績を積んでいる。キックボクサーとしての実力は未知数だが、弟の代役として、並々ならぬ覚悟で試合に臨んでくるか。
対する実方は、タイ人トレーナーに仕込まれたムエタイスタイルから繰り出されるスピードある蹴りが武器のファイター。2019年12月のBigbangにてヘビー級王者となり、その後は主戦場をK−1に移し、京太郎、石井慧、シナ・カリミアンなどの強豪選手たちと拳を交えてきた。デビュー当初は体重を落とすように言われていたが、ヘビー級に強いこだわりがあり、日本のヘビー級を盛り上げたいという一心で戦ってきたという。今回、2本目のベルトを奪取し、日本を代表するヘビー級選手へと飛躍するか。
ヘビー級ならではの肉弾戦が展開され、王者に輝くのはどちらか。