2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『ONE 172: TAKERU vs. RODTANG』で、大会当日に中止が発表されたONEフェザー級(70.3kg)キックボクシング3分3R、マラット・グレゴリアン(アルメニア)vs.海人(TEAM F.O.D)。
試合中止に至った経緯について海人陣営の主張、グレゴリアンの主張、試合後のチャトリ・シットヨートンCEOの発言やその後の謝罪など混乱が続いているが、26日(水)に海人が自身のInstagramにてグレゴリアンにメッセージを伝えた。
海人は「なにを言っててもお互いに納得いけへんし、SNSで文句ばっか言い合いしてても見てる人達も気分悪いやろうし、ファイターらしくない。俺は俺が本物のファイターやと思ってるし、グレゴリアンも自分が本物のファイターやって言うんならリングで決着つけよう。ファイターなら勝った奴が正しい、負けた方が間違ってたで終わろうや。体重もルールも全部合わせたるから。俺にはもうこの決着方法しか思い付かん。これを断るならもう一生混じり合う事はない」と、グレゴリアン宛にメッセージ。
ファイターらしくリングの上で正々堂々と戦って決着をつけようと言うわけだ。グレゴリアンはONEと契約しているため、ONE以外のリングで試合をすることは不可能だが、ONEがもう一度このカードを組むか。または、一連の騒動を収束させるためにONEがグレゴリアンをSBに貸し出すことはあるのか。