もう何回も僕の試合は見れない
また、中村は自身のピークについて聞かれると「落ちたらやめようと思っているんですけれど、一向に上がって行くので終わりそうにない。死ぬまで出来るんじゃないですか。でも、自分はこの年になったらやめるって決めているので。自分はその決められた期限に対して全力でやらないと出来ないので。そういう性格なんですよ。だからその期限になったらやりたい・やりたくないだけじゃなく、こんだけやったからここまでいった、と。その手段として格闘技という職業を選んでいるだけなので」と、引退する年齢を決めているという。
そして「あと2年以内で僕は引退する時期を決めます。来年中くらいに。キックを辞めますなのか、引退試合をしますなのか分からないですけれど、キックボクシングを辞めますはそのうち来るのでは。もう何回も僕の試合は見れないですよ」とした。
そうなるとこの2年は見逃せない試合となる、と言われると「僕は見たくなる試合をするので。見たくなくなるような心構えでの試合だったり、今まで自己満足でやっていた自分もいるので何とも言えませんが。でも今後はそれを結果で塗り替えていく。こいつを応援してもいいなって試合をするので。それをここから見ていただければ。全ては3月29日に分かります。嫌でも結果で分かるので。
見返したくなる試合、こいつがMVPやったなって、こいつがおらんかったら成りたたへんなってくらいのものをこの一戦で見せるのか。これから先、立て続けにやって分かってもらえるか分からないけれど、まず目の前のチャンヒョンを倒すことだけを考えているので楽しみにしていただければって感じですね」と、まずは目の前のチャンヒョン・リー戦に注目して欲しいとした。
最後に中村は「ABEMAとRISEで上げてもらった密着でも自分の素直な感情を話して楽しみにしてもらっているファンも多いと思いますけれど、自分の感情の浮き沈みだったり、自分のいいも悪いも持っている性格だったり、まず自分を知ることを追求し続けてメンタルもしっかり安定してここまで仕上げることが出来ました。今はまだ分からないけれど、29日の結果で楽しみにしてもらえたらと思います。
PPVでもっと払ってでも中村寛の試合を見たいと思ってもらえる試合をして、会場に来てくれている時間だったりお金を使って見に来ていただいている方のパワーも、テレビ越しで観てくれているパワーだったりも全て背負って倒しに行くので、一緒にリベンジ果たして世界一の景色を見ましょう」とメッセージを送った。