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【極真会館】第12回全世界大会、日本選手団は過去最高の仕上がり・最強メンバーで王座奪還を目指す

2019/10/05 23:10
【極真会館】第12回全世界大会、日本選手団は過去最高の仕上がり・最強メンバーで王座奪還を目指す

4年に一度開催される体重無差別の全世界選手権大会が11月に開催される

2019年10月2日(水)東京・極真会館総本部代官山道場において、11月22日(金)~24日(日)に武蔵野の森 総合スポーツプラザ(東京都調布市)で行われる『日本赤十字社 災害義援金チャリティー 第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』の開催記者会見が実施された。

 松井章奎館長、木山仁日本代表監督をはじめ、今大会に出場する上田幹雄、鎌田翔平、荒田昇毅、高橋佑汰、安島喬平、大澤佳心、加賀健弘、小林健人、髙木信、髙橋扶汰、竹岡拓哉、西村界人、星龍之介、山川竜馬の15名の日本代表選手が出席し、それぞれ大会に臨む抱負を語った。


 まず松井館長より大会開催の挨拶と、「1975年の第1回大会以来、4年毎に開催しています体重無差別による全世界空手道選手権大会ですが、今回が第12回目の大会となります。今大会は、世界各地から選抜された男子166名、女子34名の計200名の選手が出場して覇を競うというもので、日本からは男子19名、女子6名の選手が王座奪還を目指して大会に臨むことになります」と大会の概要が語られた。

 木山監督からは「私は8年前の第10回大会より監督として選手を指導してきましたが、今大会の日本選手は過去最高の仕上がり、そして優勝に最も近いメンバーが揃ったと自信を持っております。これまでの強化稽古、強化合宿では海外選手の徹底した対策と厳しい稽古を積んで、選手たちは絶対に優勝を勝ち取るという気持ちでいます」と自信を語り、その自信の根拠として「四強の選手は心技体ともに非情に充実していますし、前回の世界大会後にルール改定が行われ、それによって日本選手の技術力が海外勢を上回るようになりました。ルール改定以前の試合では体力に依存した組手が多く見られ、体力的に不利な日本選手はなかなか結果を出せなかったのですが、改定ルールによって技術が重視されるようになり、海外勢に引けを取らない、あるいは彼らに優る組手をすることができるようになりました」と胸を張った。


 日本の悲願とも言える王座奪還へのポイントとして木山監督は、「若手選手の伸び、頑張り」を挙げ、「日本の四強は確かに優勝候補ですが、日本勢が実際に優勝するためには若手選手の頑張りが大きな影響を与えるのではないか。若い選手たちが日本の優勝に貢献するんだ、外国人選手を退けて自分が勝ち上がるんだという強い気持ちで気を吐いてほしい」と語った。


 今大会における日本代表選手について、松井館長は「1975年以来、極真会館は世界大会を軸にして4年毎、また8年毎に新陳代謝を繰り返して選手が入れ替わっています。今回は実績も経験も豊富なベテラン選手が日本選手団を牽引すると同時にそこに引っ張られながら追いかけていく若い選手もいて、非常にバランスが良いとも言えますし、今まさに細胞分裂が起きそうな状況だというふうに見て取れます。

 昨年の全日本チャンピオンの上田選手を含め、四強と言われる選手たちはとても頼もしく感じていますし、それ以外の選手たちも優勝争いは四強の4人に任せればいいという意識ではなく、自分たちが勝っていくんだと強い気持ちを感じます。また、そういった一人一人の気持ちが四強の選手たちの背中を押すような戦いにつながるのではないかと思います」と期待を寄せた。

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