植山(左)が復帰2戦目でホープの土井と対戦(C)SHOOTBOXING
2025年4月12日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.2』の追加対戦カードが発表された。
フェザー級(-57.5kg)エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで、植山征紀(ONE LIFE)vs.SB日本フェザー級4位・土井涼雅(グラップリングシュートボクサーズ多治見)が決定。
植山は27勝のうち14のKO勝ちを誇るSB屈指のハードパンチャー。2018年11月のSB日本スーパーバンタム級王座決定戦では当時無敗だった笠原友希を3RTKOで葬りベルトを獲得し、長らくトップ戦線で活躍してきた。2023年2月にSB日本スーパーバンタム級タイトル2度目の防衛戦で挑戦者・山田虎矢太KO負けを喫し王座陥落して以降、戦線から離れていたが、練習環境を変え、階級を上げて2月の手塚翔太戦で復帰(判定負け)を果たした。
復帰第二戦となる植山の相手として抜擢された土井はSB中部地区期待のホープ。176㎝の長身から繰り出されるパンチと蹴りのコンビネーションを武器に、内藤凌太、手塚翔太といったSBの上位ランカーと鎬を削ってきた。
当初、このカードは昨年10月に決定したカードだが、今回仕切り直しの一戦となる。11月のSB創設40周年記念大会では、フェザー級のS-cup世界トーナメント開催も発表されており、今大会では同階級でのタイトルマッチや国際戦がある中で2人はインパクトを残せるか。
また、スーパーバンタム級(-55.0kg)エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで、SB日本スーパーバンタム級1位・笠原直希(シーザージム)vs.佐野佑馬(創心會)のヒジありの一戦も決定。
笠原三兄弟の三男・直希は昨年12月の庄司理玖斗戦、2月の内藤啓人戦と格上との試合をいずれもクリアーし、三兄弟イチの上り調子といえるだろう。今回もWKBA日本バンタム級王座、WMC JAPANスーパーバンタム級王座を獲得している二冠王・佐野との一戦となり、格上狩りなるか。
その他、スーパーライト級(-65.0kg)で樋沼朝光(RIKI GYM)vs.伊藤要(シーザージム新小岩)のオープンフィンガーグローブマッチ、51.0kg契約ではSB日本バンタム級2位・小林大樹(龍生塾)にプロ4戦目となる16歳の片山魁(TEAM FOREST)が挑むチャレンジマッチも決定している。