2025年11月24日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「シュートボクシング創設40周年記念大会」の概要が、3月10日(月)都内にて行われた記者会見にて発表された。
SBのビッグマッチである『S-cupワールドトーナメント』と『GROUND ZERO』を初めて同時開催することが決定。
『S-cupワールドトーナメント』は1995年に第1回大会が開催されたSBの世界トーナメント。世界各国から選ばれた8名がワンデートーナメントで世界最強の座を争う。最初は世界的に最も競技人口が多く、実力者が揃っている70kgで行われていたが、2014年の第9回大会からは65kgで行われ、2018年以来7年ぶりに開催される今回はフェザー級(-57.5kg)で行われることが決定。
フェザー級が盛り上がっていることから、4月以降の大会から選考試合を行っていき、日本代表メンバーを決める。緒形健一代表は「協力団体にも声掛けしてメンバーを集めたい。まだSBに参戦したことがない選手も名乗りを上げてくれれば前向きに考えたいと思います」と、シュートボクサーだけでなく他団体選手も含めたベストメンバーを揃えたいとした。日本人枠は2~4名を予定。
『GROUND ZERO』は昨年12月大会同様、MMAやキックボクシングルールなど公式戦とは異なるカードが組まれ、他団体選手vs.シュートボクサーの様々な試合が行われる。こちらも4月大会以降、選考試合が行われていく。
シーザー武志会長は「40年間の間にGROUND ZERO、S-cupといろいろやってきましたが、40周年記念大会なので両方一辺にやったらどうかということになりました。詰め込んでしまっていいのかなと思うくらい不安ですが、SBの大会はトーナメント、GROUND ZEROはMMAとかいろいろ出てきてくれて盛り上がると思います。トーナメントでは山田ツインズの兄弟対決があるかもしれない。私としては楽しみですが複雑な気持ちです」と語った。