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【RIZIN】3連敗中、萩原京平「ミセッチはストライカーで自分と噛み合う」、伊藤裕樹はララミー相手に“目押し”練習。万智は「対面書道」、酒井はエドポロキングと「MMAで戦う」、魚井と対戦の赤田は『君が居れば』

2025/03/12 20:03

魚井と対戦する赤田「マジ絶対、ブッ倒す」

▼RIZINバンタム級(61kg)5分3R
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)24勝15敗5分
赤田プレイボイ功輝(剛毅會)0勝1敗

 魚井は2008年にプロMMAデビュー。修斗環太平洋バンタム級王座決定戦で祖根寿麻に判定負けで王座戴冠ならず。19年6月、地元・神戸でRIZINデビューを果たすとカナ・ハヤットにTKO勝ち。20年8月、元谷友貴に一本負け。修斗、RISEも含め5連敗後の2021年11月に獅庵にTKO勝ち。その後RIZIN、DEEPで伊藤空也、倉本一真、ヤン・ジヨン、平松翔、梅野源治を相手に5連敗。24年9月のDEEPでは梶本保希に判定勝ちを収め約3年ぶりの白星を掴むも、12月に小崎連に判定負けを喫し完全復活ならず。今回、キック出身、大晦日『雷人番外地』で五明宏人を相手にスプリット判定負けの接戦を繰り広げたMMA2戦目の赤田を相手に、フルスイング復活で再起を果たせるか。

 赤田は、20歳でキックボクシングを始め、2020年、Krushでのデビュー戦以来、得意の左で2連続KO勝利でKrush4勝(3KO)2敗に加え、K-1では北村夏輝と引き分けた。2024年4月、皇治プロデュースのNARIAGARIに参戦、ライト級T1回戦で良太に判定負け。その後、朝倉未来戦に向かう平本蓮のスパーリングパートナーを務める。11月のDEEPでMMAデビューし、1R TKO勝ち。大晦日のRIZINで五明宏人を相手に接戦の末にスプリット判定負け。

 公開練習で赤田は大塚隆史とのグラップリングスパーでテイクダウンされる姿を披露。途中でマイクを握り始めて、平本蓮の宿敵である朝倉未来の『君が居れば』を熱唱した。

 対する魚井は、オープンフィンガーグローブで“フルスイング”を封印し、サウスポー構えからワンツーミドル、ヒジ打ちをミットに叩き込んだ。

 会見で赤田から挑発された魚井は「ああ、すごいなって。半分ファン目線で、そういう意味では楽しませてもらいました。(MMAの厳しさを教える?)そういうのはないですね。まあフラットに組んでもらった人とやるだけ」と淡々と回答。

 赤田は朝倉未来の歌を「俺の十八番です。歌手デビューを目指しています」と説明すると、公開練習で大塚に攻め込まれたことについては「普段は俺の方が攻めるんですけど、今日はちょっとやっぱコーチ立てたっスね、やっぱり。ガチで……人が出来ているんで」と、大塚を立てたとした。

 また、朝倉未来との試合を肩の手術で欠場した平本蓮と練習している赤田は、「その分、見てくれて、逆に全部の時間を俺に注いでるんで。今、平本蓮のパワーが乗り移ってます。怖いぞ、今回の俺は」と魚井を睨んだ。

 最後に、赤田は「香川、すごいいいカードが組まれているんですが、この試合が絶対面白いと思うので、マジ絶対、絶対今回倒すし、前回(五明戦)なんかちょっとドロドロな試合しちゃったんで、とりあえず試合注目しててください。絶対ブッ倒します、コイツ」と、魚井をコイツ呼ばわりでKO宣言。

 魚井も「そうですね。ほぼ一緒です。ええ。でも僕がブッ飛ばします。よろしくお願いします」と答えている。

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