一夜明け会見に出席した(左から)大崎、安本、鈴木、仲山、ぱんちゃん。まさに新世代の精鋭たちだ
2019年10月4日(金)東京・後楽園ホールで開催された『KNOCK OUT×REBELS』の一夜明け会見が、5日(土)都内にて行われた。
メインイベントにてMuayThaiOpenスーパーライト級&INNOVATIONライト級王者・橋本悟(橋本道場)を1Rわずか45秒でKOし、大きなインパクトを残した鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)は、「昨日、戦わせてもらって感じたものが凄くあって。悟選手と戦わせてくれたことを感謝しています。向かい合わないと分からないものがあるなって感想です。動画で見ているだけじゃ感じないものがあって、それを目の当たりにして感じました。悟さんのオーラを自分がまとえる選手になりたい。尊敬する部分がいっぱいあって本当によかったです」と、橋本を称え学べることが多かったと謙虚なコメント。
続けて「一番面白い試合をすると言ったことが有言実行できたのがよかったです。倒すって言って宣言通り倒せたので有言実行。今後もお願いします」と、宣言通りKOできたことを喜んだ。
今後の目標を聞かれると「当然決まっています。チャンピオンになることです。今までいなかったようなチャンピオンになりたいと目標を掲げています」と、試合後と同じようにREBELSとKNOCK OUTのチャンピオンになりたいと話した。
山口元気KNOCK OUTプロデューサーは「2年後へ向けて育成してKNOCK OUTの選手を作っていく段階で、若い子が活躍してくれた将来性のある大会になりました。スーパーフライ級はいい選手が揃っているのでトーナメントをやりたいですし、安本晴翔選手・大崎孔稀選手の階級でもトーナメントを見てみたい」と、若い選手が活躍したことに手応えを感じていた。
■一夜明け会見に出席した選手のコメント
安本晴翔(橋本道場)※新人に1R KO勝ち
「昨日は試合前から一番面白い試合をしたいと思っていて、自分的にはいい試合が出来たと思います。次のメインの試合で(橋本)悟さんが負けてショックでしたが、全部持っていかれたと僕も思いました。1RでKOできて今回これはもうきたなと思ったけれど、もっと(KOタイムが)早かったので残念でした。KOできたのは嬉しかったです。
次は岡山で11月に暫定世界戦が決まっているので、そこもKOで倒せたらと思います。僕は蹴りばっかりだったんですが、前回から自分もパンチで倒せるんだと思って今回もパンチで倒せたので、パンチでも蹴りでもオールジャンルで倒せることを見せていきたいです」
仲山大雅(RIOT GYM)※石川直樹に3R TKO勝ち
「昨日は試合前にハイキックが入りそうだと思っていて。ハイキックが入って最後はヒジで決められよかったと思います。本当はパンチで倒し切りたかったですね。今後は選手と戦って全部勝ちます」
大崎孔稀(OISHI GYM)※濱田巧に判定勝ち
「昨日はとりあえず判定だったけれど勝つことできてホッとしています。本当はKOしていい試合がしたかった。僕の後の試合が全部KOで持っていかれてしまいましたね。でも勝つのが一番なので勝ててホッとしています。次はKOできるように頑張るので僕に注目してほしい。
今日が誕生日(20歳)。19の年は勝ったり負けたりが多かったので、20歳になって、勝ち続けることが一番だと思うので1試合1試合勝ってKOにもこだわっていきたいと思います。
(対戦した濱田のカーフキックは)予想以上に痛かった。だいぶ痛かったです。一発目を受けた時は大丈夫かと思てカットしなかったんですが、蓄積して痛かったです。そこで効いた素振りを見せたらよくないので我慢しましたが、試合後は足を引きずっていました」
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