2025年5月31日(土)神奈川・横浜BUNTAI『K-1 BEYOND』の記者会見が2月27日(木)都内にて行われ、会見の後半にK-1反乱軍(仮)のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が登場した。さらに木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box)も現れ軍団入りを表明。
会見終了後、囲み取材に応じた宮田充K-1プロデューサーは、レオナが自分と松山勇汰(ALONZA ABLAZE)を5月の「K-1 WORLD GP 第6代スーパー・フェザー級(-60kg)王座決定トーナメント」に出せと要求した件について、「構想があって、60kgは僕のイメージは日本人は2人。横山朋哉がKrush王者でそれに続くのは中島千博(第10代Krushスーパー・フェザー級王者)。レオナと松山を入れると4人になってしまうので、松山はリザーブくらいでいいかなと思っています。 レミー・パラ(2023年12月、レオナに判定勝ち)はメンバーに入っているので、1回戦でレオナにぶつけちゃおうかなと。あの野郎はタイトルを返上させられたと思っているから、自分が取り返したら面白いと思っているんでしょうけれど、あの野郎の絵図には引っ掛かりたくないのもあるが、あのバカを入れてもいいかなとも思っているのでみんなと相談します。3月末にはカードを出したいと思っている」と、レオナはトーナメントに入れるかもしれないとした。
木村のK-1復帰宣言については「さっき検索して執行猶予3年だと。それだけ確認しました。爆弾が放り込まれた感じですね。いろいろなハードルがある。ミノルも個人的には好きですよ。Krushで育った選手だし。でも許されないことをしているわけじゃないですか、社会的にも。悪く言えばK-1を足がかりにされても面白くないし、個人的には何とかしてやりたいと思っているが、そういう爆弾は迷惑だなと。困る」と困惑。
もしK-1に出ることになったらドーピング検査はするのかと聞かれると「それはそうでしょうね。彼の禊はあるが、それをK-1で背負いこむ必要はない。今は頭が追いついていませんが、試合をやるとしたら、それは当たり前ですね。ただ猶予期間中に働いていけないわけではないでしょうし」と、もしそうなったら検査をするのは当然だという見解を示した。