メインはフライ級、リドルから3カウントのヌクータがガルシアと対戦
メインでは、フライ級で、8勝無敗プミー・ヌクータ(米国)と、8勝2敗1分のエイドリアン・ガルシア(米国)が対戦。
▼フライ級 5分3R
〇プミー・ヌクータ(米国)9勝0敗
[判定3-0] ※30-27×3
×エイドリアン・ガルシア(米国)8勝3敗1分
公式リリースによれば、南アフリカからアパルトヘイト体制から逃れてきた母を持つ“Turbo”ことヌクタは、セラ・ロンゴMMAに所属する元CFFCフライ級王者。
アルジャメイン・スターリングがUFC世界バンタム級王者だった時のメインスパーリングパートナーだったという。Fury Pro Grapplingなどグラップリング大会にも積極的に出場し、Warrior Cage Grappling 17では1日7試合を戦い決勝戦に進出している。
元UFC&WWEのマシュー・リドルとのHouse of Gloryでのプロレスマッチに勝利し、わずか8日後にUFC FIGHT PASSRのプログラップリングマッチに出場して2024年を締めくくったという異色のキャリアも持つ。地元ニューヨークでターボを燃やすか。
対する“The Elusive”ガルシアは、キックボクシングベースでTitan FCで6戦負け無し、そのキャリアにはショージン・ミキ戦の判定勝ちも含まれる。1年9カ月ぶり復帰戦だった2024年8月の前戦『LFA 190』では、4戦無敗のダニエル・パークに初黒星をつける判定勝ちを収めている。
1R、ともにサウスポー構えから入り、ガルシアは右前蹴り。そこにオーソにスイッチしたヌクータは右を合わせに行く。
サウスポーに戻してワンツーの左を突くヌクータは左ボディをヒット。さらにシングルレッグでケージに押し込み。足を戻し、突き放すガルシアに、バックヒジを狙うヌクータ。その入りにテンカオを突くガルシア。
さらに詰めてヒザ狙いも、その片足を上げたところにシングルレッグに入るヌクータ。足を抜くガルシアのシングルにギロチン狙うヌクータだが、ガルシアは首を立てて持ち上げてテイクダウン。
すぐに立つヌクータはダブルレッグテイクダウン。スイッチから立とうとするガルシアのバックに回り、対角からガルシアの左手を右手で縛り、左のパウンドでゴング。
2R、オーソから圧力かけるヌクータ。左右フックで詰めると、両者バッティング。ガルシアも右を返して、右ヒザを突く。ヌクータのニータップの動きに反応するガルシアは高い打点の右ヒザ! ともに鼻血も蹴り足を掴んだヌクータがシングルレッグテイクダウン。そこにスイッチからすぐに立ち上がるガルシアだが、右で差して押し込むヌクータ。
そこに小手巻きでヒザを突くガルシア。ヌクータはシングルレッグからガルシアを横に寝かせて背中を着かせる、呼吸してから左で脇差し立つガルシアは、右テンカオ! ヌクータのシングルレッグに尻を着きながらもスイッチ狙い。ガルシアの首投げをすかしてトップ、マウントに。しかし、ヌクータはブリッジからリバーサル。トップからパウンドでゴング。
3R、オーソに構えるガルシア、ヌクータの足に合わせてスイッチ。ヌクータの左ジャブに右ヒザを合わせるガルシア。ヌクータは右フックをガード上に叩く。ともにジャブの刺し合い。返しにも繋ぎ、左ボディを当てるのはヌクータ。左ジャブを突くと、ワンツーからシングルレッグ。スピニングエルボーも。
離れたヌクータの入りにガルシアは右ヒザ! 蹴り足を掴んで崩すヌクータに立つガルシア。シングルレッグで崩して立ち際に左足をかけるヌクータは離れ際にヒジ、左ボディから右のセンチャイキックも見せるヌクータはシングルレッグを持ち上げ。足を着地させたガルシアは俵返しで後方に回すと、バックテイクしてリアネイキドチョーク狙いでホーン。
左ボディを効かせてテイクダウンアテンプトも多かったヌクータが判定3-0(30-27×3)で勝利した。
Undefeated Phumi Nkuta (9-0) did the GSP! 🗣️ #LFA202 pic.twitter.com/OhxDwg0o5v
— UFC FIGHT PASS (@UFCFightPass) February 22, 2025









