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2019年11月24日(日)後楽園ホール大会で開幕する「修斗女子初代スーパーアトム級(-50kg)王座決定トーナメント」に、梅原拓未(GRABAKA)の参戦が発表された。
修斗史上初となる初代女子王者を決める7名参加の今回のトーナメントには、これまでに韓国からイ・イェジ(TEAM J)、ドイツからターニャ・アンゲラー(ジャーマントップチーム)、日本からは大本命と見られる黒部三奈(マスタージャパン)と、11.24後楽園ホール大会で最終戦が行われる「THINKS INTERNATIONAL presents Women'sSHOOTO-50kgインフィニティリーグ2019」の優勝者の参戦が決定していた。
今回、出場が決定した梅原拓未(GRABAKA)は「JEWELS」「DEEP JEWELS」でキャリアを積み、2018年に行われたAbemaTVの「格闘代理戦争3rdシーズン ジョシカク編」に参加。ADCCで日本人として唯一優勝経験を持つ師匠・菊田早苗とチームを組み、優勝候補筆頭と目されたMIOをグラップリングで攻め立て、あと一歩の所まで追い込んだ。MIOには2R TKO負けを喫するも、2018年12月には「格闘代理戦争」ワンマッチでいちごみるくを相手に勝利を収めている。
3歳から柔道を始めた梅原は、禅道会心技道場、ムエタイと格闘技経験を積み、「格闘代理戦争」放送時は元修斗ストロー級世界王者のランバーソムデートM16のジムで指導を行うなど、修斗との接点も見られる女子ファイター。
ランバーのMMAでも勝てるムエタイと菊田直伝のグラウンドテクニックの融合──独特のMMAエッセンスを併せ持つ梅原は、修斗でどんなスタイルを披露するのか。「格闘代理戦争」では1回戦で散ったが、今回のトーナメントではファイナリストを目指す。
9月29日に行われた日本アマチュアMMAの天王山「全日本アマチュア修斗選手権」では、過去最高の女子選手がエントリー。近年稀にみる女子選手のハイレベルな試合が多数見られるなど、今回の修斗の王座決定トーナメントが、女子ファイターたちに大きな影響を与えていることがうかがい知れた。果たして残り2枠の出場選手は誰になるのか? サプライズ選出はあるのか? 期待が高まる「SHOOTO Women's Super Atom weight WORLD Championship」に注目だ。
◆梅原拓未/うめはら・たくみ
[所属]GRABAKA
[出身]東京都
[身長]156cm
[生年月日]1992年6月7日
[主な戦績]
空手道禅道会初段 空手歴8年
講道館柔道初段 柔道歴12年
GRABAKA 青帯
JEWELS 1勝2敗
タイアマチュアMMA 2勝1敗
2018年 格闘代理戦争 1勝1敗
◆SHOOTO Women's Super Atom weight WORLD Championship Tournament
修斗女子初代スーパーアトム級(-50kg)王座決定トーナメント
・黒部三奈(日本/マスタージャパン)
・イ ・イェジ(韓国/TEAM J)
・ターニャ・アンゲラー(ドイツ/ジャーマン・トップチーム)Respect FCストロー級王者、AFSOドイツMMA 王者
・梅原拓未(日本/GRABAKA)
・インフィニティリーグ2019優勝者 ※準決勝からエントリー
エントリー選手は7名。他2名は選考中
トーナメント日程
一回戦 3試合 2019年11月24日(日) 後楽園ホール
準決勝 2試合 2020年1月26日(日) 後楽園ホール ※予定
決勝戦 1試合 2020年3月29日(日) 後楽園ホール ※予定