2025年3月29日(土)東京・両国国技館『RISE ELDORADO 2025』の追加対戦カード発表記者会見が、2月13日(木)都内にて行われた。
SuperFight!ウェルター級3分3R延長1Rで、RISEウェルター級王者・宇佐美 秀 メイソン(team VASILEUS)がジェラルド・ヴィーラーデ(フィリピン/WCCS Philippines BALDUGAN Team)と対戦。
宇佐美はアマチュアMMAで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてプロMMAデビュー。12月には、初のキックボクシングルールでK-1 WORLD MAXのレジェンド、アルバート・クラウスに勝利。2023年3月にはKNOCK OUTで杉原新也に判定勝ち、9月には同団体でジャマル・ワヒィムを1RKOで沈め、キック3戦目でISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王座を獲得した。12月にはK-1に初参戦、海斗を2RでKOしてインパクトを残すと、2024年3月のK-1では白須康仁も初回KOでマットに沈めた。6月はRISE初参戦で中野と対戦したが、2R負傷判定でドロー。12月に實方拓海を判定で破り第4代ウェルター級王者になった。戦績は6勝(3KO)無敗1分。
ヴィーラーデは初来日で、キックボクシング戦績16勝1敗、MMA戦績9勝3敗。身長は173cmと低い(宇佐美は182cm)が、ガッチリした体躯から力強い攻撃を繰り出し、特に至近距離でのオーバーハンドが得意だという。
会見ではヴィーラーデからの「オファーをもらって最高な気分です。僕のハードなパンチとフィジカルに相手はビックリするだろうね。この試合で勝利して彼のタイトルに挑戦したい。そして人生を変えるよ」とのコメントが読み上げられた。
メイソンは「相手はパワーのあるガンガン攻めてくる選手と聞いているので、試合はKOで決着がつくと思っている。しっかりマットに沈めてやろうと思います」と自信満々のコメント。
相手がMMAもやっていることには「自分もMMAをやっていたし、何ひとつ問題ない。兄もプロMMAでやっているので、どうとも思わないです」と、MMAの選手には慣れていると話す。
対戦相手の試合映像は「1試合だけ見せてもらって。もちろん勝ちます。その1試合見て、ガンガン前に攻めてきてけっこうパンチを振って来る選手なので、面白い試合になると思います」と評した。
武尊率いるteam VASILEUSに移籍して最初の試合になることについては「練習環境がいいですし、先輩方も強い選手が多いので、その強い選手を見て学ぶことも多いし、所属を変えてから進化したところを見せます」とする。
最後には「試合当日、しっかりマットに沈めます」と必ずKOすると宣言した。