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2025年4月3日、4月11日、4月18日、5月1日(米国時間)に米国フロリダ州オーランドのユニバーサル・スタジオ・ステージ19にて『PFL 2025 World Tournament』(U-NEXT配信)の開催が決定。4月3日(日本時間4日)のウェルター級ワールドトーナメントに日本の菊入正行(NEVER QUIT)が参戦することが発表された。
PFL世界トーナメント・ウェルター級出場選手
ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)18勝5敗 第10代Bellator世界ウェルター級王者
フロリム・ゼンデリ(アルバニア)10勝1敗1分 PFL欧州2024トーナメント優勝
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)18勝5敗 第4代Bellator世界ウェルター級王者
マゴメド・ウマラトフ(ロシア)17勝1敗
ムハメド・ベルハモフ(ロシア)17勝2敗
ジャニス・バシャール(ギリシャ)9勝2敗
ローガン・ストーリー(米国)16勝3敗 元Bellator世界ウェルター級暫定王者
菊入正行(日本)10勝2敗1分
リザーバー ドミトリー・フリツェンコ(ウクライナ)9勝1敗
リザーバー ジョセフ・ルシアーノ(豪州)10勝2敗
元PANCRASEウェルター級王者の菊入は現在、4連勝中。2023年4月の『Bellator 295』でBellatorデビューし、アレクセイ・シュルケヴィッチに2R KO勝ち。2度の網膜剥離の困難を乗り越え、2024年9月に1年5カ月ぶり復帰。ハーマン・テラドに3R TKO勝ちでBellator2連勝を飾っている。
今回、菊入が参戦するウェルター級トーナメントは「死の階級」と言っていい強豪ばかりが出揃うった。
元Bellator王者のジャクソンとコレシュコフ、元暫定王者のストーリー、PFL欧州2024優勝のゼンデリ、シャミル・ムサエフとのPFL決勝が唯一の黒星のウマラトフ、レイ・クーパー3世を下すなど2連勝中のベルカモフ、Cage Warriors王者からTUF32にも出場したバシャールなど世界トップクラスの強者たちのなかで、菊入はいかに戦うか。
タイ合宿入りした菊入はXで、「自分の格闘技人生かけてやり切る。俺のone shotを皆さん見てください」と意気込みを記している。
自分の格闘技人生かけてやり切る。
俺のone shotを皆さん見てください。 https://t.co/2OICgRimu7— Masayuki Kikuiri 菊入正行 (@rinzoo_nq_mma) February 11, 2025
既報通り、PFLはこれまでのシーズン&プレーオフ形式を廃止し、今年から8階級8人制トーナメントを開催。ヘビー級、ライトヘビー級、ミドル級、ウェルター級、ライト級、フェザー級、バンタム級、女子フライ級の各1回戦が上記4日間に行われる予定で、1回戦と準決勝は5分3R、決勝戦は5分5R制、すべての試合でヒジ打ちが解禁される。
8階級64選手は5カ月間に3連勝することでPFLトーナメントチャンピオンに輝く。優勝賞金は50万ドル(約7600万円)。
2022年と2023年に『PFL Challenger Series』で使用された同会場での大会は限定チケットにより有観客で行われる。トーナメント勝者は、PFL2024 ウェルター級王者シャミル・ムサエフ(ロシア)と、現Bellator世界ウェルター級王者ラマザン・クラマゴメドフ(ロシア)にどうからむか。