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【K-1 KRUSH】キックボクシング&ボクシング15戦無敗、元WBO世界王者の山田真子が復活。JKファイターMOEと対戦

2019/10/02 23:10
【K-1 KRUSH】キックボクシング&ボクシング15戦無敗、元WBO世界王者の山田真子が復活。JKファイターMOEと対戦

まさに女子格闘技界のレジェンド・山田真子(右)が電撃復帰、MOEと対戦する

2019年11月8日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.107』の記者会見が、10月2日(水)都内で行われ追加対戦カードが発表された。

 元J-GIRLSアトム級王者、元WBO女子世界ミニフライ級王者・山田真子(KINGS=25歳)が電撃復帰、“浪花のJKファイター”MOE(若獅子会館=17歳)と対戦することが決まった。


 山田は姉の紗暉と共に幼き頃から格闘技に打ち込み、空手、テコンドー、キックボクシングなどのアマチュア大会で活躍。2010年5月にJ-GIRLSでプロデビューすると、同年12月にLittle Tigerを破りJ-GIRLSアトム級王座に就いた。

 2012年3月にはプロボクサーに転向し、2014年2月には韓国でWBO女子世界ミニフライ級王座を奪取。2014年5月、所属ジムとのトラブルから現役を引退。キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残した。

 その後、2014年12月にキックボクシングの試合、2018年11月には元OPBF東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者・高野人母美と事実上無差別級のボクシングルールで対戦し、6回判定勝ちを収めている。


 山田は「今回こういった試合のお話をいただいて光栄に思います。期待を裏切らないようないい試合ができるように頑張ります」と復帰の挨拶。「格闘技から少し離れていたんですが、キングスジムで会長としてキッズの指導をしていました。シンプルに格闘技が好きなのが一番です」と復帰した理由を話す。

 KRUSHを見た印象は「自分の階級もそうですが、女子選手も一人一人が凄いスキルがあって見応えある試合ばかりだったので自分も負けないようにモチベーションが上がっている」とし、「自分の心構えはデビュー戦。ボクシング時代、蹴りの練習は全くしていませんでしたが。大丈夫。問題ないです」とブランクは関係ないという。

「目指すところは今はありませんが、楽しみながら決まった試合を大事に結果を出していければ」と一戦一戦やっていきたいとしたが、女子アトム級王者・高梨knuckle美穂について聞かれると「パンチの威力がどこまであるのかなって。自分もパンチには自信があるので、ぜひ今回いい試合をして、いつか分からんけれどやらせてもらえればと思います」と王座挑戦には意欲を示した。


 一方、これがプロ4戦目(2勝1敗)となるMOEは「山田選手は無敗でむっちゃ強いと思うので、勝ってタイトルにも挑戦出来たらと思っています。あまり動画が出てこなくて見れてないんですが、パンチはボクシング世界王者やし、上手いと思う。今までで一番強い相手やと思います。強そうです。多分、復帰するとかじゃなく、選手をやっていなくても練習はやっていたと思うので強いだろうし、めっちゃ楽しみですね」と、かなりの強敵と認識しているようだ。


 その上で「めちゃめちゃ強いので自分がいい勝ち方で勝ちます」と必勝を宣言。山田も「KRUSHは初めてなので、インパクトのある試合をしてバッチリ勝って福岡に帰りたいです」と燃えていた。

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