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【修斗】熱戦連続! 岡田遼が祖根寿麻をKO、環太平洋バンタム級新王者に。清水清隆が前田吉朗降し、5月扇久保戦へ=1.27『SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 開幕戦 Supported by ONE Championship』

2019/01/28 01:01
1月27日(日)東京・後楽園ホールにて、プロフェッショナル修斗公式戦『SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR開幕戦 Supported by ONE Championship』が行われた。ONE Championshipとのパートナーシップ契約締結後、初となる大会には、30周年記念ツアーの開幕戦らしく豪華カードが並んだ。 ▼メインイベント 第11試合 環太平洋バンタム級チャンピオンシップ 5分3R×祖根寿麻(王者・初防衛戦/ZOOMER)[1R 4分58秒 KO]左ストレートからパウンド◯岡田 遼(挑戦者・同級5位/パラエストラ千葉)※岡田が新王者に。世界王座獲りも宣言。 2018年1月に魚井フルスイングとの激闘で修斗環太平洋バンタム級王座を獲得した祖根寿麻。今回が初防衛戦となる。2017年8月にはKrush名古屋大会でKO勝ちも収めているストライカーだが、魚井戦ではケージレスリングでも強さを見せている祖根。2081年8月に『RIZIN』で元谷友貴に一本負けし、今回が再起戦でもある。 対する岡田遼は2度目の環太平洋王座挑戦。2016年11月に石橋佳大に一本負け後、金物屋の秀、論田愛空隆をいずれもKO。岡田と祖根は2017年10月に試合が発表されていたが、岡田の怪我で試合が流れた経緯がある。その後、祖根は王者に就いた。岡田は前戦18年11月にはPANCRASEのトップランカー・藤井伸樹を判定で降し、マットの中心で“修斗愛”を叫んでいる。 1R、共にオーソドックス構えから。圧力をかけていく祖根に、ジャブのダブルを当てる岡田。祖根も左ジャブから右ローの対角の攻撃で前に。続く祖根の左ローはかわした岡田は蹴り返しの右ローで祖根の前足を流させる。岡田の左ローに右フックを合わせる祖根。祖根の左右をバックステップでかわす岡田。祖根のカウンターに注意を払いながら、ガード固めながら右のローで祖根の左前足を払う岡田!  こかされた祖根は両手を着いて立とうとするが、そこに低い右アッパーを入れる岡田は詰めて前に。そのままダブルレッグで金網に押し込むとすぐに祖根は右で差し上げて四つに持ち込み、体を入れ替え頭をアゴ下につけていく。 右を差し返し体を入れ替え岡田はヒザ蹴り。さらに左手を伸ばして祖根の右足を手繰り寄せてテイクダウンを奪うが、ここで祖根は金網づたいに立ちながらバックも譲らず四つに持ち込み、岡田が再びダブルレッグへ移行しようと頭を下げるとニンジャチョークも狙う。 すぐに頭抜き対処する岡田だが、祖根は首相撲の体勢に。離れる岡田。最初のテイクダウンの攻防は、祖根が切ってみせた。スタンド再開。岡田の右ローのチェックでバランスを崩す祖根は、岡田の左ミドル後の右に左フックを狙う。行きすぎない岡田は、さらに遠間から右ロー! 祖根も左フックを返す。 残り10秒の拍子木に、オーソから左ミドルを見せた岡田は、着地と同時に左右のヒザの二段蹴りで跳んで詰めると、祖根を金網際まで下がらせて左フック! 金網に詰まっていた祖根は避けきれず被弾し、ダウン! 岡田はすぐに左右のパウンドをラッシュし、1R残り2秒でKO勝利! 環太平洋バンタム級王座を奪取した。 試合後、岡田は「パラエストラ千葉所属、鶴屋浩の弟子。第八代修斗環太平洋バンタム級王者の岡田遼です。祖根選手とは試合前にいろいろ言い合ったけど、試合をしてくれてありがとうございました。ただ、このベルトは俺が持っていた方がいい。なぜなら俺が修斗を愛しているから。油断すると気を失いそうなくらい嬉しいんですが、チャンピオンには責任があります。防衛戦は義務です。守っていきます。そして修斗にはもう1本ベルトがあります。憧れの2人(松根良太と扇久保博正)が巻いたベルトをもう1回、鶴屋さんのもとに返すのが僕の最後の仕事です。岡田遼がこのベルトを保持しながら(世界王者・佐藤将光が持つ)世界のベルトを取りに行きます」とアピールした。 ▼セミファイナル 第10試合 フライ級 5分3R×前田吉朗(同級世界2位/パンクラス大阪稲垣組)[1R 4分37秒 KO]◯清水清隆(同級世界4位/TRIBE TOKYO M.M.A.) サウスポーから出入り左ミドル、左ハイ狙う前田。清水は中に入って右ストレート! さらに頭から飛び込む右で前田がダウン。パウンド! 足が効かない状態で殴られ続ける前田を見て、レフェリーが間に入った。TRIBE TOKYO M.M.Aでの練習仲間でもある前田をパウンドアウトした清水は号泣。前田はストップに猛抗議も、落ち着きを取り戻すと、最後は清水とハグした。 リング上で清水は「前田吉朗! 最高だよ。今日は目玉から汗がいっぱい出ちゃいました」と盟友と握手をかわすと、続けて「チャンピオン、いますか?」と、現・修斗世界フライ級王者の扇久保博正をマットに呼び込んだ。さらに、扇久保を前に「天下を獲り損ねた男がよく出てきたな。お前にひとつ、面白いことを言ってやろうか?」と挑発するかと思いきや、「よろしくお願いします!」と頭を下げて対戦を望むと、扇久保も「5月(5日・後楽園ホール昼夜大会)、やりましょう」と返答した。 ▼第9試合 フェザー級 5分3R◯斎藤 裕(同級世界王者/日本/パラエストラ小岩)[2R 3分29秒 KO]×マーカス・ヘルド(同級ドイツ王者/ドイツ/GEERMAN TOP TEAM) 1R、斎藤の左にダウンするヘルド。ラバーガードから潜りを狙うが潰して鉄槌は斎藤。斎藤の足手繰るヘルドはリバーサルするがついていく斎藤が上に。2R、ヘルドのダブルレッグを差し上げてボデゥロックから回してテイクダウンした斎藤。しっかりサイドポジションを奪いパウンドアウト! 世界王者・齊藤が8カ月ぶりの試合で、修斗ドイツ王者のヘルドをきっちりKOで仕留めた。 ▼第8試合 フェザー級 5分3R×山本健斗デリカット(同級世界3位/総合格闘技道場コブラ会)[1R 3分06秒 KO]◯阪本洋平(T-BLOOD)※GRACHANフェザー級チャンピオン GRACHAN二階級制覇、約9年間無敗のT-BLOODの阪本が修斗初参戦。迎え撃つは2016年修斗ライト級新人王で、7勝3敗1分の山本健斗デリカット。サウスポーから左ハイ、左STを打つ山本。さらに左ミドルをハードヒットするが、山本が続けて出したインローで自身の左足を負傷しダウン。そこに一呼吸置いて阪本がパウンド連打しKO勝利となった。山本は左足にサポーターを着用しており、負傷箇所を痛めたか。試合後、阪本は「相手が怪我をしていても負けるべき人間なんです。負けたら辞めようかと思ってたけど、もうちょっとやれと言うことだと思うのでもういっぺん続けようと思います」と淡々と語った。 ▼第7試合 ライト級 5分3R◯川名雄生(同級環太平洋王者/Y&K MMA ACADEMY)[判定3-0(29-28,30-28,30-27)]×岡野裕城(同級世界9位/マッハ道場) 1R川名のシングルに頭、口押さえブレーク待つ岡野だが、オーソから左フック当てる川名はシングルレッグからダブルレッグでTD奪う。2R、左振りシングル、ダブルレッグの川名に防ぐ岡野はジャブロー。しかし終盤ダブルレッグで川名がTD! 3Rも川名はダブルレッグでヒザをマットに着きそうになりそうなところを立ててアタック。3R、すべきことをやりきった川名に判定3-0(29-28,30-28,30-27)で軍配。PFLでの厳しい試合から国内復帰戦を勝利した。 ▼第6試合 バンタム級 5分3R◯魚井フルスイング(同級世界5位/和術慧舟會HEARTS)[判定3-0(30-28×2,30-27)]×藤井伸樹(ALLIANCE) 藤井のシングルレッグを切る魚井は左フックを上下に打ち、左ハイのダブル、ヒザも! 2R、藤井もバック奪うが魚井はストレートアームバーで正対。藤井はシングルレッグで押し込み、ダブルレッグ、反対の足へのシングルレッグと切り替え、左タフなアタックを続けるが、相当な体力・筋力も使う。 3Rもシングルレッグでアタックする藤井だが右で差し手首持つ魚井に藤井もそれ以上展開できずブレーク。藤井はダブルレッグから最後に煽ってスタンドバックの体勢になるもゴング。判定3-0で魚井が熱戦を勝利。藤井はPANCRASEから主戦場を修斗に移して2連敗となった。 ▼第5試合 フェザー級 5分3R◯仲山貴志(同級世界7位/総合格闘技津田沼道場)[1R 2分16秒 リアネイキドチョーク]×青井 人(同級世界8位/BLOWS) 先にテイクダウン奪う青井はヒザ十字狙いか。すぐに外して立つ仲山は右で差しながら左でヒザを抱えテイクダウン。ここは青木も下から手首つかみながら仕掛け、立ち上がる。 スタンドから青井の大きな右を潜りバックにつく仲山に対し、青井は前転して三角絞めを狙うが、上体立てて外した仲山はかつぎからバック奪い、亀の青井をサイドコントロール。すぐさま腕をのどもとに。完全なバックにつかずともしっかり腕をクラッチして前転! 相手とほぼ直角になる形で見事、リアネイキドチョークを極めた。組み技スクランブルからの一本勝ちを極めた仲山は「修斗の65kgのベルト、(同門の先輩)田村(彰敏)さんが持っていたベルト、僕も欲しいです」とアピール。 ▼第4試合 ストロー級 5分3R◯黒澤亮平(パラエストラ松戸)※元世界ストロー級王者。飛鳥拳からリングネーム改名[2R 3分30秒 リアネイキドチョーク]×児玉勇也(とらの子レスリングクラブ/トイカツ道場) 黒澤は左右ローから組み。離れ際ヒジ当てる児玉。近距離スタンドバック狙う黒澤に前方に落とす児玉。 2R、右ストレート当ててダウン奪う黒澤は、右で差して立ち上がろうとする児玉をがぶり、バックに回るとパームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。飛鳥拳、あらため黒澤亮平が2年半ぶり復活の一本勝ち! アマ修斗全日本3位、ZSTから修斗初出場した児玉は初陣を飾ることはできず。 黒澤「お久しぶりです。飛鳥拳あらため黒澤亮平です。今日いいスタートを切れたので、これからの試合に期待してください!」 ▼第3試合 バンタム級 5分3R×金物屋の秀(SHOOTO GYM K'zFACTORY)[判定0-3(28-30,27-30,27-30)]◯齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場・FIGHT FARM) 互いに右ローも強打は齋藤。金物屋のシングルレッグを再三切り、スイッチしながらヒザ、左ボディ、左ハイも。金物屋も右ミドル当てるなど打撃で反撃しシングルレッグから組みを狙うも、徹底したスタンド勝負の齋藤が判定0-3(28-30×2,27-30)勝利。 ▼第2試合 女子バンタム級 5分2R×セラ(ニュージーランド/PUREBRED)[判定0-3(17-20,18-20,16-20)]◯チェルシー(米国/リバーサルジム立川ALPHA) 1R右で差してテイクダウンするチェルシー。側転パスから4の字RNC狙うがセラも正対。2Rがぶりはセラも立つチェルシーが首投げバックマウントから強いパウンド。判定0-3(17-20,18-20,16-20)でリバーサルジム立川ALPHAのチェルシーがPUREBREDのセラに勝利した。 ▼第1試合 ストロー級 5分2R ×牧ヶ谷 篤(和術慧舟會群馬支部)[判定0-3(18-20×2,17-20)]○田上こゆる(BLOWS) 16歳、シュートボクシングから総合に転向、2018年全日本アマ修斗選手権ストロー級優勝の田上は、左右ローを牧ヶ谷の前足に当て、牧ヶ谷のシングルレッグを切り、際で徹底した打撃戦。得意の跳びヒザ蹴りも入れるが、蹴り足を掴まれ背中を見せると牧ヶ谷も3Rテイクダウンから田上の立ち際に片手で打撃入れる。判定は0-3(18-20×2,17-20)田上が勝利。 ▼オープニングファイト第2試合 トライアウトルール 女子50kg契約3分2R◯杉本めぐみ(AACC)[判定3-0(20-18×3)]×木越めぐみ(SHOOTO GYM K'zFACTORY) 杉本は2011&2012年全日本学生レスリング選手権覇者。JEWELS等で活躍後、阿部裕幸AACC代表と結婚し出産も経て6年ぶりにMMAに復帰した。木越はAbemaTV「格闘代理戦争3rdシーズン」に出演、アマチュア修斗全日本大会にも出場している。試合はキャリア、体格で勝る杉本がテイクダウン。木越も果敢に下から仕掛けるが安定感ある杉本がポジション奪い、判定勝利。 ▼オープニングファイト第1試合 キッズ修斗 3分1R◯中池武寛(パラエストラ小岩)[1R 2分22秒 腕十字]ばつ中山陽心(心技館) https://abema.tv/channels/fighting-sports2/slots/A8ZNoUMRTSn86B
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