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【UFC】アデサニヤ敗れる! イマボフが2R TKO勝ち、ペイジがシャラ・マゴメドフに初黒星つける。オリベイラがヌルマゴメドフ破る! ライト級4連勝対決はジアムがデイビスに競り勝ち5連勝、タジキスタンのナイモフが判定勝ち。ガジエフとマッキニーが1R TKO勝ち。ジャスタビシアスがUFC4連勝!

2025/02/01 23:02

▼ミドル級 5分3R
〇マイケル・ペイジ(英国)23勝3敗(UFC2勝1敗)185.5lbs/84.14kg
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28
×シャラ・マゴメドフ(ロシア)15勝1敗(UFC4勝1敗)※UFC4連勝でストップ 185lbs/83.91kg

 コメインは、ウェルター級でUFCデビューから4連勝中のシャラ・マゴメドフと、Bellatorでタイトルコンテンダーだったマイケル・ペイジ(MVP)が対戦。

 隻眼のマゴメドフは米国コミッションの大会では試合が行えないため、中東大会で連勝中。ウェルター級のペイジは今回限定でミドル級で戦う。前戦は2024年10月にアルメン・ペトロシアンに2R TKO勝ち

 Bellatorで6連勝後、ローガン・ストーリーにスプリット判定で」敗れウェルター級王座戴冠ならず。その後、ゴイチ・ヤマウチを右カーフで1R TKOに下すと、UFCに移籍。

 2024年3月のUFC初戦はケビン・ホランドに判定勝ちしたが、6月の2戦目はイアン・マシャド・ギャリーの組みに判定負け

 ダゲスタン出身ながらボクシング&ムエタイベースのストライカーのマゴメドフと、カンフーベースのMVPによるストライカー対決は、MMAのなかでどちらが上回るか。

 1R、ともにオーソドックス構え。半身構えで両手を下げて広いスタンスのペイジが中央を取り、左前蹴りも、すぐに右ローを返すマゴメドフ。

 ローをかわしたペイジ。左ジャブを伸ばす。スイッチを見せるマゴメドフも両手を上下にして左ミドル、ペイジの右のオーバーハンドにマゴメドフがバランスを崩す。レベルチェンジも見せるペイジは右オーバーハンドからシングルレッグで上組みになるが離れる。

 左インローを当てるペイジ。右ボディストレートも当てる。ワンツーの右の飛び込み。マゴメドフはバックステップ。ペイジの右をかわして右を狙うマゴメドフは左サイドキック。ペイジは金網に詰まると右回りで抜ける。最後にパイジが右の後ろ廻し蹴りを当ててホーン。ペイジのラウンドに。

 2R、ワンツーの右で飛び込むペイジ。かわすマゴメドフもレベルチェンジを見せる。右で飛び込むペイジ! サウスポー構えになり関節蹴りを見せてオーソに。右後ろ廻し蹴りは空振りも、ペイジは二段後ろ廻し蹴りも。

 圧力をかけるマゴメドフに、右を突いて組んで離れるペイジ。左で関節蹴りのペイジ。右ストレートで飛び込み、右跳びヒザも突く。ノーガードで見切るペイジ。マゴメドフは詰めるが、右にサークリングのペイジ。細かいステップで右バックフィストも見せるペイジ。はマゴメドフの詰めに左で差して組み。右差しにしてバック狙いも、離れ際に右ヒジを突く。ペイジのラウンド。

 3R、グローブタッチ。中央を取るマゴメドフが二段蹴りも、左ジャブでマゴメドフのアゴを上げさせるペイジ、右のダブルを突くペイジ。組んでも両差しから離れて右を突く。マゴメドフの右ローを空振りさせるペイジは、二段跳びヒザも。

 組んだマゴメドフは左ヒザで押し込み。ペイジは右手でおっつけて右ヒジを突いて離れる。シングルレッグの動きを見せて離れるペイジ。追うマゴメドフはペイジの左に左をヒット! ペイジは右跳びヒザも肩で息するも、残り20秒近くで胴廻し回転蹴り。下になるも三角絞めを狙いホーン。

 判定は3-0(30-27×2, 29-28)でペイジが勝利。15戦無敗のマゴメドフをサウジアラビアで見事攻略して見せた。試合後は「俺を見ろ! いまや俺がキャプテンだ。この階級ではもう少し調整が必要だ、次の対戦相手も楽しみだ」と語った。

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