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【UFC】アデサニヤ敗れる! イマボフが2R TKO勝ち、ペイジがシャラ・マゴメドフに初黒星つける。オリベイラがヌルマゴメドフ破る! ライト級4連勝対決はジアムがデイビスに競り勝ち5連勝、タジキスタンのナイモフが判定勝ち。ガジエフとマッキニーが1R TKO勝ち。ジャスタビシアスがUFC4連勝!

2025/02/01 23:02

▼バンタム級 5分3R
〇ヴィニシウス・オリベイラ(ブラジル)22勝3敗(UFC3勝0敗)135lbs/61.24kg
[判定3-0] ※29-28×3
×サイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)18勝4敗(UFC7勝3敗)135.5lbs/61.46kg

 バンタム級。ブラジルのオリベイラは2023年3月のUAE Warriors 39で吉野光に1R TKO勝ち後、Contender Series 2023で左フックTKO勝ちでUFC入り。2024年3月にUFCデビュー戦でベルナルド・ソパイに跳びヒザで3R 逆転KO勝ち。2戦目は元ランカーのリッキー・シモンに判定勝ち。29歳。

 ヌルマゴメドフはダゲスタン出身で散打ベース。ハビブ門下とは別のダグファイター所属。2023年10月の前戦では、中村倫也がプロ初黒星を喫したムイン・ガフロフを1R ニンジャチョークで極めている。1年4カ月ぶりの復帰戦。32歳。

 1R、サウスポー構えのオリベイラは左の蹴り。かわしたヌルマゴメドフも右のかけ蹴り。さらに右バックスピンキックでオリベイラに尻餅を着かせる。

 すぐに立つオリベイラがシングルレッグ&大内刈狙いも倒されないヌルマゴメドフ。オーソで右カーフのオリベイラは、ヌルマゴメドフの右バックヒジをかわして組みに。それをスクランブルで立つヌルマゴメドフを折って右で差して押し込むオリベイラに、ケージ背にヒザを突くヌルマゴメドフ。オリベイラが頭を下げるとすぐにニンジャチョークを狙う。剥がすオリベイラに離れ際に左ハイを打つが、手を伸ばしたオリベイラがアイポークに。再開。

 左右で前に出るオリベイラに左の蹴りから詰めるヌルマゴメドフ。オリベイラはカウンターのテイクダウン。下のヌルマゴメドフ足を効かせるがかつぎパスのオリベイラ。すぐに立つマゴメドフを持ち上げて崩すも、立ち上がるヌルマゴメドフ。

 2R、サウスポー構えから左の前蹴り。歩いてオーソに変えるオリベイラはバックスピンキック! ヌルマゴメドフも左ハイを放つ。ブロッキングのオリベイラに、ヌルマゴメドフはダブルレッグへ。差し上げるオリベイラに離れ際の打撃を狙うヌルマゴメドフだが、それを掻い潜るオリベイラがテイクダウン! ここも立ち上がるヌルマゴメドフ。互いに後ろ廻し蹴り。

 左から長い右ストレートでヌルマゴメドフをケージに詰めるオリベイラ。しかし、ヌルマゴメドフはボディロックから前方に崩してからダブルレッグテイクダウン! すぐに立つオリベイラは、前に。右アッパー、後ろ廻し蹴り。さらにボディ打ちに、ヌルマゴメドフは下がりながら応戦も軸がぶれる。ホーンにオリベイラは自陣コーナーに座り込む。

 3R、詰まるオリベイラはワンツーから右ハイ。かわすヌルマゴメドフの蹴りがバランスを崩して下に。オリベイラはトップから、鉄槌。ヌルマゴメドフは下からシングルレッグを狙うも剥がすオリベイラはハーフで上に。なおもレッスルアップのヌルマゴメドフをがぶりからダースチョーク!

 頭を抜いたヌルマゴメドフとの上の取り合いでもデイビスがサイドバックからパウンドも、ほどなく立ち上がるヌルマゴメドフ。なおも追うオリベイラはバックピンキック、右ボディ、左ストレート。

 ヌルマゴメドフのシングルレッグテイクダウンに上から押さえ込むオリベイラが削る。ヒザを突くと、ヌルマゴメドフが前転し、ホーン。

 判定は29-28×3でオリベイラが熱戦を勝利。アバラを押さえてインタビューに応じたオリベイラは、「試合2、3カ月前にアバラを傷めていた。いつかウマル・ヌルマゴメドフと対戦したい。チャンピオンになるために諦めずに戦い抜いた」と語った。

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