▼ヘビー級 5分3R
〇ハムディ・アブデルワハブ(エジプト)6勝0敗(UFC1勝0敗)260lbs/117.93kg
[判定2-1] ※27-30,29-28×2
×ジャマール・ポーグス(米国)11勝5敗(UFC2勝2敗)264lbs/119.75kg
アブデルワハブは、元グレコローマンレスリング五輪エジプト代表。2016年のアフリカ・オセアニア五輪予選98kg級で優勝している。2022年7月のUFC277ドンテイル・メイズ戦が試合後に禁止薬物検出によりノーコンテストに。出場停止処分から2024年7月に復帰予定だったが、再び陽性でさらに半年の出場停止となっている。
ポーグスは、Contender Series 2022を経て、UFC2勝1敗。ジョシュ・パリシアンに判定勝ち後、ミック・パーキンに判定負け。2024年2月の前戦でトーマス・パターソンに判定勝ちしている。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るアブデルワハブは右ロー。ポーグスは右関節蹴りの動き。右ストレートを伸ばしたアブデルワハブは組みに来たポーグスに小内刈テイクダウン。立ち際のポーグスをサイドバックから右で腰を抱え、左でパウンド。離れるポーグス。
スタンド、右カーフを当てるアブデルワハブ。ポーグスも右ストレート、右カーフ。続くカーフは互いにかわす。左ジャブを当てるポーグス。右カーフを当てるアブデルワハブにポーグスは右を返す。左ジャブダブルから右ローのポーグス。アブデルワハブのワンツーをかわして回る。
2R、右カーフを当てるアブデルワハブ。ポーグスは右フックで入り。そこにアブデルワハブは左右を狙う。ともに慎重な展開。圧力をかけるアブデルワハブに、ポーグスは左ハイもブロックするアブデルワハブ。右ストレートのアブデルワハブにブロッキングのポーグスは右ロー。
しかしアブデルワハブも右ロー。ポーグスも右ローを蹴り返す。互いにローキックの蹴り合いから、左ジャブを突くポーグス。アブデルワハブも右カーフを返す。ポーグスはジャブを刺す。
3R、圧力をかけるアブデルワハブに金網背にサークリングするポーグス。右ミドルを当てるアブデルワハブに、ポーグスは左ハイをガード上に返す。右から左フックに繋ぐポーグス。さばきながら圧力をかけるアブデルワハブは右ロー。その蹴り足を掴もうとするポーグス。右ストレートを突くアブデルワハブ。回りながら受けるポーグスを追うアブデルワハブは右カーフ!
サウスポー構えにスイッチしたポーグスはジャブもアブデルワハブは右前蹴りを当てる。左ジャブから右ストレートでアブデルワハブの顔をのけぞらせるポーグス。互いに右ローから挑発しあっての右ストレートの打ち合いはまだ届かず。ホーン。
試合後、アブデルワハブは「とても緊張していた。ジャッジにも見放されたかと思った。もっといい自分を見せられる」と語った。
EGYPT, STAND UP! 🇪🇬
— UFC (@ufc) February 1, 2025
The only Egyptian UFC fighter @HamdyAbdelwah gets his first notch in the win column!
[ #UFCSaudiArabia | #RiyadhSeason | @RiyadhSeason ] pic.twitter.com/oEjU9Dvo00
※前日計量では、フェザー級のルーカス・アレクサンダーが2.5ポンド体重超過でキャッチウェイト戦に変更。また「選手の移動に問題が生じたため」アンドレ・ムニスがイクラム・アリスケロフとのミドル級戦から除外。また、ボラジ・オキが負傷により、アブドゥル・カリーム・アル・セルワディとのライト級戦がキャンセルされている。





