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【UFC】アデサニヤ敗れる! イマボフが2R TKO勝ち、ペイジがシャラ・マゴメドフに初黒星つける。オリベイラがヌルマゴメドフ破る! ライト級4連勝対決はジアムがデイビスに競り勝ち5連勝、タジキスタンのナイモフが判定勝ち。ガジエフとマッキニーが1R TKO勝ち。ジャスタビシアスがUFC4連勝!

2025/02/01 23:02

▼ヘビー級 5分3R
〇ハムディ・アブデルワハブ(エジプト)6勝0敗(UFC1勝0敗)260lbs/117.93kg
[判定2-1] ※27-30,29-28×2

×ジャマール・ポーグス(米国)11勝5敗(UFC2勝2敗)264lbs/119.75kg

 アブデルワハブは、元グレコローマンレスリング五輪エジプト代表。2016年のアフリカ・オセアニア五輪予選98kg級で優勝している。2022年7月のUFC277ドンテイル・メイズ戦が試合後に禁止薬物検出によりノーコンテストに。出場停止処分から2024年7月に復帰予定だったが、再び陽性でさらに半年の出場停止となっている。

 ポーグスは、Contender Series 2022を経て、UFC2勝1敗。ジョシュ・パリシアンに判定勝ち後、ミック・パーキンに判定負け。2024年2月の前戦でトーマス・パターソンに判定勝ちしている。

 1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るアブデルワハブは右ロー。ポーグスは右関節蹴りの動き。右ストレートを伸ばしたアブデルワハブは組みに来たポーグスに小内刈テイクダウン。立ち際のポーグスをサイドバックから右で腰を抱え、左でパウンド。離れるポーグス。

 スタンド、右カーフを当てるアブデルワハブ。ポーグスも右ストレート、右カーフ。続くカーフは互いにかわす。左ジャブを当てるポーグス。右カーフを当てるアブデルワハブにポーグスは右を返す。左ジャブダブルから右ローのポーグス。アブデルワハブのワンツーをかわして回る。

 2R、右カーフを当てるアブデルワハブ。ポーグスは右フックで入り。そこにアブデルワハブは左右を狙う。ともに慎重な展開。圧力をかけるアブデルワハブに、ポーグスは左ハイもブロックするアブデルワハブ。右ストレートのアブデルワハブにブロッキングのポーグスは右ロー。

 しかしアブデルワハブも右ロー。ポーグスも右ローを蹴り返す。互いにローキックの蹴り合いから、左ジャブを突くポーグス。アブデルワハブも右カーフを返す。ポーグスはジャブを刺す。

 3R、圧力をかけるアブデルワハブに金網背にサークリングするポーグス。右ミドルを当てるアブデルワハブに、ポーグスは左ハイをガード上に返す。右から左フックに繋ぐポーグス。さばきながら圧力をかけるアブデルワハブは右ロー。その蹴り足を掴もうとするポーグス。右ストレートを突くアブデルワハブ。回りながら受けるポーグスを追うアブデルワハブは右カーフ!

 サウスポー構えにスイッチしたポーグスはジャブもアブデルワハブは右前蹴りを当てる。左ジャブから右ストレートでアブデルワハブの顔をのけぞらせるポーグス。互いに右ローから挑発しあっての右ストレートの打ち合いはまだ届かず。ホーン。

 試合後、アブデルワハブは「とても緊張していた。ジャッジにも見放されたかと思った。もっといい自分を見せられる」と語った。

※前日計量では、フェザー級のルーカス・アレクサンダーが2.5ポンド体重超過でキャッチウェイト戦に変更。また「選手の移動に問題が生じたため」アンドレ・ムニスがイクラム・アリスケロフとのミドル級戦から除外。また、ボラジ・オキが負傷により、アブドゥル・カリーム・アル・セルワディとのライト級戦がキャンセルされている。

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