タワンチャイとONEフェザー級キックボクシング暫定世界王座を争う野杁
2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナ『ONE 172: TAKERU vs. RODTANG』（U-NEXT配信）の追加対戦カード発表記者会見が、1月31日（金）都内にて行われた。
会見の冒頭、チャトリ・シットヨートン代表は「ONE 170がタイのスポーツの（視聴者数）記録を作りました。172は日本の格闘技で一番の記録が見込まれるので楽しみです。172は日本の最強の中の最強vs.世界というテーマ。大谷翔平の物語が格闘技で見られます。日本のスターが国際スターに成り上がるストーリーがムエタイ、キックボクシングで見られると思います」と、日本の最強ファイターたちが世界に挑むことがテーマだと告げた。
出席した選手たちの試合へ向けた意気込みは以下の通り。
吉成名高（vs.ラック・エラワン）
「今回ONEの日本大会という素晴らしい大会に参加することができ、本当に嬉しく思っています。錚々たるメンバーの中で自分は試合をやらせてもらうんですけれど、ムエタイという競技において自分は絶対的な自信を持っているので、今回の対戦相手ラック選手は凄く強い選手ですけれど、自分のスタイル＝美しいムエタイを貫いて世界を驚かせたいと思います」
秋元皓貴（vs.ジョン・リネカー）
「今大会出場できることを凄く嬉しく思っています。ただ、ここ3戦いい結果を出せていないんですけれど、毎日厳しい練習して確実に自分がまだまだ成長しているなと感じているので、今までの悔しい時間を全部取り戻せるような最高の結果を出したいと思います」
龍聖（vs.スリヤンレック）
「世界中のONE Championshipのファンの皆さん始めまして。日本のキックボクサー、KNOCK OUTの龍聖です。ONEに出させてもらうことを嬉しく思います。3月23日、さいたまでスリヤンレック選手と最高にエキサイティングな試合を約束します。楽しみにしていてください」
青木真也（vs.エドゥアルド・フォラヤン）
「気が付いたら1年以上試合をしてなくて、あ、ファイターなんだって思い出しました(笑)。それは冗談として（チャトリ代表に）ラストマッチと言われてしまったんですけれど、全然僕の中ではラストマッチではないし、これからも試合をしていくつもりです。ラストではなくスタートだと思っていますから。今回フォラヤンと出汁のある試合をしたいと思っておりますので、お付き合いいただけたら幸いです」
エドゥアルド・フォラヤン（VTR）
「レジェンドの真也と対戦するのはこれが最後なので幸せな気分です。真也と最後に戦えることは嬉しいし、恵まれています。もちろん僕たちはプロですからね。ケージの中ではベストを尽くしたいです。ですが試合外では私たちは友人です。試合中はベストを尽くす必要があります。やあ、真也。私たちが戦ってから何年も経ったね。だから今回、最後にあなたに会いたい。リングの中でまた一緒に戦える機会を得てただただ嬉しく思っているよ。ベストを尽くそう」
海人（vs.マラット・グレゴリアン）
「ONE日本大会に初参戦させていただくことになりました。対戦相手もグレゴリアン選手、僕が世界最強を求めている中で必ず倒さないといけない相手だなと思っていた選手と対戦が決まって本当にワクワクしています。皆さんもワクワク期待していて欲しいと思います。日本の格闘技が一番強いことを証明します」
マラット・グレゴリアン
「日本に戻ってこれて嬉しい。日本には自分のファンもいるのでそれが嬉しいです。対戦相手は最初は分からなかったが調べてみたら、日本最強の一人だということで非常に楽しみにしています。キックボクシングのメッカである日本でまた試合を出来るのが楽しみです」
野杁正明（vs.タワンチャイ・PK・センチャイ）
「ONE日本大会という最高の舞台で、過去最強の相手と対戦が決まって本当に嬉しく思います。日本大会ということもあって、ここにいる日本人選手みんな勝たないといけないと思っていますし、僕は武尊くんと2人で必ず勝たないといけないと思っているので、武尊くんの前に僕がいい形で勝って、いい流れを作って武尊くんにバトンを渡して2人そろって勝ちたいと思うのでぜひ期待していてください」
タワンチャイ・PK・センチャイ
「日本で試合が出来るのを嬉しく思う。キックボクシングで大変強い野杁選手と試合が出来るのも光栄です。多くの人に見てもらいたいと思います。よろしくお願いします」
ナビル・アナン（vs.スーパーレック・ギャットムー9）
「試合の機会をいただけて嬉しく思います。またこのようなリマッチが出来ることも光栄です。これまで自分を高めるために戦ってきました。今回は昔の自分ではないこと、自分の成長を証明できると思っています」
スーパーレック・ギャットムー9
「日本でまた試合が出来ることを嬉しく思います。前回の試合ではキックボクシングをお見せしましたが、今回はムエタイということで、僕が好きで得意なスタイルになります。日本の皆さんに本来のムエタイの美しさ、アートを見せたいと思っています。とても楽しみです」
