■ミケール戦は「勝てば大きい」狙うはISKAの世界ベルト。そしてREBELSを大きくして…
試練は続く。10月6日(日)の『REBELS.63』では、ISKAスペイン王者、ミケール・フェルナンデスと対戦する。
フェルナンデスは、8月18日の大田区総合体育館『K.O CLIMAX』初代スーパーバンタム級王座決定トーナメントに参戦。1回戦で小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)に敗れたものの、持ち前のタフネスと強打で小笠原を苦しめた。
「当日は会場にいましたよ。お手伝いで朝6時からリング作りにいって、セコンドして。大きな舞台なんで正直『またここでやりたいなー』って。
フェルナンデス選手はKO率が高くて(15戦13勝12KO)、瑛作さんのパンチをボコボコに食らってるのに倒れなかった。強い相手ですけど、会長はいつも僕の対戦相手はガツガツ来る相手を選んでくれるんで『また打ち合いをすることが望まれてるんだろうな』って思ってます。
今回は勝てばデカいです。前に、スペインでISKAのタイトルマッチをして負けたんですけど、その相手にフェルナンデス選手は勝ってるんです。瑛作さんもISKAの世界タイトルを持ってるし、僕も狙ってるんで、フェルナンデス選手に勝って次はISKAの世界タイトルマッチをやりたいです」
今、栗秋は安本戦で露呈したスタミナ不足を克服すべく、山口会長が指導する「ジュニア強化クラス」で小中学生のジュニア選手たちにまじってスタミナ強化をはかっている。
「朝は弱いんで走ってないんですけど(笑)、プロ練が終わると走って、少し休んでから会長のジュニア強化クラスに出てます。基礎体力とか継続する練習で『ジュニアでこんなにキツい練習?』って思うぐらい、相当キツいです。最初は行きたくないって思ったんですけど、基礎から叩き直されて『これって自分に足りないところだな』って。
今回の試合でスタミナをつけてきた成果を出したいですし、それが出来れば安本選手と再戦しても問題なしに勝てると思うんで」
栗秋の思いは1つ。タフな相手を倒しまくって、エースとしてREBELSを大きくしていくこと。
「この2、3年でREBELSを大きく変えていきたいです。会長は、KNOCK OUTのプロデューサーになって、KNOCK OUTを盛り上げていくと思うんで、僕はREBELSの土台をもっともっと上げたいです。REBELS自体が上がったら、KNOCK OUTはさらに高い舞台になると思うんで。
ただし、僕の中で会長は『絶対』なんで、会長が『あの舞台に出ろ』といえばそこに出ていって結果を出すだけです。だけど、僕が一番やりたいことはREBELSをどんどん上げていって、REBELSで東京ドームをやりたい。それで、リング上でプロポーズしたいですね、女優に(笑)」