2025年1月26日(日)東京・後楽園ホール『Krush.170』の前日計量&記者会見が、25日(土)都内にて正午より行われた。
女子ミニマム級3分3R延長1Rで対戦する、高梨knuckle美穂(K-1ジム五反田チームキングス)は47.9kg、MOE(若獅子会館)は47.3kgで計量をパス。
約2年7カ月ぶりの復帰戦となる元Krush女子ミニマム級王者の高梨は「明日は自分らしく思いっきり暴れます」と意気込み、「前よりも自分のことを理解して動けているので、心技体が整っている感じです」と自信を見せる。
対するMOEも約1年10カ月ぶりの復帰戦となり、これは鍼灸師の資格を取るために、国家試験の勉強に集中していたため。復帰戦の相手が高梨と聞いて「なんで高梨選手の復帰戦の相手として自分を受けてくれたんかなとビックリするぐらい」と驚いたと言うが「6年前なんですけど、1回やったことあるし、怖さとかは全くなかったですね」と臆するところはない。
この期間で変わったことは何かと聞かれると「技術的というよりは気持ちの面で大きく変わったかなと思います」と答えた。
しかし、高梨はMOEと向かい合って「正直、試合に対して本気なのかなって、本気で挑んでんのかなって思う」と物足りなさを感じたと言い、「明日はちゃんと攻めないと顔面崩壊しちゃうんじゃないかって思います。それぐらいの気持ちで私はここにいるので」と予告。「絶対KOで倒す」と宣言する。
これにMOEは「私が顔面崩壊? しないと思いますね。殴られる気はないので大丈夫です」と答え、「1年間何もしてなかったわけではないので、格闘技人生全てを懸けて絶対に倒しに行こうと思います」と自分も倒しに行くと誓った。