メインを任された白幡(左)と林は倒しに行くことを誓った
2025年1月26日(日)東京・後楽園ホール『Krush.170』の前日計量&記者会見が、25日(土)都内にて正午より行われた。
メインイベントのKrushフライ級タイトルマッチ、王者・大夢(WIZARDキックボクシングジム)vs.挑戦者・長野翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は、長野が「カポジ水痘様発疹症」による全治4週間と診断されたため欠場。中止となった。
そのためメインに抜擢されたのは、バンタム級3分3R延長1Rの白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)vs.林佑哉(K-1ジム大宮チームレオン)に。白幡は53.0kg、林は52.8kgで計量をパスした。
会見で林は「今回は特に過去一番いい準備ができたと思うので、明日は自分自身も試合をするのが楽しみです」、白幡も「練習は凄くいい状況で、自分もかなり調子がいいので、明日バチバチの試合ができると思います」と、共に絶好調だとする。
今回のメインイベント抜擢について、林は「冷静に今までやってきたことを簡単にこなすというのをテーマにやってきたので、メインっていう締めをする立場ではあると思うんですけど、そこは気にせず冷静にやってきたことをやっていこうと思います。やって来たことを本当に淡々とやるだけだなと思っていて、やれば必然的にお客さんが求める結果を出せるなと思っています」と、気負わず冷静に練習してきたことを出せればメインにふさわしい試合内容になるという。
白幡は「本当にここに勝たないと次にも繋がらないですし、そういった意味で急遽メインイベントになったのもこれも必然だと思っている。林選手のKO率が高いからメインイベントに抜擢されたっていうのも、多少なりともあると思うんですけど、明日は林選手のKO勝ちか、白幡裕星の判定勝ちと思われていると思うんですけど、そこを覆したいなっていう気持ちでいます」と、今回メインに抜擢されたのは“必然”だったとし、ファンがイメージしている結果を覆したいとした。
前回の会見を欠席した白幡は改めて意気込みを聞かれると「Krushという舞台は攻撃が一番だと思うんで、自分もしっかり倒しに行こうかなっていう練習をしましたね」と、倒すことをテーマにこの試合に臨むとする。
また「明日は試合でしっかり魅せて、メインを締めくくって、最後にマイクで話したいことがあるので、そこの方も期待していただきたいなと思います」と予告した。