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【シュートボクシング】山田虎矢太が"兄・彪太朗のライバル"前フェザー級王者の川上叶と激突、笠原弘希が参戦、手塚翔太vs植山征紀など追加カードも決定

2025/01/12 16:01
【シュートボクシング】山田虎矢太が"兄・彪太朗のライバル"前フェザー級王者の川上叶と激突、笠原弘希が参戦、手塚翔太vs植山征紀など追加カードも決定

山田虎矢太が他団体エースも苦しめてきた実力者・川上叶と対戦する

 2025年2月8日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.1』の追加対戦カードが発表された。

 出場が決定していたSB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太(シーザージム)の対戦相手が前SB日本フェザー級王者、現同級1位の川上叶(龍生塾)に決まった。


 山田ツインズの弟・虎矢太は昨年3月にRISEのリングで大森隆之介に敗れてプロキャリア初黒星。しかし3カ月後の再起戦では自らOFGマッチを志願し、KNOCK OUTで活躍するハードパンチャーの森岡悠樹からKO勝利を収める。

 さらに10月大会ではフェザー級へのチャレンジを宣言し、その初戦で上位ランカーの内藤凌太を撃破。12月のGROUND ZEROではONEからの刺客シッティチャイ・ソー・デチャパンを1R TKOで葬り、現在3連勝と好調を維持する。

 対する川上は一昨年4月に山田ツインズ兄・彪太朗に敗れSB日本フェザー級王座から陥落となったが、RISE、K-1、KNOCK OUTと他団体のリングでトップクラスの選手と鎬を削り、持ち味のテクニシャンぶりを発揮。昨年4月の龍聖戦の後に負傷箇所の治療のため一時欠場していたが、再びトップ戦線に舞い戻るために、約9カ月ぶりの復帰を果たす。

 虎矢太の階級アップにより、今のSBにおいて最激戦区となったフェザー級。転向3戦目となる虎矢太が前王者&ランキング1位の川上を撃破するか。それとも川上がフェザー級トップファイターの意地を見せるか。

 川上と彪太朗は過去2戦して1勝1敗とイーブンの戦績を残しており、彪太朗のライバルとも言える川上が虎矢太と拳を交えるという意味でも興味深い一戦となった。


 SB日本スーパーフェザー級1位・手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)vs.植山征紀(ONE LIFE)の注目の一戦も決定。手塚は昨年12月のGROUND ZEROでHOOST CUP王者・成尾拓輝をフロントチョークで下して現在7連勝3連続KO勝ちと勢いに乗っている。一方、KO率が高くSB屈指のハードパンチャーである植山は2023年2月のSB日本スーパーバンタム級タイトルマッチで挑戦者・山田虎矢太に敗れ、2度目の防衛に失敗。階級を上げ、復活を狙う。KO決着必至の一戦で勝利するのはどちらか。


 また、SB日本ウェルター級トップ戦線で活躍する風間大輝(橋本道場)が怪我からの復帰、DEEP名古屋大会を主戦場にするMMAファイターの今村滉(CBIMPACT)とオープンフィンガーグローブマッチで激突する一戦、和田修虎(橋本道場)vs.長谷川大祐(TEAM FOREST)の新鋭vsベテランの対決も決定した。


 そしてSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)の参戦も決定。昨年は2月の『ONE Friday Fights 53』でワラポン・ソー.デッチャパンに敗れたあと、怪我の影響もあり、約8カ月のブランクがあった弘希。10月の復帰戦ではKO勝利したものの、12月の『GROUND ZERO』ではジャック・ジャックムエタイに延長判定負けを喫した。2025年を巻き返しの一年にするべく、開幕戦のリングに立つ。

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