ムエタイ
ニュース

【BOM】第2の吉成名高を育成「タイで活躍できる一流選手擁立のため」タイ同様のルールで行う新ムエタイ大会を開催

2025/01/12 14:01
 吉成名高、奥脇竜哉、品川朝陽、吉成士門ら本場タイのリングでもトップ選手に勝てるムエタイファイターを生みだした『BOM』が、新たなムエタイ大会『bom TOWARD FUTRE』を開催することを発表した。 『bom TOWARD FUTRE』=bTFはムエタイの本場タイで活躍できる一流選手擁立のため、ジュニア時代からタイ国同様のルールでしっかりとしたムエタイ技術を身に着け、日本国内から世界レベルの選手を育成する事を目的とする。また、タイ国ジュニア選手とのスポーツ交流を通じ、幼少期から同じ目標を持つ仲間をつくる事で、今後の格闘技界の未来を担う人材も育成していきたいと考えているという。  斬新なのは、試合時間が1R2分(女子は1分30秒)とはいえ「5R制」で行われるということ。これはつまり、5Rフルに戦うことが多いムエタイの戦い方や流れの作り方を少年時代から身に付けさせようという狙いが感じられる。加えて、ムエタイで勝つために重要となるポイントの取り方や駆け引きを覚えさせるためだろう。また、全試合ワイクルーが義務付けられる。 【写真】少年時代から試合を積み重ね、ラジャダムナンとルンピニーを制した名高 判定基準は①基本的に拳、足、膝、肘を武器とし、相手に対し力強く正確に、また相手が防御できない攻撃を第一とする。②より相手にダメージをあたえた選手。③重く、力強く、はっきりとした攻撃。④攻撃的でアグレッシブな選手。⑤攻撃数が多い選手。⑥より攻撃的な技、ディフェンス、カウンターなどに優れている選手。  カテゴリーは小学低学年、中学年、高学年、中学1年・2年・3年生となり、マッチメイクは応募者の中から年齢・性別・身長・戦績を合わせて決められる。  第1回大会は2025年3月2日(日)、以後は4月13日(日)、6月8日(日)、7月27日(日)、8月24日(日)、9月28日(日)とほぼ毎月開催していく。1大会で全7~10試合を予定している。現在、全国から出場選手を募集中。  大会を主催する中川夏生BOM代表・エイワスポーツジム会長は「自分の考えですが、やはり子供の頃からしっかりとした経験を積まないと世界では通用しないと思います。この大会では、少しですが全ジュニア選手にファイトマネーを出します」とコメントしている。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア