「世界にアピールしたい」と伊澤
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』に出場する選手の個別インタビューが、29日(日)都内にて行われた。
第11試合のRIZINスーパーアトム級(49.0kg)5分3Rで、ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)と対戦する伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)が出席。当初はRENAとのタイトルマッチが予定されていたが、RENAの練習中の負傷によりアプデルガリムとのノンタイトル戦となった。
全然、打撃でも圧倒できる
「大晦日の試合前ってことで楽しみな気持ちです」
――今回は髪の編み込みは?
「このあとしに行きます、星のコーンロウでやっていきたいと思います」
――対戦相手の印象は?
「打撃が強くてストライカーだなって印象です」
――試合のテーマは?
「今回は怖い伊澤星花を見せたいと思います。女子格闘技ってあまり怖さがないと思っていて、見ている人を引かせるような試合をして世界にアピールしていきたいと思っています」
――どんな試合展開をイメージしている?
「今回はTKOか一本でしっかり決めきりたいと思っています」
――取り組んできたことは?
「今回はしっかり丁寧に極め切ることを意識して、最初の入りから極めまでの流れを何パターンか作ってきました」
――新たな武器は?
「いろいろな武器がありますが、その中でも寝技を狙いながらのTKOを狙っています」
【写真】9月には引退試合の浅倉カンナにも容赦ない攻めを見せた伊澤
――打撃で打ち合うつもりも?
「自分の中で打ち合いは好きではないので、自分の距離感で打撃を作っていきたい。全然、打撃でも圧倒できると思っています」
――試合が決まるまでにストレスがあったと思うが切り替えは?
「試合が決まったと言われてモヤモヤがあったけれど、ルシア選手の試合を見たら強い選手だったので試合が楽しみだと思ったので、そこで集中して切り替えました」
――もしRENA選手との試合になっていたら?
「レベルの違いを見せたかったですね」
――この1年を振り返ると?
「怪我もあって不安な1年だったけれど、怪我を乗り越えて成長を感じられた1年なので、集大成としてその成長を見せられたらと思います」
――その成長とはメンタルか、技術か。
「技術もそうですし、王者として凄い自覚も出来てきたのでちょっとずつですがRIZINを引っ張ることが出来ているのかなと思います」
――無敗だが負ける怖さはあるか?
「全く無いです。最初は相手の映像を見て不安も多くてナイーブになったりするけれど、練習して試合になる時はどうあっても負けるわけがないという気持ちで試合に臨んでいます。試合に臨む時は早くやりたい、見せたい気持ちしかないです」
――4年連続で大晦日出場する想いは?
「ありがたいことに毎年出させてもらっているので、そのルーティンになっています。どんどん出ていきたいです」
――甘いものが食べられないのがストレスだと言っていたが、計量後に食べたいスイーツは?
「フルーツ、計量終わってご飯食べてから、いちごのパフェを食べようと思います」