▼Black Combatミドル級選手権試合 5分3R
×チェン・ウォンジュン(韓国)王者 “ホワイトベアー”
[判定0-3] ※28-29×2, 27-29
〇オ・イルハク(韓国)挑戦者 “キングコング”
※イルハクが新王者に
1R、ともにオーソドックス構え。サウスポー構えにスイッチしてのワンツーの左を喉元に刺すイルハク。ウォンジュンの左右に組みも離れる。
イルハクの左ミドルをキャッチし、テイクダウンそのままマウントになるウォンジュンだが、足を戻したイルハク。いったん体を離し、ハーフに入って行くウォンジュン。ブレーク。細かいステップから出入りのイルハク。その入りをオーバーフックして金網背してゴングを待つウォンジュン。
2R、前蹴りから頭を下げた左右フックでウォンジュンをケージまで下げさせるイルハクは左で差して押し込み、互いに肩パンチ。
体を入れ替えたウォンジュンは左で差して崩すが、その際で投げたイルハクが上に。すぐに片ヒザ立ちになるウォンジュンの左足を両足で挟み、アゴ下に頭をつけてから崩すイルハク。
背中を着かされそうになったウォンジュンだが、左で差してから煽って足を戻すとフックガードに。いったん背中を預けて立とうとするが、バッククリンチのイルハクは上から身体で蓋をして寝かせると、マウントからパウンドも時間が無く中腰から打つと、そのスペースでウォンジュンが立ってゴング。
3R、右カーフの蹴り合いから左ボディストレートはイルハク。スイッチして右前蹴り、左インロー。そこにウォンジュンは右を狙う。オーソに戻したイルハクは左フックをヒット! 圧力を強めてシングルレッグへ。体を入れ替えたウォンジュンが押し込みブレーク。
左ジャブを当てるウォンジュン。イルハクの右をかわして左ジャブ。イルハクがサウスポー構えになって左を狙いゴング。判定3-0(29-28×2, 29-27)で“キングコング”イルハクが勝利。試合後、イルハクは「この場所に連れてきてくれてありがとう」とセコンドのコーチにベルトを巻くと、家族に感謝の言葉を述べた。また敗者は「あと2年やると言って10年経った、もう少し頑張ってよい試合が出来るように頑張ります」と語った、