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2025年2月22日(土)マレーシア・クアラルンプールのN9アリーナで開催される『FIRE CAGE Fighting Championship』にストラッサー起一(総合格闘技道場コブラ会)の参戦が決定した。メインイベントでグレイゾン・チバウ(ブラジル)とウェルター級タイトルマッチで対戦する。RIZINとストラッサーが発表した。ストラッサーは今後、RIZINにも出場できる契約と自身のYouTubeで明かしている。
ストラッサーは、PANCRASEで王座に挑戦し、HEATでウェルター級王者となった後、UFCに参戦し、3勝2敗と勝ち越してRIZIN、Bellatorでも活躍。2024年3月の『RIZIN LANDMARK 9』でイゴール・タナベと対戦予定だったが、イゴールの体重超過で試合中止に。今回のFIRE CAGE FCは2023年4月の『RIZIN.41』中村K太郎戦以来の試合となる。
対するチバウは、ATT所属の元UFCファイター。PFLで2勝2敗後、2024年1月の『TOP BRIGHTS.1』でバクムント・ビュレンゾリックにスプリット判定で勝利。その後も9月に『Warriors Night MMA』で元Bellatorファイターのジョエル・クアージャに判定勝ちで2連勝中だ。
ストラッサーはYouTubeで、「対戦相手の名前を聞いたときに、本能的に『うわっ、試合をしたい』となって即答で受けることにしました」と語る。
RIZINでの試合が決まらないなか、「イゴール戦が流れて、それで超RIZINも1カ月前に実際試合が無いって言われて、そこからまた9月の大会も含めて、もうあと年内どっかで俺は絶対試合する、もちろん試合する権利あると思ってたから、ずっと追い込み続けて、やっぱりホンマにきつい時期もあった。もう試合が決まらんってなったら心折れそうなる時もあんねん。ホンマにこの23カ月めっちゃ苦しかって泣いたこともある。どうしようもならなくて自分がもう取り残されてる、誰からも見離されて何もないって思う時期があった」とも吐露。
しかし、「ファンの方々もそうやし、本当にいろんな方、道場の練習仲間も含めて、みんなに支えられて俺はこうやって格闘技できてるなっていうのもホンマに思ってんねん。だからこそ絶対に今回のこのチャンス逃すわけにいかん。やっぱり格闘技って何で返すって言ったら一生懸命に戦い抜いて、戦いに向かって勝利でしか俺は返されへんと思ってる。チャンピオンなってもRIZINに継続参戦してもいいという、俺にとってはすごくいい内容で、もちろんマレーシアのFIRE CAGEでも絶対活躍していく気持ちもあるし、でも俺の根底はやっぱりRIZINで活躍して日本のファンの皆さんに見てもらいたいというところがある。俺はこうやって今回海外で勝負しに行くけど、日本のRIZINファイター代表として戦ってきます」と、RIZINファイターとしてチャンピオンとして凱旋したいとした。