2026年5月31日(日)東京・後楽園ホール『K-1 REVENGE 2026』にて、第7代K-1 WORLD GPフェザー級王座決定戦3分3R延長1Rで関口功誠(ALONZA ABLAZE)と対戦する、石田龍大(POWER OF DREAM)。
後輩の大一番を前に、元K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者で前WBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋ジム)が石田を激励に訪れた。元々、武居の大ファンだったという石田にどんなアドバイスを送るのか。
「石田のファイトスタイルは武居に似てる」と言われて
――まず最初に、お二人の出会いの時期はいつ頃ですか?
石田「俺が喋ってもいいですか?」
武居「どうぞ。全然覚えてない(笑)」
石田「高校の時に俺が由樹くんに憧れていて。で、上京しようと思って、PODに高校卒業してから移籍したら由樹くんはちょうどボクシングに行ってしまっていなかったっていう感じです(笑)。でも、週2回ぐらいPODに練習に来てくれるので、それを見ながら今までずっと憧れを持ちながら頑張っています」
――K-1時代には接点ないんですね。
武居「でも、自分がまだK-1ファイターの時代に、K-1の試合を控え室で見てた時に龍大が試合に出ていて。SNSで『石田のファイトスタイルは武居に似てる』みたいなのを見たことがあったので、見てみようと思った記憶があります」
石田「K-1大阪大会だと思います。由樹くんが好きなので、メンションしたんですよ。そうしたらメンションが返ってきて、それが嬉しくて、学校の友達全員に自慢したっていう思い出があります」
武居「誰にも伝わらんでしょ(笑)。でも、自分がK-1ファイターの時も龍太の試合は見ていたので注目はしてたって感じです」
――石田選手は武居選手のどういうところに憧れを持ったんですか?
石田「試合スタイルと、あと顔と」
武居「え、顔?(笑)」
石田「あと強さと、由樹くんみたいなスタイルになりたいなって思っていたんですけれど、なかなかなれなくて。今はもう自分のスタイルを磨いて頑張っています。で、実際こうして東京来て、人柄がめっちゃ優しくて。マジですごいな。全部が完璧ですね。こんな人になりたいなと思って」
武居「いいよ、そんなに持ち上げなくて。やりすぎ。逆に馬鹿にされてるような気がした(笑)」
――というぐらい憧れていたみたいですけれど、今のお話を聞いていかがですか?
武居「いやいや、単純に嬉しいですね。自分も龍大の練習とか試合も見てますけれど、自分にはない強さは全然あるので、自分がK-1ファイターだったとしても龍大とはやりたくないなっていう。試合もそうですし、練習もそうですけれど、危ないっていう怖さがあるファイトスタイルなので。K-1ファイターとして考えると、龍大は厄介だなっていうイメージですね」
――その厄介というのは具体的に言うとどういう部分なんですか?
武居「何でも出来るので。フェザー級なのに、この手足の長さとかもそうですし、近い距離でも戦える。ヒザも危ないですし、近い距離のパンチも上手なので、穴がないなっていう。最近は遠い距離も本当に出来ているし、龍大を試合で崩すのはちょっと難しいなっていうイメージですね。全然正直、自分のK-1ファイターの頃と龍大を比較しても、全然龍大の方が完成度高いです」
石田「それはないです」
武居「いやいやいや、本当にそう思います」
――めちゃくちゃ褒められましたね。
石田「ヤバいですね。ありがとうございます」
武居「先に褒めてもらったので(笑)」
――石田選手は最初憧れて、ファンからもスタイルが似てるっていう話があったんですけれども、意識はしてたんですか?
石田「初期段階でめっちゃ真似していましたね。昔はめっちゃ真似したんですよ」
――どういうところを?特に重点的に。
「ステップとかコンビネーションとかを頑張ってやってたんですけれど、なかなか上手く行かず。似せてるだけみたいな感じになってましたね」
――その後、PODに行こうと一大決心をして、上京されてきたと。事前に武居選手がボクシングに転向することは知らなかったんですか?
石田「噂は聞いていたんですけれど、辞めたまでは知らなくて。行ったらもう辞めてたって感じです」
武居「自分がボクシングに転向すると発表したのが、2020年の12月だったかな」
石田「じゃあ、発表されてるか。俺が知らなかっただけですね(笑)」
武居「適当ですね(笑)。いつ来たの? 自分の記憶では気づいたらいた、みたいな感じなので。その頃一気にPODに若い子たちが入ってきたイメージで、その中の一人っていう感じだったので。でも、石田くんだ、PODに来たんだみたいな」
石田「高3の時に11月ぐらいからもう決めていて、会長とも話し合っていました。本当は就職先も決まってたんですけれど」
武居「そうなんだ」
石田「はい。でもやっぱり諦められないなっていうところで」
武居「就職は大阪で?」
石田「はい。それで断って上京しました。ギリギリまで粘って粘って、やっぱ来たいって」
――そしていなかったと。
石田「そしたらどこにもいなかった(笑)」
――武居選手がPODにも練習に来ていて、そこで会って話しかけられたんですか?
石田「話しかけてくれました。めっちゃ優しくて。めっちゃ優しいんですけれど、一緒にいた中野滉太くんの尻を蹴れ、みたいなこと言われて。緊張しながら蹴ったのを覚えています(笑)」
――それは何なんですか?
武居「覚えてないです。そういう悪ふざけみたいなのは、あの頃はよくあったかもしれないです(笑)」
石田「その印象がめちゃくちゃあって(笑)。でも、そのおかげで馴染めたというか、ありがたかったです」
――武居選手は気づいたらいたということでしたが、最初は印象が薄かったんですか?
武居「本当に気づいたらいたって感じでした。蹴りの練習は一緒にやってないもんね?」
石田「一切やってないですね」
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石田龍大が「急に伸びた」タイミング
【写真】5月2日、東京ドームでの再起戦で判定勝ち――練習で触れ合えることはあったんですか?
石田「ボクシングで軽くやってもらったことがあります。初めてやった時は14オンスでマスをやったんですけれど、マジでオープンフィンガーかなと思って。パンチが硬すぎてビックリして。大阪戻ろうかなと、こんなところでやってられへんわと思いました。マジでビックリしましたね。凄いですね、パンチの質が。当て勘も凄いなと」
――武居選手が、石田選手はいいところまで行くのではという認識を持ったのはどれぐらいなんですか?
武居「いつぐらいだろう…」
石田「俺の感覚では、こっちに来て2~3年目ぐらいからかなと思っています」
武居「確かに急に強くなったなっていう。元から才能はあったし強いなと思っていたんですけれど、どこかのタイミングで…ちゃんとは覚えてないんですけれど、どこかのタイミングで急に伸びたなっていう印象があります」
石田「僕、分かります。こっちに来て3年目ぐらいの時に、体調を崩して3カ月間大阪に戻ってたんです。その時期にヤバいってなって、そこから食事とかも全部変えて、会長の言われてる私生活に全部変えたら、なんかいい感じに成長していきました」
――それまでは会長の言うことを無視していた?
石田「無視はしてないんですけれど、徹底的にやっていったんです。睡眠も食事も練習の取り組み方も。最初は足もめっちゃ遅かったんですよ」
武居「確かに最初はあまりイメージがなかった。今はめちゃくちゃ足が速いんですよ」
石田「今はだいぶ成長しています」
武居「練習の取り組みも真面目ですし、これは来るなって。一人抜けてんなっていうのは見てても思ってたんですよね。それがいつっていうのは、いま龍大が言うまで分からなかったんですけれど、急に“これ来るな”みたいな感じがしました」
――石田選手の中でも劇的に変わった時期だったんですね。
石田「ここで一気に切り替えないと、と思って。多分そこから本当に格闘技に向き合ってきたって感じですね。最初の1、2年はちょっと子供だったなって今は感じています」
――武居選手から見て、石田選手のファイターとしていいところ、ストロングポイントはどういうところですか?
武居「穴がなくて怖いんですよ。怖さがある。パンチにしろ、蹴りにしろ、何でも出来るので。それに、あまり(相手の攻撃を)もらわないでしょう?」
石田「そうですね」
武居「それが大事だと思うので。どんな相手が来ても崩し難いと思いますよ、一発一発が強いので。多分蹴りでも倒せるだろうし、最近大橋ジムにボクシングのスパーリングにも来るんですけれど、ボクシングでも絶対通用するなっていうのはずっと思っていて。それを八重樫さんにもずっと言っていて、龍大を早くボクシングに紹介しましょうみたいな(笑)。それぐらい本当にポテンシャルが高くて、ボクシングでも通用するだろうし、このままK-1でやっていっても絶対にトップに行くだろうという感覚なので楽しみです」
――ディフェンス能力が優れている?
武居「もらわんもんね」
石田「そうですね。昔から目は良かったんです。地味な反応みたいな。PODに来て、(江川)優生くんとか(岩尾)力くんとか滉太くんとか中島(千博)さんとかめっちゃ強いじゃないですか。ボコボコにされてる中でブロックとかも覚えて」
武居「そうだね。ブロックも出来るし、外せるし。あとヒザ蹴りはマジで危ないと思います。本当に怖いです。そこだけ警戒しててもパンチもあるし、蹴れるし。厄介だなと思うんですよね」
――ヒザはタイミングがいいんですか?
武居「タイミングと伸びてくる。下から突き上げるヒザみたいなのが上手なので」
――ヒザは元々得意だった?
石田「いや、元々グローブ空手出身なのに蹴りが全く出来なかったんです。本当にここ最近蹴りを頑張りだしたみたいな感じです」
――そうなんですか? 意外ですね。ミドルキックの選手っていうイメージなんですけれど。
石田「マジっすか。全然蹴りがめっちゃ弱くて。一時期、手首を痛めてパンチを思いっきり出来ない時に、蹴りとかいろいろ自分の中で磨き上げてきました」
――それで蹴りが伸びた、と。
石田「そうですね」
武居「蹴りを自分は受けたことがないから、どのぐらいの強さがあるかとか、距離感とか分からないんです」
石田「蹴りは本当にめっちゃレベル低いですね」
武居「あと自分はカーフを知らないので。カーフも蹴るでしょ?」
石田「カーフはあまり蹴らないかもしれないですね」
武居「近い距離で蹴るイメージはある。それがヒザなのかな」
石田「でも、効かせようと思って蹴ってはいかないですね」
――あくまでもパンチにつなげる蹴りだと?
石田「そうですね。自分の中では、嫌な蹴りをとりあえず練習していました」
――一緒に練習している中で、石田選手が特に武居選手から吸収した部分、参考した部分はありますか?
石田「ミット打ちを見ていて、全く同じ形で打てば同じ強さになるだろうと思って、それを他の人にドラムミットを持ってもらって真似していました。あと、スパーリング前にいつも由樹くんの試合動画を電車で見ながらジムへ行きます」
――気分は武居由樹っていう。
石田「そうです(笑)。頭にちょっとでも入れておけば、なんか真似できるかなみたいな」
――その中でよく使うコンビネーションもありますか?
石田「いや、やってみるんですけれど俺が下手なので。考えると動きが遅くなってしまうところがあって、感覚で出来てる時はめっちゃ自分の中でイメージがいい感じです。自然とそういうコンビネーションが出ます」
――武居選手から見て、石田選手がパンチの部分で特に秀でているものとは?
武居「躍動感があるので、ボクサーとのスパーを見ていても、自分が言うのもなんですけれど、ボクサーにないスタイルで戦っているので、ボクサーはみんなやりづらそうなんですよ。自分もこの前試合だったので、龍大と同じぐらいの時期によくスパーを見ていたんですけれど、そのスパーを見て龍大のこれ真似しよう、みたいなのは逆に取り入れていました。これいいな、この動きいいなとか。龍大も試合前なのであまり詳しくは言えないですけれど、これ真似しようみたいなのはよくあります。だから、逆に自分が龍大の真似している部分もあるんです」
――凄いじゃないですか。武居選手が石田選手の試合をご覧になっていて、印象深い試合は?
武居「自分が他のジムで注目していた松本海翔選手との試合ですね。松本選手との試合は正直、どっちが勝ってもおかしくないって思っていたのを龍大がしっかり倒しきったので、凄いなと」
――松本選手にも注目してたんですね。
武居「注目してました。強いなって。Krushで見てて、この子も来るだろうなって思ってたんですよ。それが龍大と試合決まって、そこで龍大が勝ち切ったっていうのは凄く印象がありますね。そういう若くて強い選手に勝ち切るのって、今後の格闘技人生にも大事なことだと思うので、勝ち切ったのは凄いと思います」
――石田選手としても、この試合で差を見せてやろうみたいな気持ちはあったんでしょうか?
石田「はい。絶対負けられないし、今まで自分はあまりKOを狙いに行かなかったんですけれど、その試合は絶対KOでって自分の中で決めていました。なんとか実現できてよかったなって感じです」
――そのKOしたかったっていうのは、向こうが推されている感じがあったからですか。
石田「そうですね。なんとなくですけれど、周りは松本が勝つっていうのがあったので」
武居「本当にどっちが勝ってもおかしくないなっていう感じで。もちろん龍大の応援はしていましたが、なんか厳しい試合だなっていう。ここは結構キツい試合になるんじゃないかなって見てたので、そこで倒したのは凄いと思いました」
石田「ありがとうございます」
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武居「K-1を背負っていって欲しい」
――石田選手は武井選手の試合は応援に行っていますか?
石田「試合前じゃなければ行きます。東京ドームは一応チケットを買ったんですけれど、体調次第で行こうと思っていて。減量的にちょっとキツくてネットで見ました」
武居「ブーイングした?」
石田「してない(笑)。俺はマジで勝ったと思ってたんですけれど」
――東京ドームの試合は世間の評判があまり良くなかったですね。
武居「はい。自分の力不足です」
――今はどう消化しているんですか?
武居「いや、悔しいですね。悔しいは悔しいので。でも、ああいう試合してしまったのはしょうがないので、ここからどう挽回するかっていうところだと思っています」
――ご自分的にはブーイングをされるような試合だとは思わなかった?
武居「いやいやいや。感覚としてはダメです。やりたい動きが全然できてないので。しょうがないです」
石田「でも、相手の打たれ強さが異常でしたね」
武居「そう。相手の選手が根性あって。挽回しないといけないですね」
――そういう試合から自分としては何を学び、どういうことを今後の糧にしようと思いますか?
武居「次の試合をどうするかっていうところなので、また同じ展開、同じ試合内容を見せたら、ファンからまた大ブーイングなので、応援してくれる人たちのためにも、自分らしい試合をするっていう気持ちの入れ替えですかね。本当に練習してたことはほぼほぼ出してないので、また次の時にそれを出す。相手にももちろんよりますけれど、出せたらいいなと。見せ方だけですかね」
――石田選手はそういう転機と言ったらちょっと大げさかもしれないですけど、そういうポイントになるような試合は過去にありました?
石田「自分の中ではやっぱり松本戦ですかね。あそこで自信を持ったというか、そこから試合への怖さがなくなった」
――そして次は関口功誠戦ですけれども、無敗の相手ということで。
石田「でも俺、無敗狩り結構得意なんで」
武居「かっこいい(笑)」
石田「恐縮です」
――武居選手は関口選手の試合をご覧になったことはありますか?
武居「ちゃんとは見てないんですけれど、名前はもちろん知っています。これから見てみようと思っています。応援にも行くので」
――無敗の相手とやるんだ、みたいなのはありますか?
武居「自分の中ではK-1チャンピオン決定戦みたいなのがあまりしっくりは来てなかったので、ここで決定戦なんだ、みたいな感じでした。寺田匠選手とやるのかなってイメージだったので。でも正直、今の龍大にパッと思いつく限り勝てる選手はいないと思うので、全然別に相手どうこういう心配はしてないですね。でも気は抜くなよ」
石田「はい!」
武居「コンディションとメンタル次第では、もう全然大丈夫だなって心配はしてないです」
石田「ありがとうございます。俺もしっかりコンディションを整えていけば必ず勝てるって思っています」
――関口選手のファイターとしての印象は?
石田「スピード、パワーとか全部俺より上回ってるなとは思います。でも、負ける気はしない」
武居「ごつい人だっけ?」
石田「ごついです。蹴りもパンチも上手い」
――スピードとパワーで負けてても、それでも自分が勝つと?
石田「はい」
――その根拠は?
石田「古川会長がいるからです」
――そういえば、大阪で試合が終わって控室に戻ったら、会長たちがもう帰ってたっていうエピソードが面白かったです。
石田「でもあれ、大阪だけじゃなくて毎試合そうなんですよ。俺が試合が終わって帰ったらもう誰もいないんです(笑)」
――なぜそんな置いてきぼりキャラに?
石田「なんでなんですかね。インタビューの時間が長いから、もう先帰るぞみたいな感じで」
――武居選手は置いてきぼりにされたことあります?
武居「いや、自分はないです。さすがになかったです。それは多分、会長が怒ることがないからじゃない?」
石田「あ、そうですね」
武居「だと思う。怒ることがあったら絶対帰らないから」
石田「確かに、怒る時ってすぐに言われますね」
武居「帰ったのは、いいよってことなのでは」
石田「逆に控室にいたら緊張した方がいいですね(笑)」
武居「そういう会長の中で納得する試合が出来てるっていうのは、自信を持っていいと思う」
石田「はい、ありがとうございます」
――K-1のベルトへの想いはどういうものがありますか?
石田「俺が高校生の時に見ていた由樹くんが、階級は違うんですけれど持っていたベルトなので、絶対に獲らないといけないなっていうのと、このベルトを獲ることによって、自分の格闘技の選択が増えていくと思うので絶対に獲りたいです」
――今、PODにK-1のベルトはないですよね?
石田「そういう意味でも持ってきたいです」
――タイトルマッチに臨む心境的なアドバイスはありますか?
武居「それは人によるからなあ。一番大事なのは自信を持っていくことだから、とは思う。気負わずに、俺の方が強いぞっていう感じで行くのが大事かなと思います。自信を持っていって」
石田「分かりました」
武居「本当にPODで一番練習していると思います。他のジムと比べても練習しているジムなのに、その中でも一番練習していると思うので、それは本当に自信を持っていいことだと思う。あとは普通に楽しんでいく感じですかね。あまりアドバイスはいらないと思います」
――それぐらいの信頼があるということですね。
武居「そうですね。Krushのタイトルマッチも経験しているから、それは本当に大きいと思う。2回タイトルマッチをやっているなら大丈夫です。いつもと同じようにやれば」
石田「はい」
――K-1チャンピオンになったとしたら、期待したいことはありますか?
武居「K-1チャンピオンとしての試合をどんどん見せていって欲しいなっていう。K-1を背負っていって欲しいです」
――今のK-1は日本人選手の注目が薄い現状があるじゃないですか。そこで自分の存在感をここでどんどん見せていきたいという気持ちはありますか?
石田「本当に。由樹くんや(江川)優生くんのようなド派手なKOをすればきっと…」
武居「めっちゃ棒読みじゃないですか(笑)」
石田「いやいや。目についてくれると思うので試合で見せたいですね。どんな相手でも盛り上がるというか、みんなが引くみたいな、静まり返るようなKOを頑張りたいです」
――もしベルトを獲れたら、武居選手からどんなご褒美が欲しいですか?
石田「サインが欲しいです」
武居「いらなすぎ! それは嫌でしょ」
石田「じゃあ、ネックレスが欲しいです」
武居「か、考えておきます(笑)」
――武居選手はPODの後輩としての部分で、石田選手がみんなを引っ張っていく存在になってほしいとの気持ちもありますか?
武居「そうですね。PODの存在感を見せるような試合をする選手になっていって欲しいですし、年齢的にはまだ中島さんだったり江川がPODのキャプテンかもしれないですけれど、その中でもPODのエースは龍大なのかなって思うので、そういうところでは引っ張っていって欲しいなと思います」
――そのためには何が必要でしょう?
武居「K-1のベルトですね。それを獲ったらいいんじゃない? そうしたらあとは、自ずと見せていけると思うので」
――ちなみに武居選手がPODの選手以外に今K-1で注目している選手はいますか?
武居「誰だろう…今はパッと出てこないな。誰?」
石田「俺はもう完全に一人、(Krushフライ級王者の上遠野)寧吾ですね。違うジムでも多分寧吾って言いそうな気がする」
武居「外国人選手だったらレミー・パラですね。めっちゃ強くないですか。彼に中島さんや江川がどう絡んでいくかを見たいので、注目しています」
石田「俺が倒します」
武居「え、階級を上げるの?」
石田「今回ベルトを獲れれば上げるつもりです。一気に3階級制覇くらいしたいと思っています。夢は大きく」
――武居選手と武尊選手がいた時のK-1ってノリに乗ってたじゃないですか。もう一度そういう時代を今の若い選手たちに取り戻してほしいという気持ちは?
武居「それって、多分一人じゃ無理なので、全員でやらないと盛り上がらないと思うんですよ。みんなで盛り上げていかないと注目はされていかないと思うので。自分が言える立場ではないですけれど、みんなに頑張ってほしいなと思います」