キックボクシング
レポート

【NARIAGARI】平山迅がロクク・ダリに判定勝ち「ISKAを持って帰ってこれるように頑張る」、対戦相手負傷で試合中止の来希はKrush出場を直訴、山口ショータが復活の初回TKO勝ち

2026/05/26 22:05
NARIAGARI vol.62026年5月16日(土)大阪・GORILLA HALL OSAKA ▼メインイベント 70kg級キックボクシング 3分3R〇平山 迅(TEAM ONE)判定3-0 ※29-28×3×Daryl Lokuku(=ロクク・ダリ/TRI.H Studio)  平山は皇治の盟友で、K-1グループで渡部太基、塚越仁志、牧平圭太、木村“フィリップ”ミノルといった歴代Krush王者たちと拳を交えてきた。K-1を離れ、2023年9月には『NARIAGARI』でISKAインターコンチネンタル王座決定戦に臨んだが、モー・アブドゥラマンにTKO負け。  2024年4月に『HEAT』でHEAT KICKミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーターに挑むも、4RにTKO負け。12月のBigbangで水上陽生に判定勝ち、2025年3月のBigbangウェルター級タイトルマッチで野村太一にTKO負けした。7月、約3年ぶりにK-1復帰を果たすとKO-TA BRAVELYをKO。タイに渡ってムエタイの試合も行っており、これまで2本のベルトを獲得している。  ダリは柔道でアフリカJrチャンピオン、コンゴのナショナルチームに選ばれ、2010年に来日してMMAを始め2012年10月にプロデビュー。2018年12月、GRANDウェルター級王座を獲得。2020年8月、RIZIN初参戦を果たして海人とキックルールで対戦も判定負け。2021年11月は“ブラックパンサー”ベイノアに逆転KO負け、2023年6月には木村“フィリップ”ミノルとキックルールで対戦しKO負けしたが、木村のドーピング検査が陽性だったため無効試合に。2024年4月のシュートボクシングでは風間大輝を破ったが、8月に都木航佑に敗れた。MMAは2024年12月と2025年3月にGRACHANで連敗を喫している。  戦績はよくないが、立ち技の試合経験があり、一発の破壊力を持っているダリは平山にとって厄介な相手となるだろう。序盤から両者がフルスロットルで殴り合いを展開すれば、ダリの一発が当たる可能性もある。  1R、右ローを蹴っていく平山は左インローも蹴る。ダリは左フックを打ちながら前へ出ていくが、平山は下がってかわす。そして右ロー。ジャブで圧をかけるダリは平山の蹴り足をキャッチすると右ストレート、平山は尻もちをつく。  左右フックで前に出るダリに平山はコーナーへ詰まるが、すぐに脱出して左フックで反撃。ジャブから右ローを蹴る平山に、ダリは蹴り足キャッチからの右ストレート。右オーバーハンドを打つダリ。  2R、ジャブを突くダリは、平山が右ローを蹴るとまたもキャッチしての右ストレート。平山は右ローを狙い撃ち。右ハイも見せる。平山の右ローで大きく傾くダリ。平山は右ローを蹴っていくが、ダリも右ストレートを狙う。平山が右ミドルをヒットさせた。  3R、平山は右ミドルから右ロー、ダリは左右フックから前蹴り。ダリのジャブに右ローを蹴る平山。ダリはパンチを出しながら前へ出ようとするが、追い足がかなり鈍っている様子。平山の右ローが深く決まり、それでも前に出てくるダリの左右フックは平山がかわす。ダリは飛びヒザ蹴りを放ち、右オーバーハンドを繰り出すが空振り。最後は平山が左右フックで前へ出た。  判定3-0で平山が勝利し、マイクを持つと「メインイベントとして試合をしっかり締めくくる準備はしたきたんですけれど、やっぱり試合って簡単でなく難しい試合運びになっちゃいました。そこはメインイベンターとしてお詫びします。本当にしょうもない試合をしてすいませんでした。勝ったらISKAの世界タイトルに挑戦したいという想いでタイのムエタイの2団体のベルトを獲って帰ってきましたが、この実力ではISKAの世界は獲れないと思っています。トシもトシなのでしっかりと試合を重ねて、またこのNARIAGARIにISKAを持って帰ってこれるように頑張るので、自分に力を貸していただければと思います」と語った。 [nextpage] ▼第13試合 3分3R -65.0kg キックボクシング来希試合中止西山雷夢※西山が練習中に顔面負傷、本人の申し出により試合中止。  vol.1から連続出場しているNARIAGARIファイターの来希に勝利した場合は、賞金50万円が贈られるという高額インセンティブ付きの一戦となったが、西山が練習中に顔面負傷して試合中止。 試合が中止になった来希は「今回、来希に勝ったら50万円ということで僕自身凄い仕上がっていたんですけれど、対戦相手が怪我してなくなってしまって申し訳ないなと思っています。皇治さん、TEAM ONEが全勝できないって悔しいですね。皇治さんを引き継ぐのは僕しかいないって思っています。僕、今回の試合めちゃくちゃいい勝ち方してどうしても言いたいことがあったので、ちょっと今言わせてもらおうかなと思っているんですけれど、宮田さん、僕2月28日に試合したじゃないですか。宮田さんから言われた言葉がどうしても腑に落ちてないので、7月25日にKrushあるじゃないですか。だから僕、汚名返上したいなと思って。僕の価値が上がるような、自分を認めてもらえるような選手になりたいので誰でもいいのでKrushで試合させてくださいよ」とアピール。  宮田充Krushプロデューサーは「この間のようなつまらない試合だと本当にお払い箱になるので、心して。KO勝ちだったらファイトマネー払う。KO負け、判定負け、ドローはファイトマネー無し。それでどうですか」と提案し、来希は「僕、それで使ってもらえるならやらせてください」と承諾した。 [nextpage] ▼第12試合 -85.0kg級 キックボクシング 3分3R〇山口ショータTKO 1R×阪本幸一 2025年9月のK-1での試合を最後に引退を表明していた、クルーザー級の山口が参戦。  1R、左右ローの蹴り合いからジャブを伸ばしていく山口。右フックで迎え撃つ阪本。右カーフと右インローを蹴る山口に阪本は三日月蹴りを返す。ガードを高く上げてじりじりと前に出る山口が右ヒザを突き刺すと阪本の動きが止まり、左フックからの右フックで阪本はダウン。  山口はガードを合わせるような至近距離から右カーフ、ジャブ、右ストレートからの左フックで山口が2度目のダウンを奪い、ここでレフェリーがストップ。山口の圧勝TKO勝ちとなった。 「ただいま、格闘技」とマイクを持った山口は「僕の師匠的な存在でもある宮田(充)さんが解説に入ってきたりとか凄い緊張してプレッシャーも凄かったんですけれど、K-1でセミファイナルやらせてもらってKrushでメインでタイトルマッチやらせてもらって、で、NARIAGARIですよ。むちゃくちゃ面白い人生じゃないですか。タイトルマッチまで落とすんですよね、これが山口ショータです。 人生ってみんなが上手くいくものじゃなくて、ほとんどの人が上手くいかないと思います。僕はそういう人たちの希望になりたいと思って復帰を決めました。なのでセンスもないし、空手しかやったことなくて、5歳からずっと空手をやらされて、初めて自分でやりたいと思ったのがキックボクシングなんですね。なので自分のやりたいこと、自分の人生の主人公は自分なので、自分のやりたいことを周りの目、言葉を気にせずアンチも気にせず、ぶっちぎって自分の人生を歩みましょう」と語った。 [nextpage] ▼第11試合 -55.0kg級 キックボクシング 3分3R〇直哉KO 3R×YU-MA ▼第10試合 -83.0kg級 キックボクシング 3分3R〇KANG HOSA判定×田中一矢 ▼第9試合 -75.0kg級 キックボクシング 3分1R延長1R×吉村延長1R KO〇尾坐原岳斗※尾坐原岳斗はNARIAGARI賞を受賞。 ▼第8試合 トライアスロンルール -67.5kg級〇守谷佑介KO 2R×木下勝利※守谷はMVPを獲得。 ▼第7試合 トライアスロンルール -67.5kg級×大泉 翔KO 1R〇吉澤颯馬 ▼第6試合 -57.0kg級 キックボクシング 3分3R秋山莉央KO 1R坂本 竣 ▼第5試合 -55.0kg級 キックボクシング 3分3R〇川本勝一郎判定×中田悠斗 ▼第4試合 -57.5kg級 キックボクシング 3分3R×後藤 力TKO ※ドクターストップ〇松本陽勇 ▼第3試合 NARIAGARIルール -65.0kg級 キックボクシング 3分1R延長1R×マナブ判定〇坂口宇宙 ▼第2試合 -55.0kg級 キックボクシング 3分3R×光希判定〇木下仁哉 ▼第1試合 NARIAGARIルール -55.0kg級 キックボクシング 3分1R延長1R〇万次郎判定×松田 傑 ▼プレリミナリー NARIAGARIルール -67.5kg級 キックボクシング 3分1R延長1R×坂口大地判定〇原渕鳳晟
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