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2024年12月29日(日)大阪・住之江区GORILLA HALL OSAKAにて開催の『プロ修斗2024 FINAL in OSAKA』の対戦カードが発表された。既報の「環太平洋バンタム級チャンピオン決定トーナメント決勝戦」 野瀬翔平vs.ダイキライトイヤーに加え、世界ストロー王座決定戦で田上こゆると旭那拳が激突する。
▼修斗世界ストロー級チャンピオン決定戦5分5R
田上こゆる(同級世界1位/BLOWS)
旭那 拳(同級世界2位/THE BLACKBELT JAPAN)
修斗世界2階級王者・新井丈(和術慧舟會HEARTS)がフライ級タイトル防衛に集中するためストロー級の王座を返上。
大阪大会で、世界1位の田上こゆる(BLOWS)と同級2位の旭那拳(THE BLACKBELT JAPAN)との間で「ストロー級王座決定戦」が行われることとなった。5月大会以来の再戦となる。
2023年11月に沖縄で開催された『THE SHOOTO OKINAWA Vol.9』で泰斗に勝利した旭那が田上に対戦を要求。当時、旭那が田上よりランキング上位におり、逆下剋上発言が話題となったが、両者は、5月19日のニューピアホール大会で対戦。
田上が打撃で旭那を圧倒し、1R KOに下している。あれから7カ月。今回はストロー級のベルトを掛けての5分5Rの再戦となるが、立場は逆転し、田上が旭那を迎え撃つ形となる。
前回は怪我からの復帰戦であった旭那は、今回は万全の体制で挑むが、田上は地元大阪で戦える地の利と前戦からの良いイメージで迎え撃つため、アドバンテージはやや高いと言えるだろう。抜群の身体能力を活かしたハイスピードの打撃が主武器の田上が再び返り討ちにするか。それとも師匠・松根良太譲りの隙のないトータルバランスで勝負する旭那がリベンジを果たすか。
2024年大トリを飾る世界ストロー級王座決定戦・田上こゆるvs 旭那拳のリターンマッチに注目だ。
▼フェザー級 5分3R
山本健斗デリカット(同級世界6位/総合格闘技道場コブラ会)
青井太一(心技舘)
その他にも前回の大阪大会で松浦真実也を倒し復活を果たした山本健斗デリカット(同級世界6位/総合格闘技道場コブラ会)と、9月の新潟大会で秒殺KOで勝利したフェザー級の新星・青井太一(心技舘)が、5分3Rで対戦。
▼フライ級 5分2R
高岡宏気(同級世界5位/FORCE GYM)
渡辺健太郎(直心会生野道場TK68)
さらに、勝っても負けても前のめり“浪速の熱血漢”渡辺健太郎(直心会生野道場TK68)が地元大阪大会に久々の出場。2連勝で波に乗る高岡宏気(同級世界5位/FORCE GYM)と対戦する。
渡辺は約4年ぶりとなる前戦でKO負けを喫しており、結果次第ではこれがラストファイトになる可能性もあるだろう。長年大阪の修斗を盛り上げ支えてきた渡辺健太郎と、香川県高松市から乗り込む高岡とのフライ級・5分2R戦だ。
▼バンタム級 5分2R
青柳洸志(同級世界7位/修斗GYM神戸)
西村大地(BLOWS)
そしてバンタム級で、青柳洸志(同級世界7位/修斗GYM神戸)が2017年に黒星を喫した西村大地(BLOWS)との再戦が決定。青柳はエダ塾長こうすけ、藤川智史、奇天烈相手にいずれも判定3-0で3連勝中。西村は、2019年11月に藤田健吾に判定勝ち以降、3つのドローを挟み4敗と白星から遠ざかっており、勝利を掴み取れるか。
▼女子50kg契約 5分2R
Fukky(修斗GYM神戸)
嶋屋 澪(SISU MMA&BJJ)
また、12月15日新宿FACEで行われる女子修斗COLORS vol.4に続き、今回の大阪大会でも女子の一戦が決定。
2023年度新人王で、2016北斗旗全日本空道体力別選手権優勝の肩書を持つFukky(修斗GYM神戸)と、COLORS vol.3で行われたトライアウトをKO勝利で飾りプロ昇格を果たした嶋屋澪(SISU MMA&BJJ)が対戦。女子選手ながら倒せる打撃を持つ二人だけにKO決着の可能性も高い注目の一戦だ。
2024年修斗のフィナーレとなる12.29 GORILLA HALL OSAKAダブルチャンピオンシップに注目だ。