(C)ONE Champiosnship
ONE Friday Fights 89
2024年11月29日(金)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTにてLIVE配信
▼第3試合 ONEバンタム級キックボクシング 3分3R
〇ウザイル・イスモイルジャノフ(ウズベキスタン)
判定2-1
×力斗(TEAM PREPARED)
力斗は空手をバックボーンに持ち、初代大和フェザー級王者。2022年5月のKrush-EXでKO勝ち、8月のK-1で判定負け。2023年4月からは『KNOCK OUT』に参戦し、初戦は大谷翔司にKO負けもその後は庄司啓馬、カン・ジュヒョンに勝利している。2024年2月の『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』では般若HASHIMOTOから判定勝利を収めた。ダウンを獲るか獲られるかの「ダウン発生率100%」男。
対戦相手のイスモイルジャノフは身長180cmで25歳と若く、2024年10月の『ONE Friday Fights 82』初参戦ではチャマ・スーパーボン・トレーニング・キャンプ(タイ)に判定負けしている。2年間、タイで練習を積んでいるという。
1R、イスモイルジャノフはサウスポー。力斗は左へ動きながら右ロー、右ミドル。イスモイルジャノフもすかさず左ミドルを蹴り返す。力斗が圧をかけてイスモイルジャノフをコーナーへ詰めると右ローをイスモイルジャノフの奥足へしっかり当てていく。イスモイルジャノフは前へ出ながらの左ミドルから、そのまま回転してのバックハンドブロー。さらに左ミドルを蹴って来るイスモイルジャノフに力斗は右インローを狙い撃ち。イスモイルジャノフは左ミドルを蹴りつつワンツー。力斗はいい圧をかけて前へ出て行き、イスモイルジャノフが左ミドルを蹴ると必ずローを蹴り返す。
2R、力斗は左カーフキックと右ロー、イスモイルジャノフは前へ出てきての左ミドル。力斗はローをフェイントに左右フックも放つがパンチは空振り。イスモイルジャノフは鋭い左ストレートを繰り出す。徹底して右インローを蹴る力斗にイスモイルジャノフは下がりながらジャブ、左ストレートを出すが力斗の右ストレートに大きく後退。イスモイルジャノフは下がりながら相手をよく見ての左ミドル。力斗は前へ出てパンチを放っていくが、目立ったヒットはない。終盤には力斗が右ボディストレートを当てる。
3R、前へ出る力斗に左ミドルを蹴っていくイスモイルジャノフ。力斗は前へ出ると同時に右ボディストレートから左フック。右インローと右ボディストレートで前へ出る力斗は、サウスポーにスイッチして左カーフを連発する。右フックから左カーフを蹴る力斗は何度もアタックを仕掛けるが目立ったヒットは奪えない。下がるイスモイルジャノフに左カーフを蹴ると、イスモイルジャノフは左ストレートを返して力斗はバランスを崩す。力斗が右ローから右ストレート。3Rは力斗の攻撃が目立った。