海外MMAファイターとの対抗戦形式でワンデートーナメントが行われる（C）BreakingDown
2024年12月8日(日)さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ『BreakingDown 14』の目玉企画「フェザー級トーナメント」のオーディション裏側密着動画が、BreakingDownの公式YouTubeチャンネルにて公開された。
海外選手4名はいずれもUFC関連の大会で試合をしたことがある選手で、「BreakingDownvs.元UFC」がテーマとなる。
オーディションに登場した海外選手4名に、BreakingDownの主力4名が対戦相手に名乗りをあげていき、1回戦の組み合わせは井原良太郎vs.タイソン・ナム、細川一颯vs.アラン・べゴッソ、YURAvs.ピーター・ダネソ、NAOvs.キャメロン・エルスとなった。
BreakingDownバンタム級王者・井原良太郎は「全然余裕で俺の方が強いと思う、キックだったら。喧嘩自慢がUFCファイターを倒すというところのストーリーまで全部見せますよ」と自信満々。
対するナムは2019年9月からUFCに参戦し、 セルジオ・ペティス、カイ・カラ＝フランス、マット・シュネルらと対戦。2023年7月の試合を最後にリリースされるまでUFCで3勝5敗の戦績を持つ。「彼はアグレッシブだが我々プロファイターのスキルには到底及ばない。プロとアマチュアのファイターを比べているんだ。大きな差がある。簡単にKOするよ」としている。
BreakingDown4戦全勝で喧嘩自慢100人企画で頂点に立った細川は「僕より全然身体が小さいなってイメージ。スピードも多分僕の方がある。腹にヒザ入れてKOしたいですよ。自信しかないし、早く試合がしたい」と、ヒザでの予告KO。
対するベゴッソは『DWCS2022』で現UFCバンタム級のファリド・バシャラートに判定負け、LFA戦績は4勝3敗。「俺は仕事をするために、楽しむために来た。誰とやるかなんて関係ない。契約書にサインした。誰が来るかなんて知らない。いま知ったんだ。だから関係ない。きっと楽しいことになる」と、相手は誰でもよかったとコメント。
RISEでも活躍するプロ14戦無敗でBreakingDownでは4勝2敗のYURAは「動画見たんですけれど、ちゃんと強かった。よく分からない相手を選ぶぐらいだったら、一番強い人を選んだ方がいいかなと思って。前回みたいな感じでめちゃくちゃ盛り上げる試合をして優勝する」と、一番強い相手を選んだとする。
その相手ダネソは『Road to UFC』にフライ級に出場し、初戦は飛びヒザ蹴りで勝利も2戦目でリアネイキドチョークで敗れている。『ONE』ではWarrior Seriesで2敗もFriday Fights 4でTKO勝ちした。「タイでは14戦無敗なんて大したことない。僕もムエタイのプロの試合は20戦くらいしているけれど、タイでは100戦くらいして89勝13敗。彼はいい選手だけれどまだ強い選手に当たってないだけだ」と話す。
そしてBreakingDownライト級王者のNAOは「打撃だけの技術だったら負けてないと思うので、そこは自信あるので。フェイスオフの時に目を見るとちゃんとファイターだなって目立ったので、リスペクトを持ってぶっ倒しにいきたいと思います」と宣言。
対戦相手のエルスは『UFC FIGHT NIGHT』には2020年10月と2022年4月の2度出場している。「俺は目を見れば心を読むことが出来る。あいつはパニックになっていた。あいつは気付いたんだ。目の前にいるのは本物だと。イージーファイト、イージーマネー」と、NAOはビビっていたと言い、“イージー”だとした。
1分間の立ち技打撃だけの試合であれば、UFC関連の大会に出場したプロMMAファイターにも勝てると豪語するBreakingDown勢。相手にならないと余裕を見せる海外勢。ワンデートーナメントで最後に生き残る一人は誰になるのか。
