安保vsガルシア プロフィール
◆ライアン・ガルシア、出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州、生年月日:1998年8月8日、身長:174cm、体重:69.4kg 、所属:ゴールデンボーイ・プロモーションズ
元WBC世界ライト級暫定王者。KO力のあるパワーとスピードを武器とするオーソドックスのボクサーファイター。アマチュア215勝 15敗、プロ24勝(20KO)1敗1NC。16年6月プロデビュー。21年1月、ルーク・キャンベルとのWBC世界ライト級暫定王座決定戦で7R左ボディブローでTKO勝利し、王座獲得。しかし4月メンタルヘルスの問題を公表し7月のフォルトゥナ戦を欠場、WBC暫定王座剥奪。23年4月、WBA世界ライト級レギュラー王者ジャーボンティ・デービスとの136ポンド契約ノンタイトル12回戦でKO負けし、キャリア初黒星。12月、オスカル・ドゥアルテとのWBAスーパーライト級ゴールド王座決定戦が予定されるも143ポンド契約を要望し、ノンタイトル12回戦で8R KO勝利。今年4月、アマチュア時代からのライバル、デビン・ヘイニーが保持するWBC世界スーパーライト級王座挑戦も体重超過(約1.4kg)、公開計量時のビール一気飲みパフォーマンスで物議を醸す。試合ではヘイニーから3度ダウンを奪う判定勝利を挙げるも試合後にドーピング陽性で無効試合となり1年間の出場停止処分に。7月、パッキャオvs.安保を生観戦すると試合後のリングに上がり「3RでKOできる」と宣戦布告。その宣言通りに、"The Flash"の異名のごとき閃光の拳で安保をリングに沈められるか。
◆安保瑠輝也 Rukiya Anpo、出身地:日本 兵庫県、生年月日:1995年10月29日、身長:180cm、リーチ:185cm(73inc)、体重:69.4kg、所属:MFL team CLUB es
幼少期より弟の璃紅とともに空手で実績を残す。小学5年時にK-1を目指しグローブ空手に転向。12年8月のKrushでプロデビュー。19年6月、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレックに延長判定勝利で第4代王者に輝くも、自らダイレクトリマッチを志願。12月に再び接戦を制し初防衛に成功した。20年9月、3度目の防衛戦で山崎秀晃に1R KO負けで王座陥落。21年9月、第2代K-1ウェルター級王座決定トーナメント決勝戦で野杁正明に3R KO負け。連勝後の22年6月、THE MATCH 2022でRISEの山田洸誓に判定勝利。23年5月、初参戦のRIZINで元K-1王者ブアカーオ・バンチャメークと引き分け。木村ミノル戦が相手のドーピング陽性で頓挫すると、大晦日にMMAに初挑戦するも久保優太に1R一本負けを喫した。今年7月、負傷欠場の鈴木千裕に代わりマニー・パッキャオ戦のチャンスを掴むと、世界6階級覇者をぐらつかせる場面も創出し、ドロー決着ながらも「判定なら安保勝利」という声も上がるほどの善戦を見せ、パッキャオからもその実力に太鼓判を押された。今回、出場停止中ながらもキャリア全盛期の問題児ライアン・ガルシアを相手にアップセットを成し遂げ、世界のボクシングファンに存在を知らしめる。